ほとんどの子供にあるわがままな時期。自分の思い通りにならないと嫌、こっちを振り向いて欲しい、子供のわがままには色んな思いが込められています。ですが、わがままをそのままに放置し、何でもそのわがままをきいてあげるのが子供のためになるでしょうか?
子供のしつけ・・・難しいですよね。私も2人の子供がいますので、常にこの問題に頭を悩ませております。自分の小さいころを思い出してみても、親も同じように悩んでいた時期があったんですよね。うちには「子供の叱り方」という本が置いてあった覚えがあります。
ですが、この子供のしつけ・・・正解がないから、自問自答し、常に悩みは尽きない。今回はわがままな子供のしつけに悩むお父さんお母さん、一緒にこのことについて考えていけたら・・・と思い
- こどものしつけはいつから?
- NGな行為
- わがままの対処法
以上についてお話したいと思います。
目次
子供のしつけはいつからしたらいい?
実は、しつけは0歳からする必要があると言われています。なぜ?まだ何もわからない0歳から?と思われるかもしれませんが、しつけの第一歩は親との信頼関係です。0歳児の場合、叱るだけがしつけではありません。コミュニケーションをしっかりとり、スキンシップをとることがしつけの第一歩です。
そして、この0歳児期のしつけで一番多く頭を悩まされるのは食事じゃないでしょうか?「うちはのびのび系」「うちは子供の自由にさせている」これは、しつけではありません。後から慌てても遅いんです。最初が肝心です。
子供のわがまま、親としてNGな行為
- 子供の話しを聞かない
- 子供のわがままを全て聞き入れる
- わがままを我慢しても知らんぷり
- 子供を怒りすぎて逃げ場がなくなる
まず、子供の話しにはなから耳を傾けないのはNGです。そのわがままに理由がある場合だってあります。また、わがままを全て無条件で聞き入れるのは、その子のわがままを放任し、しつけを放置してるようなもの。逆に更なるわがままを生みます。
また、子供だってわがままを我慢してることだってあります。それに対し知らんぷりで子供が引き下がらなかった時だけ怒る・・・これは間違いです。我慢できた時には褒める。メリハリが重要です。
両親が一緒になって怒ってしまう。これでは、子供の逃げ場がなくなってしまい、子供を追い詰めることにもなります。怒ることは大切ですが、逃げ場を作り、叱り役、黙って聞く役、役割も大切です。ですが、必ず親の信念も揃えておくことが大切です。逃げ場は作るけど、「パパの言ってることは間違いじゃないよ。ちゃんと聞こうね」と。
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子供のわがまま、どう対処する?
- どうしてわがままを言ってるのか?話しを聞く
- いけないことはいけない。理由を説明
- 礼儀作法、マナーを守ることは大切
- 愛情を持って接する
まずは、NGな行為とは反対な対処をしましょう。どうしてわがままを言ってるのか?理由を聞くことからはじめましょう。
いけないことはいけないんです。理由を説明し、ダメなことはダメとしっかり教えることも親としての役割です。昔は、近所に怖いおじさんおばさんがいて、一緒に叱ってくれてたりというのがありましたが、今はそういうことも少なく、そういうことをしたら逆に問題視されたり。でも、それってありがたい、子供にとっては大切なことだったんですよね。
社会のマナーを守ることは子供自身の為にもなります。そこをなあなあにしてしまうと、それこそ非常識な子になっちゃいますからね。また、叱る時は、そこに愛情があるかどうか?親の感情で怒ってないか?そこも重要です。
最後に
- しつけは0歳から、親との信頼関係を築くことが第一
- 子供の話しに耳を傾けることが大切
- 愛情を持って子供に接する
- 悪いことは悪い、社会的ルールを教えることは大切
しつけ・・・と検索すると、「礼儀・作法を仕込む、教えること」と出てきます。もちろん、それらは親が教える必要がある大事なことです。そのしつけを親がしないと、周りに迷惑をかける子になってしまう可能性もあります。
親だからこそ、我が子には愛情を持って接することが出来ます。善悪の区別がつく子に育ってほしい。人間として大切なことですよね。もう一度、改めて子供のしつけに対して見つめ直すと見えてくるものもあるのではないでしょうか。
byちゃあ