今、全国的にインフルエンザが流行っています。
みるみるうちに感染が広がり高熱にうなされる我が子を見ていると、代わってあげたくなります。ただ感染力が強いだけに、家族やお母さんへも感染する可能性が大きいです。
感染した子供だけでなく、その家族も移らないように気をつけなければいけません。
もし子供がインフルエンザになってしまったらどのように過ごしたらよいのでしょうか?
今回は、子供がインフルエンザになった時の症状や治療方法、看病はどうしたらいいのか?ということについてお話したいと思います。
目次
インフルエンザの症状
- 高熱
- 倦怠感
- 関節痛
- 頭痛
- 咳
- 鼻水
潜伏期間は1日~3日。その後38℃を超える高熱が突然出て、全身の激しい怠さ、関節痛や頭痛という症状が出た後に咳や鼻水などの風邪のような症状があらわれます。
肺炎や中耳炎、熱性けいれんを起こすこともあります。風邪の場合は鼻水や咳などから熱が出始めるのでそこが見分けるポイントです。それでもよく症状が似ているのでまず病院で検査してもらいましょう。医師の見極めが1番です。
診断方法や治療方法は?
診断方法
- 発熱後12~24時間たって検査
- 鼻に検査スティックを突っ込み鼻水を採取
インフルエンザは急な発熱が特徴です。ですが、発熱後すぐには検査をしても反応が出ません。検査は発熱して12時間~24時間後に行うと反応が出やすいので、一度受診して反応が出なかった場合にも、時間の経過を見て再度検査することもあります。
治療方法
治療方法として、抗ウイルス剤(タミフル)等を服用します。感染して早く飲めば飲むほど効果があり、時間が経過しすぎてた場合、薬を飲んでも効果が出ないため、薬を用いず治療となる場合もあります。
看病はどうしたらいい?
- 安静
- 睡眠
- 水分補給
- 湿度
- 換気
まずは、安静にし、睡眠をとるのが大切です。また、熱が高いと脱水症状の心配もあります。飲む点滴とされるOS-1などの経口補水液がおすすめです。また、湿度を保ちつつ、菌が充満しないよう、ほどよい換気が必要です。
熱が高い場合、おでこを冷やすと思いますが、首の後ろ、脇の下、足の付け根など、関節を冷やすのも効果的です。特にインフルエンザの場合、関節痛が辛いので、関節を冷やすというのは、この痛みにも効果的です。
最後に
- インフルエンザの症状として、高熱や倦怠感、関節痛の他、風邪のような症状が出る
- 発熱後12~24時間経過しないと正しい検査結果が出ない
- 抗ウイルス剤(タミフル)などを用いて治療する
- 安静・睡眠・水分補給、湿度や換気にも気を付ける
毎年のように流行するインフルエンザ。症状を放置すると、悪化したりして最悪の結果につながることもあるんです。医療機関を受診し、早期に治療することが大切です。
また、看病する側も、ウイルスガードというスプレーや首からぶら下げて予防するグッズも多く販売されています。特にお母さんが感染すると子供の面倒に家事、家の中が大変です。しっかり予防し気を付けましょう。