私はディズニーが大好きで、ぬいぐるみなんかもけっこう集めています。子どもが生まれてから、このぬいぐるみを子どものおもちゃにしたいなと感じていました。
でも子どもが使うものなので、おもちゃにする前には「洗濯した方が良い?」と思っていましたし、汚れた場合にも「気軽に洗える方法はないのかな?」「でもぬいぐるみって、そもそも洗濯機で洗濯できるの?」という疑問が出てきました。
今回はぬいぐるみは洗濯機で洗濯の方法や乾燥機は使えるのかなどについて書いていきます。ディズニーで人気のダッフィーやシェリーメイをふわふわに仕上げるコツも紹介してます!ぜひ参考にしてみてください。
目次
ぬいぐるみを洗濯機で洗ってもいい?方法は?
取り扱い絵表示を確認しましょう!
「洗える」という表示のものは水洗い出来ます。では、よく使われている生地をみてみましょう。 表地はアクリル起毛やフェルトが多く使われています。中綿はポリウレタンやポリエステル綿が多く使われています。
取扱い絵表示がついていなくても、中の素材がポリエステル・ビーズ・パイプのものでしたら洗える可能性が高いでしょう!
それでも心配な方は製造元に確認を取るのが一番だと思います!
もし、水洗いが出来ないマークがついていた場合は、丸洗いは避けて、表面の生地を部分洗いします。
それ以外にも水を使わない洗い方もありますよ。(やり方は少し下の項目でふれていますので、参考にして下さい。)
クリーニング店に出した方がいいものは最後でご紹介していますので、参考にして下さい。
洗うときに気を付けることは?
おうちの洗濯機で洗うときに気を付けることを以下にまとめました。参考にして下さい。
- 付属品をはずす
- 洗う前にブラッシングをすること!
- 汚れがひどいところは、汚れているところに前もって洗剤をつけておく
- 必ず洗濯ネットを使用しましょう!
- お湯は使わないようにしましょう!
- 洗剤は中性洗剤を使う!
- 脱水は型崩れを防ぐため、物足りないくらいの時間で終える(洗濯機で5~10秒くらい)
洗濯機で洗うとき、どうやって洗えばいい?
- ぬいぐるみのブラッシングをする。
- 色落ちテストをしましょう!タオルを水で濡らして、ぬいぐるみを軽くたたきます。色がついていたら洗えません。ぬいぐるみの目や眉も要チェック!
- ぬいぐるみの付属品ははずしておく。
- ぬいぐるみの汚れのひどい部分に洗剤をあらかじめ塗っておく。
- 目の大きい洗濯ネットにぬいぐるみを入れる。
- 洗濯機に洗剤や柔軟剤を入れ、洗濯機の設定は「手洗い(ウール)コース」か「ドライマーク専用コース」、「弱水流」にして冷水で2~3分洗います。(すすぎは丁寧に)
- 脱水は洗濯機で5~10秒する。
手洗いの場合、どうやって洗えばいい?
- ぬいぐるみのブラッシングをする。
- 色落ちテストをしましょう!タオルを水で濡らして、ぬいぐるみを軽くたたきます。色がついていたら洗えません。ぬいぐるみの目や眉も要チェック!
- ぬいぐるみの付属品ははずしておく。
- ぬいぐるみの汚れのひどい部分に洗剤をあらかじめ塗っておく。
- 洗濯桶に水を入れ(30℃以下の水が良い)、中性洗剤を入れ、洗濯液を作る。
- 手で押して軽くしぼり、きれいな水ですすぎます。これを2~3回繰り返す。(お好みで柔軟剤を入れましょう!)
- タオルにくるんで、洗濯機で5~10秒脱水する。
水を使わない洗い方ってどんな風にすればいいの?
- ビニール袋にぬいぐるみと重曹を入れ、混ぜる。
- 1の袋の口を縛って手でふり、しばらくそのまま放置する。(目安は15~20分。落ちなければもう少し長めの時間で!)
- 袋の中から縫いぐるみを出し、掃除機で重曹を吸う。その時は弱めで吸いましょう!(髪の毛用のブラシで、ぬいぐるみの毛をとかしながら重曹を取ってもOK)
洗剤ってどんなものを使えばいい?
- P&G「さらさ」洗濯洗剤
よごれをしっかり落とすうえに肌に負担をかけにくい洗剤。蛍光剤・漂白剤・着色料が無添加なところが赤ちゃんにはとてもいいですよ。
- サラヤ「アラウベビー」洗濯用せっけん
植物原料の無添加せっけんと天然ハーブの力で汚れで汚れを落とします。「さらさ」よりも無添加なものが多いのが魅力。
合成界面活性剤、蛍光剤、漂白剤、着色料、香料、保存料など無添加。赤ちゃん用なのも良いですね。
ただ、これを使用したことがあるのですが、私は洗剤の香りが少し苦手でした。
- エコベール「ランドリーリキッド」
植物由来の洗浄成分で汚れを落とします。酵素、蛍光増白剤、着色料無配合です。
手洗い、洗濯機どちらの場合でもこの洗剤は使えますよ♪固形石鹸よりも液体の方が、私は使いやすいと思います。
汚れ落ちは粉末の方が効果が大きいですが、溶け残る心配も出てきます。ぬいぐるみに溶け残った洗剤が付くのはちょっとイヤですよね。
大きいぬいぐるみ・洗ったぬいぐるみは乾燥機を使って乾かしてもいい?
ぬいぐるみを乾かすときの乾燥機の使用について
でも、自然乾燥をさせるのってとても日にちがかかります。3~4日晴れが続く日を狙って、日陰で自然乾燥が一番良いでしょう!
大きいぬいぐるみはどうやって乾かすの?
大きいぬいぐるみって本当に洗うのも大変そうです! 下の「クリーニングにおまかせしよう!」のところでもふれていますが、大きいぬいぐるみはクリーニング店におまかせしちゃいましょう!
自宅で洗濯しようとして、「うまく脱水できなかった」や「重すぎて干せない」という声はネットでもよく見かけます。でも、「クリーニングに出してまでは・・・」という方は水洗いしない洗い方をすると良いでしょう。
ダッフィーやシェリーメイは洗ってもいい?ふわふわに仕上げるコツは?
ダッフィーやシェリーメイはお持ちの方も多いはず!普通のぬいぐるみより、ふわふわで洗いにくそうなぬいぐるみですよね。 でも、実は洗えるんです! では、洗い方やふわふわに仕上げるコツを伝授しちゃいます!
<洗う>
ダッフィーやシェリーメイは毛なみが良い子達なので、洗濯機ではなく手洗いでお願いしますね。手洗いするときはガシャガシャと揉み洗いをするではなく、優しく汚れを押し出すように洗うのがポイント!
時間は5分程度洗えばOK!これを2~3回繰り返しましょう!汚れがひどいときは部分洗いをしましょう!それでも落ちないときはクリーニング店へ持っていきましょう!
<柔軟剤を使う>
柔軟剤は脱水前に使用しましょう!この柔軟剤を使う、というのがふわふわに仕上げるコツの1つ目なんです。
でも、「赤ちゃんが舐めちゃうから」とお思いの方は柔軟剤を使わくてもいいと思います。「ふわふわに仕上げること」よりも赤ちゃんのことが一番大切ですからね!
<脱水>
洗うのは手洗いでも、脱水は洗濯機を使用している方も多いんです!そんな脱水の時の注意点を以下にまとめました。
ダッフィーやシェリーメイの目はとても傷がつきやすいので、バスタオルで包んで、洗濯ネットに入れて脱水しましょう! 脱水時間は2~5分程度でOKです!脱水前には軽く押したり、手で包んだりして軽く水切りをして下さいね!高速脱水に入ると30秒ほどで脱水をやめましょう!
<乾燥>
ダッフィーやシェリーメイをふわふわに仕上げるコツの2つ目は、脱水後ブラッシングしながらドライヤーで乾かすことなんです! ヘアブラシは毛先が柔らかいものがオススメ!
そして、ドライヤーをするときは冷風でしましょう!熱風だと毛なみが崩れるおそれがあります!それでも乾かないときは扇風機が良いですよ!
これ以外に私のとっておきの方法をお伝えしますね。
私のオススメな方法はある程度乾かせてから、毛づくろいとして歯ブラシを使う方法です! 歯ブラシの硬さは「ふつう」が良いですよ!毛先は凸凹とした形のものが使いやすかったです。
長い毛の毛先が寝てしまっているところや毛玉のようにまるまっているところに、歯ブラシを立てて先の方でひっかくようにとかします。(ポイントは優しくゆっくりと!)とかす順番は足、手、お腹、顔の順が良いですよ!足先からだとあまり失敗しても目立たないですからね!
乾燥機がある方は日陰で乾かしてから、仕上げに10分だけ乾燥機をかけるのも効果的ですよ!
手洗いでダニも除去できるの?
ホコリやダニアレルゲン(ダニの死骸や糞など)は今回の方法で落とすことはできますが、ダニの成虫はこれでは除去できません!
「ダニの成虫までなんとかしたい!」とお思いの方は洗濯の水温を50度まで上げましょう!
でも、何度も言いますが、高温のお湯はぬいぐるみを洗うときにあまりオススメはしていません。
こんな場合はクリーニングにおまかせしよう!
- 人工皮革のぬいぐるみ、または部分的に革を使ったぬいぐるみ
- 中綿素材がポリエステル・ビーズ・パイプ以外のものを使ったぬいぐるみ
- 機械が埋め込んであるもの
- 大きいぬいぐるみ
- 水で色落ちする素材のもの
- アンティークのもの
- 特殊加工がされているもの
- 腕や頭の継ぎ目が接着剤のもの
- 型崩れなどをどうしても避けたい大切なもの
- どうしても汚れがおちなかったもの
まとめ
いかがでしたか?ぬいぐるみを洗濯するときの注意点、理解していただけたでしょうか?では、今回のまとめをしていきます。
- ぬいぐるみを洗濯機で洗うときは取扱い絵表示を確認する。
- 乾燥機は使わず、日陰の自然乾燥で乾かす。
- 革の物やアンティークなもの、大きなもの、特殊加工のされているぬいぐるみなどはクリーニング店に出しましょう。
子どもが毎日手にして遊ぶぬいぐるみがきれいに保てるのは嬉しいですよね!
布団などのダニは取るけれど、一番手にしたり口に入れたりするぬいぐるみがダニまみれになっていると意味がないなぁと前から思っていました。
Byクマの子クマ子