ママ
早く宿題やりなさいって言ってるでしょ!
あ〜、はいはい。
ママ
空返事しないで、さっさと動く!

チッ。

(ボソッ)うるせぇ〜・・・。

ママ

今なんつった!

いい加減にしないとぶつよ!

出た!

鬼婆!!

 

幼稚園の頃は可愛く甘えん坊だった我が子が、小学生になった途端、イライラの対象に・・・。

 

 

先輩ママ

あなただけじゃありません!

我が家も一緒!

 

よその子は落ち着いて見えるのに、どうして我が子だけこんなにもいうこと聞かず、私はイライラしているのか・・・。

夫がもっと相談に乗ってくれたらいいけど、「男の子はそんなもんだよ」で済まされ、非協力的だと、さらにイライラはアップしちゃいますよね。

そんな負の連鎖が子供にも伝わるようで、親子揃って常にイライラなんてこと、あなたのご家庭だけではありません。

 

今回は、小学生の男の子にイライラしているママさんに向け

  • 小学生男子の特徴
  • 向き合い方(対処法)
  • 皆の実体験

など、気になるあれこれをお話ししたいと思います。

向き合い方については、実際に私がすべて実践してみた効果もお伝えしますね。

 

私自身、「子供を殺してしまう親の気持ちはわからないけど、虐待してしまいそうになる気持ちはわかる。」

そうママ友数人と話すこともありました。

常にママは、限界のところで戦っているんですよね。

ただ、私はこのイライラピーク時期を乗り越え、だいぶ楽になりました。

これを読んですべてが解決するわけではありませんが、一つの参考として、ママの気持ちが少しでも楽になるよう、手助けできれば幸いです。


目次

小学生の男の子!どんな特徴がある?

ママ

もう、いうこと聞かないし、反抗的だし、理解できないわ。

こんなの、うちの子だけなのかしら?

先輩ママ

いいえ、そんなことありません。

小学生男子の特徴について、少しお話ししますね。

  • 集中力がない(落ち着きがない)
  • 反抗的
  • 一度でいうことを聞かない
  • ムダが多い
  • 考えが幼い

中学生の頃から起こる思春期とは少し異なりますが、その前兆ともいえるべき中間反抗期のようなものが小学生時期に訪れます。

小学生の男の子

女の子に比べると、非常に幼稚的で「どうしていつまでたってもこうなの・・・」とイライラしてしまうママも多いでしょう。

ママは女性なので、この異性である息子を理解できないということが多いんです。

 

 

実際、私は我が子だけじゃなく、遊びに来る息子の友達にもイライラしていました。

揃いも揃って、どうして皆バカなことばかりして、いくら言っても聞かないのか・・・。

ママ
お宅は何をしたの?
先輩ママ

ちょっと目を離した隙に、新築の我が家でかくれんぼをされ、クローゼットにまで入って、棚を動かしてその裏に隠れたり。

汚い足でベッドに上がり、布団に潜っていたり・・・、床に傷をつけられたり・・・、雷を落としたのはいうまでもありません。

ママ
う・・・それは、イライラ爆発ね・・・。

小学生の男の子!どう向き合う?

ママ
もうイライラが限界で、家を飛び出したくなるわ。
先輩ママ

実際私は飛び出したことがあるけれど、数時間後に帰宅してみると、快適そうにゲームしていたわ・・・。

ママが逃げ出しちゃうのは、解決にならないのよね。

ママ
どう向き合えばいいのかしら?
先輩ママ
すべてがうまくいくかはそれぞれ違うのでわからないけど、いくつか対処法があるので、説明するわね。
  • ママと二人きりで出かけてみる
  • 褒める
  • 放置する
  • こういう時期だと諦めて気分転換

ママと二人で出かけてみる

二人きりで旅行なんて行ければ、時間的にも余裕が出るでしょうが、下に弟や妹がいるとそうはいきません。

  • 食事
  • 映画
  • 買い物(子供の買い物)
  • ゲームセンター
  • スポーツ観戦
  • テーマパーク

など、行き先は子供に希望を聞いてもいいでしょう。

最初は「うざっ」と言っていた子も、二人で長時間外にいると、落ち着いてきます。

小学生の男の子

二人きりの間は、どんなにイライラしても、怒りません。

ちょっと無表情で見つめれば、子供自身「しまった」と思うでしょうが、二人きりだと反抗しても逃げ場がないので、いつものような激しい反発は少ないことが多いです。

小学生の男の子

我が家の場合、二人で買い物に行き、息子の文房具やバックなどをみて回り、息子が行きたがった回転寿司に行きました。

いつも息子自身もイライラしていたものの、ランチする頃にはニコニコご機嫌に。

帰りには手を繋いで来るまでになり、子供の心に余裕と「ママが自分だけを見てくれている」という安心が出た気がします。

褒める

「褒めるところなんてあいつにはない」そう思うかもしれませんが、ちょっとしたことを見つけるのです。

  • テレビを消してくれてありがとう。
  • 言われずにお風呂に入ってくれ、すごい!
  • ご飯を全部平らげ、さすが!
  • 今日は「クソ」と言わなかった、えらい。
  • 脱いだ服を洗濯機に入れ、助かる〜!

当たり前のことをやっただけでも、褒めちぎるんです。

小学生の男の子

最初は「うるせーし」と言っていた子も、ちょっとしたことで褒められると、こそばゆくなるというか・・・「おっ、ママがいつもと違うぞ」と意識をします。

でも、少しずつ褒められることが快感にもなって来るんです。

先輩ママ
男の子は単純ですからね。

 

我が家の場合、褒めるところがなく、苦労しました。

ただでさえ態度が悪いのに、ちょっと「鉛筆の持ち方きれいね」と言ってみると、「うるせーし」と返して来る息子。

張り倒そうかと思いましたが、ぐっと我慢。

でも、褒めるところを1つ見つけ、2つ見つけしているうちに、私自身いいところを見つけることで心に余裕が生まれてきました。

「ああ、こんなことできるようになってたんだ。」

当たり前のことではありますが、

  • 一人で時間割を揃える
  • お風呂に一人で入り、蓋も閉めて来る
  • 自分のお茶は自分で注ぐ

少し前は全部してやらなきゃいけなかったことを、一人でするようになっているということに気づけました。

それ自体に気づけないほど、私はイライラして、この子のいいところを見失ってたんだなと。

放置する

これは最終段階で、私がやったことです。

それまでは、なんとかこの子が恥をかかないよう、失敗をしないよう怒っていましたからね。

  • 宿題をしなければ、やって行かずに怒られればいい
  • 寝なければ、夜更かしして、朝遅刻したらいい
  • ご飯を食べなければ、お腹が空いても知らない
  • 洗濯物を出さなければ、洗わない

育児放棄と言われればそうかもしれませんが、これを我が家の場合、3日間試すことに。

小学生の男の子

子供の方が根をあげ、「ごめんなさい、ちゃんとするので怒ってください。」

と言ってきました。

最初から怒っていない親がこれをやっても効果はないかもしれませんが、日々怒っていたママが急に怒らなくなると、困ることになるのは子供自身です。

 

私の場合、宿題しない子供を放置し、先に寝ました。

そして、もちろん朝起きれない。

「なんで起こしてくれんかったと!」

子供がキレても、「あなたはママのいうことは聞かないんでしょ。」

上靴や体操服を放置すれば、困るのも子供自身ですからね。

 

先輩ママ
ただ、これはあくまでもいつも怒っていたママが短期間やると、効果があることですよ。

こういう時期だと諦めて気分転換

これは、ママ友に聞いた方法ですが、この時期子供はいうことを聞かないもの。

そう思い、怒ってイライラしつつも、そのスタイルは崩さず、自分のイライラ解消法を見つけること。

 

彼女は、家にじっといるから余計イライラすると、働きに出るようにしたことで、イライラを発散できたようです。

ママのイライラ解消法としては、それ以外にも

  • 働きに出る
  • ママ友とランチをする
  • SNSにつぶやく
  • 趣味に没頭する
  • 買い物をする

などそれぞれあるでしょう。

小学生の男の子

私自身は、ママ友とランチをしつつ、愚痴を言い合うことで、「うちだけじゃないんだ。」

と、心に少し余裕ができました。

 

育児日記を読み返したりするのもオススメですが、我が子の場合、胎内記憶もあったので、それを思い返すだけでも私自身落ち着きます。

 

先輩ママ
ちなみに、これらのことを一通りやり、今落ち着きを取り戻した息子に聞いて見たところ・・・

二人きりのお出かけも特別感があって楽しかったものの、ちょっとしたことを褒めてもらえた時は嬉しく、ママが自分のことを見てくれていると感じたようです。

ただ、普段怒られることが当たり前になっていたものの、怒られず痛い目にあったことで、怒って欲しいと感じつつ自分自身ママに頼りすぎていたと思ったようですよ。

皆はどうやって向き合っている?

ママ

たしかに、常に私は怒っているからイライラしているのよね。

子供のためを思っているのに、それが叶わないから。

先輩ママ

そうなんですよね。

実際、皆は小学生の息子にどう向き合っているのか、いくつか紹介しますね。

この方は、ブログに書いておられるようですね。

ブログに書くことで、後で読み返し、「こんな時期もあったな〜」と冷静になると笑えるときも来るでしょう。

こちらは映画を見ることで冷静になり、その言葉が胸に響いたようですね。

色々いい映画はたくさんあるので、見てみるのもいいでしょう。

 

私は、

  • 「あの空を覚えている」・・・生きているだけで幸せなことなのに、もっと息子を見てあげなきゃと思える。
  • 「そして父になる」・・・この子が我が子だからこそイライラするんだと、大事に思えた。
  • 「おおかみこどもの雨と雪」・・・反抗期があって、親離れ・子離れして巣立つんだと実感。

などを見て、今を見つめ直し、冷静になれましたよ。

自分の小学生時代を思い出すと、我が子みたいな男の子、たくさんいたんですよね。

そう思うと、これが成長の過程なんだということよくわかります。

自分自身を見つめ直すと、結構似ているところがあったりするんですよね。

そう思うと、申し訳なくなっちゃったり・・・。

そう、親のいうこと聞かないで正常。

成長の証で、小学生の男の子はこんなものと思うと、また気持ちにも余裕が出るでしょう。

勉強問題でイライラする方は、第三者に任せたほうがいいという話、よく聞きます。

子供自身も親にああだこうだ言われるより、素直に聞きやすいですからね。

ママ
自分だけがこんなにイライラしているわけじゃない、そう思えるだけでも、心の余裕が違うと感じたわ。
先輩ママ
実際親が思ういい子が、世間一般的にいい子かどうかなんてわかりませんし、これも成長の過程と思い付き合うことで、親自身余裕が生まれそうですよね。

最後に

ポイントをまとめます。

  • 小学生時期に、中間反抗期が訪れる
  • 小学生の男の子は、女の子に比べると幼稚
  • ママと二人きりで出かけてみる・褒める・放置する・こういう時期だと諦めて気分転換、などの対処法も
  • SNSで愚痴る・映画を見る・自分自身の小学生時代を思い出す・自分自身に似ているところを探す・10回言って1回聞けばラッキー・塾に行かせるなど、色々工夫を

 

うちの息子にも、いまだにイライラすることはありますが、以前に比べ、ずっと私自身のイライラが少なくなりました。

そして、私のイライラが減ることで、子供自身のイライラも減ったようです。

子供は親を見て育つといいますが、親がイライラすれば、子供もイライラしますもんね。

私自身が大人にならなければ。

そう思えただけで、我が家は少しずつ変化が生まれた気がします。



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