赤ちゃんが寝返り中に変な体勢になり、その後しばらく動かなくなった!でも泣かないので大丈夫!と思っていたらその後指が骨折していたことがわかった!
泣かないのでそのまま気づかずに時間が経過して後から骨折していたことが判明したという話が過去にも事例としていくつもあるようなんです。
骨折は後から気づくのと早期に発見してあげるのでは全然違います!誰よりも先に大人が気づいてあげることで早期対策を取れるように今回は
- 赤ちゃんは骨折しても泣かないの?
- なんで泣かないの?
- 骨折だと見極める方法はあるの?
など、今回は赤ちゃんの骨折に関するお話をいくつかしていこうと思います。
目次
赤ちゃんは骨折していても泣かないことがある?
泣かない赤ちゃんの骨折の多くは大人のように骨がポキッと折れるというよりは、骨が歪んだと考えてください。これも実際は赤ちゃんの骨折の一種です。
そのため、大抵の赤ちゃんは骨が折れた時(骨が歪んだ時)は一瞬痛くて泣くけれど、しばらくたつとすぐに痛みが引く(痛みに慣れる)ので泣き止見ます。見ている親にしてみれば
- なんで泣いたの?
- 痛かったようだけどもう大丈夫なの?
- お腹が空いただけだったの?
- 寂しかっただけだったの?
などと他の理由を感じてしまい、骨折自体には気づきにくいのが現状のようです。
赤ちゃん自身がすぐ泣き止んだり、初めから泣かないようであれば大半が骨折していてもすぐさま命に関わるような大掛かりな骨折ではありません。ただし泣き止まない場合や大泣きをするほどの場合はすぐさま病院で診断してもらってください。
しかし赤ちゃん自身もどこか違和感を感じているはずなので、必ずなんらかのサインは出してきます!そのサインに気づいてあげることが骨折を早期発見する手立てだと考えてください!
赤ちゃんの骨折の症状は?
浮腫
顔や手足などの末端が水分により痛みをともわない形で腫れる症状のことを言います。これはいわゆる浮腫(ムクミ)の一種だと思ってください。
赤ちゃんの場合、浮腫は見つけにくいですが血管が詰まっていたり、リンパが圧迫されて起きているものなので少なくとも肌の色味に変化が見られます。
骨折かもと思われることが起きた後は、患部が必ず腫れてきていないかしばらく経過を見ることが大切です。
ぐったりしてきたり、嘔吐する場合
骨折以外の原因も考えられますが、骨折によってどこかが圧迫されていることによって起きていると考えられます。衰弱してきていることは確実なので早々に病院へ行ってください!
正常な方向へ向いていない場合(関節や指)
これは関節などに出る症状ですが、通常まっすぐ向いていなければならない指なんかは見てすぐにわかる症状で骨折の可能性があります。
骨折箇所が硬直してくる場合
骨折した瞬間にはでない症状です。
これは指や手足を急に動かさなくなったり、寝返りを打たなくなったりとなんらかのいつもと違う動きを見せ続けます。要するに赤ちゃんも動けない!と考えてください!
赤ちゃんの骨折に早めに気づきたい!見分けるポイントってある?
一番わかりやすいサインは、骨折したかもしれないと思ったけどすぐに泣き止んだ!しかし、その後抱きかかえようとしたらまた泣いた!というパターンです。
骨折の疑いがある箇所を触ると泣いたり、いつものように抱き上げると意味も泣く場合は骨折の疑いがあるので病院で診てもらうと安心ですね!
ママが抱っこしようとすることは無理に動かそうとしているも同然なので痛みが出て泣きます。いつもと同じ行為をママがした時に、赤ちゃんがそれに反応を見せて、毎回その動きをする度に泣くようであれば骨折の疑いがあります。
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まとめ
- 赤ちゃんは骨折しても泣かない場合がある
- 見た目にわかる骨折の症状は4つ
- 赤ちゃんの骨折をいち早く見極めるにはいつもとの違いを見つけること
いかがだったでしょうか?赤ちゃんはとても繊細なので痛いから泣く!というよりは違和感が出ると必ず何らかのサインを出してくれます。
もしも骨折かも?と疑いが出た場合にはいつもとどう行動が違うのか?親がいち早く見極めてあげることが早期発見につながります。そのためいつもの生活の中で我が子の行動パターンを覚えておくことは大切だと言えますね!
骨折は起きてはならないことですが、もしもの時はじっくり焦らずいつもと何か変わったところがないか観察してあげましょう!