親も子供が生まれて初めて子育てを経験します。どうやって叱ればいいのか?手探りです。自分はこうやって育てられてきたから、悪い事したら叩くのだってあり!でも、昔とは考えも違い、叩く=虐待ととられることも・・・。
私も日々この子育てに悩んでいますが、第三者に指摘され、子育ての間違いに気付くことも・・・
今回は、子供のしつけについて
- しつけって何?
- 叩くのはどうなの?
- 叱らない子育て
以上についてお話したいと思います。一緒に子育てについて考えるきっかけになればと思います。
目次
しつけとは?
しつけとは、してはいけないこと、危険な事、礼儀、作法を教えることです。
メリハリをもって注意をしてからそれでもやめない時は、しっかりと目をみて強い声で怒るというのです。このお母さんは「何歳であろうが、大人が順序だててしっかり向き合えばしつけは出来る」と言っていました。
よく「うちは叱らない子育てをしてるから」とおっしゃるお母さんいらっしゃいますが、じゃあ、どうしてしてはいけないこと、危険な事、礼儀や作法を教えてるのか?疑問でもあります。子供って言ってすぐ聞いてくれること・・・少ないですよね。
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叩くのはしつけ?虐待?
よく子供を虐待死させたニュースを目にします。そしてその親が言うことが「しつけの一環だった」・・・。これ、絶対しつけの度を超えてますよね。間違いなく虐待です。
しつけは何のためにするのか?誰のためにするのか?私は、子供のためを思って叱るのはしつけ。時には手をあげる場合もあります。ですが、もちろん加減をします。怪我をするほど叩いたら、それはもうしつけではありません。虐待です。
叩く時に、本当に子供のことを思ってやってるのか?自分の感情が入ってないか?という点です。親だって未熟です。イライラして感情が出てしまいます。それをいかに自分の感情を押し殺し、しつけられるか?そこが重要になってくるような気がします。
叱らない子育てはどうなの?
最初の子を入園させて、すぐに先生から呼び出しが入りました。恥ずかしいことなのですが、先生が申すに我が子は「注意」と「怒られる」の区別がないと伝えられました。そして先生から「家で全然叱っていませんね」と厳しくご指摘を受けたのです。
正直 驚きました。「叱らない子育て」を実行していたので常に穏やかな環境を目指していた我が家でしたから、ガツンと一撃を受けた衝撃でした。しかし、先生がおっしゃるには訳がありました。
声を大きくださないで育てていたので数十人を束ねる環境に放り込まれ突然先生から大声をだされた事に感情のコントロールがとれていません。
勿論、先生も穏やかに大声を出さないで保育が進められるのは望んでいます、しかしそうは進まないのが小さい子達穏やかな育児は大変素晴らしい事ですが今後、我が子は世の中を生きていく中公共の場に立てば、大声の環境や注意と怒りが錯綜した社会を歩むものです。
いつまで我が子を守るのか。大声の注意や怒りの投げかけは「命を守る」サインである時も多々起きるでしょう。一人目育児であり、お友達とそんなに交わる親子関係でもなかったため、本当に日々穏やかでした。今の騒々しい生活を思うと、信じられない穏やかな一人目育児でした。
ところがそこに「穴」がありました。先生にお話しを頂き、反省する思いとどこかでも、という反発も残りました。しかし「先生の立場」を考えてみれば当然のことであり、園から小学校に進学する未来を思えば当然の事であり、そうそうに見直す機会を作ってくれた先生に感謝だなと思いました。
これが全てではありませんが、絶対的自信を持っていた子育てにも、第三者の指摘によって気付けることってあるんです。このことから学べることは、叱り方に正解はなく、自分が正しいと思っていても間違いな場合もある。
周りの意見を受け止め、広い目で子供を見つめ、叱ったり、しつけをしていくのがいいのではないでしょうか?
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最後に
- しつけとは、してはいけないこと、危険な事、礼儀、作法を教えること
- 自分の感情で叩くのは虐待
- 怪我するまで叩くのは虐待
- 誰の為を思って叱るのか?叩くのか?そこが大切
- 第三者の意見で子育ての間違いに気付くことも
子育てに絶対的な自信はあってないようなものです。自信をもって子育てしているつもりでも、間違ってることはあります。第三者の意見を聞き入れることも重要です。
自分の子育ては正しかったかどうか?子供が成長し、子供が親になり、そのまた子供が親になり・・・結果は出るんでしょうか?でも、しつけ、子育ては愛情があってこそです。そこを忘れずにいたら、子供に親の気持ちが伝わる・・・といいですね。