刺繍は何通りもの縫い方があり、難しそうに思われるかもしれませんが、コツさえつかめば、繰り返しの作業になるため、子供の入園入学グッズの名前付け!アップリケにもおすすめです。
初心者でも安心!動画や画像で、ステッチ別、刺繍のやり方を分かりやすく解説したいと思います。
- ランニングステッチ
- スレデッドランニングステッチ
- 巻きつけスレデッドランニングステッチ
- バックステッチ、スレッドバックステッチ
目次
刺繍をする時に必要な材料
- 刺繍糸
- 針
- 刺繍枠
- 布
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刺繍のやり方 (ランニングステッチ)
STEP①布を刺繍枠に挟む
布をピンと張るように刺繍枠に挟みます。
こうすることによって布によれが歪みがなくなり、縫いやすくなります。
STEP②玉止めして縫い始める
玉止めしたら、裏から糸を通していきましょう。
STEP③2.3mmずつ針をさす
2.3mmずつ針をさしていきます。
(裏から見たところです)
STEP④2.3mmずつ針を進める
とにかく、2.3mmずつ等間隔で針を進めていきます。
針を出したら→2.3mm先に針をさす→(裏も同様)2.3mm先に針をさす。
STEP⑤繰り返し
④の繰り返しになります。
これがランニングステッチです。
縫い幅を広げたり縮めたり、縫い幅で見た目も変わってきます。
刺繍のやり方(スレデッドランニングステッチ)
STEP①ランニングステッチからスレデッドランニングステッチ
ランニングステッチの2.3mmの縫い目の中心から針を出します。
STEP②手前の糸に針をくぐらせる
①の針を、手前のランニングステッチの糸にくぐらせましょう。
STEP③くぐらせた針をまた次の糸にくぐらせる
②のようにくぐらせた針をまた次の糸の間にくぐらせていきます。
S字になるように、下からくぐらせたら、次は上から、上からくぐらせたら、次は下から・・・という風にしていきましょう。
STEP④縫い終わりは糸の下に差し込む
③の作業を繰り返し、縫い終わりは糸の下(2.3.mm幅の中心)に差し込みましょう。
STEP⑤完成
ランニングステッチの糸の下にくぐらせていき、スレデッドランニングステッチの完成です。
刺繍のやり方(巻き付けランニングステッチ)
STEP①ランニングステッチから巻き付けランニングステッチ
まずは基本のランニングステッチをした後、巻き付けランニングステッチを始めます。
STEP②糸の間から針を出し、次の糸の間に針を通す
スレデッドステッチ同様、2.3mm幅の糸の中心から最初は針を出し、次の糸の間にくぐらせていきます。
ここまではスレデッドステッチと一緒です。
STEP③スレデッドランニングステッチと巻き付けランニングステッチの違い
S字に糸を通していったスレデッドランニングステッチと違い、巻き付けランニングステッチは、上から針を通したら、次も上から針を通して巻き付けるようにしていくとこです。
STEP④巻き付けランニングステッチの完成
③を繰り返していけば、巻き付けランニングステッチの完成です。
刺繍のやり方(バックステッチ)
STEP①さし始め
さし始めは、他の刺繍と違い、縫いたい場所の2.3mm先から針を出します。
(黄色い糸でご説明します)
STEP②後ろに針をさす
スタートした位置より2.3mm後ろ(縫い始めにしたい場所)に次の針をさします。
STEP③2.3mm先に針をさし、2.3mm後ろにさす
バックステッチの名前の通り、2.3mm先にさし、2.3mm後に戻ってさす。
この繰り返しの作業になります。
STEP④バックステッチ完成
③の一歩進んで一歩下がる動きを繰り返し、完成です。
刺繍のやり方(スレデッドバックステッチ)
STEP①バックステッチからスレデッドバックステッチ
バックステッチの1針目の間から針を出します。
STEP②糸の間に下から針を通す
バックステッチの、1個先の糸の間にしたから針を通しましょう。
STEP③次の糸の間に上から糸を通す
下から通した②の針を次の糸の上から通しましょう。
STEP④繰り返し、完成
スレデッドステッチと同じ要領で、S字になるように、下から上、上から下と繰り返し糸を通していき、完成です。
刺繍のやり方(巻き付けバックステッチ)
STEP①バックステッチの初めの糸の間から針を出す
バックステッチの初めの糸の間から針を出しましょう。
STEP②次の糸の上から下へ通していく
次の糸の上から下へ通し、次も上から下へと繰り返します。
要領は巻き込みランニングステッチと一緒です。
STEP③巻き付けバックステッチ完成
②の作業を繰り返し、完成です。
[動画]「手芸」基本の刺繡の縫い方(ステッチの練習)
「この記事の画像及び動画はyoutubeのhanako Mamaさんの許可を得て掲載しております」
最後に
基本のステッチさえ覚えたら、スレデッドランニングとスレデッドバックステッチ、巻き付けランニングステッチと巻き付けバックステッチ、要領は一緒でも出来上がりの見た目は違うため、簡単に使い分け(縫い分け)ができると思います。幼稚園や保育園グッズなどにちょっと刺繍を施し、個性を出して可愛く仕上げましょう。