子供虐待のニュース、最近よく目にします。「しつけの一環だった」「しつけが行き過ぎてしまった」・・・虐待して捕まった親がよく言う言葉でもありますが・・・虐待としつけってどう違うんでしょう?
私も2人の子を持つ親です。もちろん子供が悪いことをしたら叱ります。でも親も子供が生まれて初めて親になったわけで、子供が幼いように、親としてもまだ幼いんです。
虐待する親としつけをしてる親、どこがどう違ってるんでしょうか?虐待としつけとの境界線を説明しつつ、これは虐待?しつけ?その疑問についてお話していきたいと思います。
目次
しつけと虐待の境界線は?
- 子供に愛情があるか?
- 親の感情で怒ってないか?
- 身体的・精神的・性的に追い詰めるものは虐待
- 子供の気持ちが見えてるか?
以上4つのポイントが境界線となってるように感じます。子供を傷つけてしまうのはもう虐待です。それは身体的だけでなく、精神的、性的にもそうですが、子供の気持ちが見えず、自分の気持ちが昂り、感情で叱ってしまう・・・これは危険ですね。
置き去り・閉め出し・閉じ込めは?
昔なら、こういうしつけをしてるご家庭はよくあり、一般的な叱り方でもありました。ですが、これは場所や時間、環境も大きく左右します。事件であった山に置き去り・・・これは場所が悪かったのもありますね。そして、何よりいけないのが、置き去りした子供から目を離したこと。
子供は親が想像もつかない行動をとることがあります。一歩間違うと命にも関わります。では、絶対に安全が確保された置き去り・閉め出し・閉じ込めってあるのでしょうか?
私も閉め出しをしたことがあります。「そんなに言うことがきけないなら出ていきなさい。もう、うちの子やめる?」そう言って・・・子供はしばらく泣いていました。私は別な窓からこっそり見ていました。
でも、今の時代、通報されることもありますよね。ご近所にどんな人が住んでるかも分からない世の中ですから。うちはたまたまご近所付き合いしていて、「皆そうやって子育てしてきたんだから」と言ってくれる、ご年配の方が多いんですが・・・。
子供が、なぜ親がそこまで怒ることになったのか?理由を考えられるようになったらいいんですけどね・・・なかなか親の思いは届きません・・・。
叩くのはアリ?ナシ?
本来なら、叩くのは暴力です。その力加減にもよりますが・・・。これには賛否両論あります。怪我をするまで叩く、これは完全に暴力なのでナシです。手加減して叩く・・・親も人間です。感情をコントロールできるでしょうか?
昔の子は悪さしたらよくお尻を叩かれていました。よく昭和のテレビやアニメでも目にしますよね。これは何故か?お尻は一番脂肪が多く、痛みを感じにくく、怪我しにくい場所なんです。言っても分からない場合は、痛みを持て子供にしつける。
「叩かれた経験のない親は、子供の叩き方も知らず、結果加減が分からず暴力になってしまうことがある。」こういう意見もあります。確かに・・・と頷ける点も・・・
最後に
- 子供に愛情があるか?親の感情で怒ってないか?子供の気持ちが見えてるか?それが虐待としつけとの境界線
- 身体的・精神的・性的に追い詰めるものは虐待
- 後悔するような叱り方をしない
私もよく子供のしつけに関し、ママ友と話しをします。何が正解ってないんですよね。ただ、子供に怪我を負わせてしまう、死なせてしまう、それは親失格、完全なる虐待です。でも、親もしつけと虐待のギリギリのところで一生懸命に子育てをしてるんですよね。
本当言うことをきかない時期、何を言っても反抗的な時期ってあります。親も忍耐です。それが一生続くわけではないんですから。甘やかすのではなく、子供と一緒に親も成長していきたいですね。
byちゃあ