赤ちゃんが生まれてすぐに目やにに悩まされる人、実は多いんです。
実は私もその一人なんです。朝赤ちゃんが目を覚ますと、目が開かないくらいにびっしり目やにが!!何が起こっているのかわからず、慌ててしまった記憶があります。
そこで今回は赤ちゃんの目やにの原因をまとめてみようと思います!
なかなか目やにの原因って知らない事が多いですけど、これを見れば赤ちゃんの目やにの原因が一発でわかりますよ!病院に行く目安も一緒に紹介します!
目次
赤ちゃんの目やにの原因5選!
しかし、赤ちゃんの目やにが黄色や緑色になっている場合、何らかの目のトラブルが起こっている可能性があります。大きな原因としてあるものを順番に紹介していきますね!
花粉やホコリ
空気中を漂う花粉やほこり、これらは赤ちゃんにとってゴミとして処理されるため、目に入った花粉やホコリを排除しようと目やにが出てくるのです。
風邪
風邪をひくとウィルスや細菌を体外に出そうと鼻水が出てきますが、その鼻水を通ってウィルスや細菌が涙腺にたどり着き、目の粘膜にも感染してしまうのです。
目は鼻とつながっており、目からもウイルスや細菌を排除しようとして、目やにがたくさん出てくるようになります。
結膜炎
白目が充血したり、黄色い目やにが出ることから症状が始まり、ひどくなると、目やにがびっしりこびりついて、目が開けられなくなることもあります。
- 細菌性結膜炎
- ウイルス性結膜炎
- アレルギー性結膜炎
細菌性結膜炎
- 黄色ブドウ球菌
- インフルエンザ菌
- 肺炎球菌
などの細菌に感染することで起こる結膜炎です。汚れた手で目をこするなどして細菌が結膜に入ることで発症します。
- 白目が赤く充血する
- ねばねばした黄色っぽい目やにがたくさん出る
- 目の痛みがある
ウイルス性結膜炎
目をこする、プール遊びなどを通して結膜に感染することで発症します。通称「流行り目」とも言われています。
- 白目が充血する
- まぶたが腫れる
- 目がゴロゴロする
などの症状が起こります。このウイルスはエンテロウイルスといって
- アデノウイルス
- 手足口病
- へルパンギーナ
などを引き起こすウイルスになります。風邪症状の他に目の異常を感じた場合はこれを疑うべきでしょう。また感染力が強いので、家族が感染したりした時は注意が必要です。
アレルギー性結膜炎
アレルギー体質の赤ちゃんの場合、花粉やハウスダストなどのアレルゲンが目に付着することで、結膜炎を発症することがあります。
- 目やにや充血
- 目のかゆみが強く出ること
- 鼻水やくしゃみを伴う場合も多い
生まれたばかりの赤ちゃんが発症することはあまりなく、3~4歳くらいから発症することが多いと言われています。
さかさまつげ
赤ちゃんのまぶたは脂肪がついているため、まつげが内向きになる傾向があります。その結果、まつげが眼球に触れた状態がさかさまつげです。
まつげが内向きに生えていて眼球に触れるため、異物として目も捉え、目の充血や目やにとして出てきます。
動くようになり、引き締まってくる2~3才ごろには自然に外向きになって治っていくことが多いそうです。
鼻涙管閉塞症(びるいかんへいそくしょう)
関連記事)鼻涙管閉塞の赤ちゃんの治療は?うちの子供のブジー体験
- 目が潤む
- 涙があふれる
- 目やにが頻繁に出る
涙が鼻のほうへ流れないので、常に涙目になり、朝になるとかなりの目やにが出ます。
軽度の場合は目薬やマッサージで改善されますが、重度の場合はブジーと呼ばれる処置が必要になります。
赤ちゃんの目やに!病院を受診する目安は?
白い目やに
目頭を中心に出てきて、乾燥したら粉っぽくなるのが特徴です。問題ない目やになの清潔なガーゼなどで拭いてあげるだけでいいでしょう!
黄色い目やに
結膜炎を引き起こしている可能性があります。病院を受診しましょう!
拭き取ってあげた場合、指先についたウィルスや細菌を放置しておくと、お母さんも感染してしまう恐れがあるので、必ず手を洗いましょう。
粘り気のある目やに
赤ちゃんの目やにを取ろうとしたら、糸を引くように粘りがある場合も、ウィルスや細菌に感染している恐れがあります。
特に、目頭の目やにを取るときに糸を引くことが多いので、取り除くときに意識して観察してみて下さい。
目の充血
明らかに目が充血しているときは、結膜炎を引き起こしている可能性があるので早めに受診した方がいいでしょう!
また、白目の部分は異常なくても目の下を軽く引っ張って、真っ赤なようなら充血しているサインと言えますので、病院できちんと診察を受けるようにしてくださいね。
最後に…
- 花粉やほこり
- 風邪
- 結膜炎(アレルギー性結膜炎・細菌性結膜炎、ウイルス性結膜炎)
- さかまつげ
- 鼻涙管閉塞症
目という専門的な部位に関しては自己判断が一番怖いものです。大したことないと思っていても、鼻涙管閉塞症のように隠された先天性な病気が見つかることもあります。
問題のない目やになら、こまめに拭き取ることを意識しましょう!
目やにの状態でなかなかわからないという場合は、迷わず病院で意見を聞くことでママも安心できますね。
気にしすぎなんて事はありません!是非参考になさってくださいね♪