毎年、冬から春にかけて、全国的にも大流行するインフルエンザ。予防接種を打ってたってなる時はなります。特に、保育園、幼稚園、学校など、集団生活の場では、感染が広がりやすいですよね。
うちの子の小学校も、学級閉鎖が相次ぎ、学年閉鎖となった学年もありました。
では、どんな場合学級閉鎖になるのか?その基準と、休まなければならない日数、予防についてご説明します。
目次
学級閉鎖の基準とは?
- クラスの20%がインフルエンザで欠席
インフルエンザは普通の風邪とは違い、命にも関わる伝染病です。多くの被害を出さないためにも、学級閉鎖という措置を取らなければならないのです。大体の基準としては、クラスの20%がインフルエンザにて欠席になった場合、学級閉鎖になるようです。出席停止期間は、土日をはさむかどうかでも日数が異なります。
また、学年閉鎖となる基準は、その学校等によってもクラス数が異なりますので、園長、校長の判断となります。
インフルエンザの出席停止期間は?
幼稚園・保育園の場合
- インフルエンザを発症し5日間
- 解熱後3日間
小学校の場合
- インフルエンザを発症し5日間
- 解熱後2日間
インフルエンザの判定は、発熱してから12時間後の検査で分かると言われていますが、インフルエンザと出た場合、その時点ではなく、発熱しだした時からの計算になります。
しかしながら、完全週5日制のために授業日数が減っている現状で学級閉鎖にするといることは、学校にとっては苦渋の決断でしょう。インフルエンザは、うつってから1~2日で発症します。それから高熱が出て、解熱してからも1~2日は誰かにうつしてしまう可能性があるので学校にも行けません。
大切なのは個々の予防
うちでは、当たり前の事かもしれませんが、外から帰ってきてから手洗い、うがい、消毒をきちんとするように心がけています。
下の子がたまに嫌がって、言うことを聞いてくれないこともありますが、その時は、自分の手やのどにばい菌がいることを想像させます。たまに、自作の”ばい菌まんソング”なんかも思いつきで歌い、楽しく、手洗いうがいの習慣を身に付けさせています。
インフルエンザは飛沫感染でうつることが多く、予防のためにもマスクを着用し、個人個人タオルを分けるのも1つの方法です。
もし、風邪かなと思った時は、すぐに病院に行きましょう。インフルエンザの場合は、熱が上がってからすぐに行っても検査は出来ません。熱が上がってすぐに病院に行く場合は、また検査に来るべきかどうか、先生とよく話をしましょう。
1人1人が注意することによって、インフルエンザの拡大をとめることが出来ます。十分に気を付けて行動しましょう。
最後に
- 学級閉鎖の基準はクラスの20%がインフルエンザで欠席したら
- インフルエンザ発症後5日間は出席停止
- 幼稚園・保育園は解熱後3日経過しないと出席できない
- 小学校は解熱後2日経過しないと出席できない
- まずは、個々の予防が大切
この間、実家の母から、地元の同級生の妹がインフルエンザで亡くなったと連絡をもらいました。小さい子どもを持つ、ママでした。出産直後で、もしかしたら体が弱っていたのかもしれません。子どもを残して亡くなるというのは、本当に悲しく辛いことと思います。
まだまだ働き盛りの方の命を奪ってしまうほど、インフルエンザは怖ろしいものです。あなたの、大切な子ども、配偶者、親が亡くなってしまったら・・あなた自身が命を落としてしまったら・・
そうならないためにも、1人1人が気を付けて予防していなくてはいけないのです。どうかこれ以上拡大しませんように。インフルエンザで亡くなってしまった方のご冥福をお祈りいたします。