たくさん作って冷凍保存できたらもっと便利なんだけど…。
ごはんと同じ炭水化物で主食にもなるパンは、食を覚えていくこの時期に欠かせない食材ですよね。
中でも煮ることで柔らかくなるパン粥は、離乳食初期から食べられる大活躍メニュー!!
簡単に作れて、野菜やフルーツを加えればアレンジも豊富にできます♪
私は「お米の用意忘れた!」ってうっかりしていたときに初めて作ったのがきっかけでした。
娘もお粥が飽きたのか食べなくなった時期で、行き詰っていた離乳食のバリエーションが広がってよかったです。
おかゆは冷凍ストックできますが、パン粥って冷凍保存できるんでしょうか?
できたらかなり便利なパン粥。
そこで今回は、
- パン粥って冷凍できるの?
- パン粥の簡単な作り方
- 離乳食に向いているパン
などをまとめましたので、紹介していきますね♡
目次
パン粥って冷凍できるの?
簡単レシピのパン粥ですが、毎回作るのも大変…というときもありますよね。
冷凍保存してママやパパが楽できる日を作りましょう。
方法はたったこれだけ。
冷凍ストックがあると、必要な時にすぐ使えてとっても便利ですよね♪
ポイントは材料に水を選ぶこと。
水でパン粥を作っておけばアレンジもしやすく、解凍時に電子レンジを使っても粉ミルクの成分が壊れる心配もありません。
食パンは賞味期限も短く、カビも生えやすいもの。
購入したらなるべく早めに下ごしらえをして冷凍保存しておくと、いつでもパン粥が楽に作れちゃいます!
パン粥用の食パンの冷凍保存方法
- パンの耳は取り除き、月齢に合わせた大きさ・量に調節する。
- 乾燥しないようにラップでしっかり包みジップロックなどに入れます。
また、よりきめ細かいパン粥を作りたい場合は、1枚の食パンを半分に切り冷凍保存しておきましょう。
使う時は冷凍のまますりおろします。
冷凍したパン粥やパン粥用の食パンは1週間を目安に使いきりましょう!
保存期間が長くなると食材に霜がついたり、乾燥することがあります。
赤ちゃんにおいしく食べさせてあげるためにも、早めの消費を心掛けてくださいね。
パン粥の解凍方法は?
冷凍したパン粥の解凍方法は2つ。
電子レンジで解凍するか、そのまま使います。
電子レンジの場合
- 様子をみながら解凍する。
- 冷凍保存したパン粥は粘りが少し強くなっているので、お湯や溶いた粉ミルクでのばします。
(お湯でのばしてから、粉ミルクをふりかけてもOK!)
そのまま使う場合
- 少量の水を鍋に入れて沸騰させます。
- 冷凍したパン粥をいれて煮立たせて完成。
(粉ミルクを足したい場合は最後にふりかけるといいですよ。)
冷凍したパン粥は、水分が飛んで粘りが少し強くなっている場合があります。
どちらの解凍方法でも、お子さんが食べやすいようにお湯や溶いた粉ミルクを足してあげるといいですよ。
離乳食に使える食材の冷凍まとめはこちら→【保存版】離乳食の冷凍まとめ!フリージングはママの強い味方♪
離乳食のパン粥!材料は?作り方は?
ポイントは材料となるパン選び。
はじめてのパン粥は“食パン”で作りましょう!
なぜなら、食パンは他のパンに比べて原材料がシンプル。
- ロールパンは脂質が高め
- フランスパンは硬く、塩分も高め
といった理由で、パン粥には食パンがオススメですよ。
基本的なパン粥の作り方
- 食パン・・・離乳食初期は1/4枚、離乳食中期は1/2枚が目安
- 水or湯で溶いた粉ミルク・・・50~100 ml(冷凍する場合は水がオススメ)
→離乳食中期以降から粉ミルクの代わりに牛乳を使ってもOK!
(ただし、はじめて与える時は少量から試しましょう)
- パンの耳を切り落とす
- パンをすりおろすか、1㎝角に切った(細かくちぎった)パンを鍋の中にいれる
- 水or粉ミルクを鍋に入れて弱火で5分ほど煮込む
- パンの食感がなくなりふやけたら完成!
またパンは喉にくっつきやすいので、
- 細かくちぎる
- すり鉢ですりおろす
など、赤ちゃんが食べやすくなるよう工夫してあげましょう!
電子レンジでのパン粥の作り方
鍋を沸かす時間がない!
もっと簡単に作りたい!
というママのために、電子レンジでも簡単に作れる方法を紹介しますね。
材料は基本のパン粥と同じです。
- 耐熱皿に1㎝角に切った(細かくちぎった)パンをいれます。
- その中に水or粉ミルクを加える。
- 端を少しあけるようにラップをして加熱します。
- 全体が膨らんできたら完成です。(500 wで1分程度)
電子レンジでは水分が飛びやすいので、離乳食初期は食パンがかぶるぐらいに多めを意識する といいですよ。
中期以降からは様子をみながら、少しずつ水分量を減らしてみましょう。
ただし、電子レンジで加熱すると粉ミルクに含まれる栄養成分が壊れてしまうこともあるようです。
材料には水を使って、加熱後に粉ミルクをふりかけてあげるといいですね。
- パン粉大さじ1
- 水(または湯で溶いた粉ミルク)大さじ2
を加えて、少しふやかしてからレンジで加熱(500 wで1分程度)します。
パンを細かくする手間が省けてとっても簡単♪
離乳食のパン粥には、水分の吸収がよくしっとりしている生パン粉がオススメです。
使い切るか、冷凍保存が必要です。
簡単に作ることができるパン粥は忙しいママの味方!
野菜やフルーツを加えてアレンジしてあげることで栄養バランスもよくなります。
また、野菜スープでパン粥を作ってもおいしいですよ。
ほんのり甘味があるきなこは栄養価もとっても高いんですよ。
いろいろ試してみてくださいね!
離乳食に向いているパンは?
パン粥には食パンが適していましたが、離乳食も後期~完了期頃になると食べられるパンの種類が増えてきます。
どんなパンが離乳食に向いているのか、気になりますよね。
食パン | パンの代表的なものといえば食パン。 食パンは油脂や塩分、糖分が少ないため離乳食初期の赤ちゃんにも安心して食べさせることができます。 耳の部分は硬いので、慣れるまで取り除いてあげるといいですね。 |
ロール パン |
ロールパンは1歳以降がオススメです。 食パンに比べて塩分や油脂分が多く含まれているので、与えすぎに注意しましょう。 また、ツヤ出しとして表面には卵が塗られているので気になる場合は白い部分だけ食べさせてあげると安心です。 |
フランスパン | フランスパンは離乳食後期から与えることができます。 食パンと同様に外側は硬いので白い部分だけ使いましょう。 フランスパンは卵や牛乳、バターなどの乳製品が使われていません。 離乳食に向いているパンとも言えます。 しかし、塩分は食パンよりも多く含まれているため与えすぎには注意してくださいね。 |
クロワッサン | バターが多く含まれており、完了期からになります。 それでも離乳食として与えるのはあまりオススメできないので避けたほうがいいでしょう。 |
総菜 パン |
味付けが濃いものや、歯ごたえがあるものなど離乳食に向いていないパンもあるので注意。 色々な食材が使われているものも多いので食材の確認も必要になります。 1歳以降に食べさせるのがオススメですよ。 |
菓子 パン |
菓子パンはお菓子と同様になります。 離乳食に与えるものではないので避けるようにしましょう。 |
蒸し パン |
蒸しパンは後期期から食べられます。 とても簡単に作ることができて、ふわっと柔らかいのが特徴。 一口大にちぎれて、アレンジレシピも多数あるので野菜などを混ぜれば栄養も摂ることができますよ。 しかし市販のものは甘すぎるので要注意。 |
離乳食では食パン・フランスパンが安心して与えることができます。
そして一番オススメなのが手作りパン。
使用している材料もわかるので、安心して赤ちゃんに食べさせられますね。
ホームベーカリーがあれば、材料の分量を量り、ケースに入れてボタンを押すだけでできてとっても簡単です。
人参パンやコーンパンなど幅広く作ることができますよ。
余談ですが……蒸しパンやホットケーキも、小麦粉とベーキングパウダーがあれば数分ですぐ出来ちゃう簡単レシピ。
スーパーにいけば添加物の含まれないホットケーキミックスなども売っているのでそちらを買えばもっと簡単です。
また、市販で赤ちゃん用の蒸しパンセットも売っているので活用してみてくださいね。
蒸しパンも冷凍できるの?と思ったあなたはこちら→離乳食に蒸しパン!冷凍保存できる?
まとめ
パン粥は簡単に作れて、離乳食初期から食べられる大活躍のメニューです!
冷凍保存もできるので、ストックしておけば忙しいママやパパも大助かり。
基本のポイントをしっかりおさらいしておきましょう♪
- 食パンが最適(材料がシンプルなため)
- 耳は硬いので取り除く
- 電子レンジで作る場合は水分を多めにする
- 生パン粉でも作れる
- 冷凍保存もできる(水で作るとアレンジしやすい)
- パン粥用のパンを冷凍保存するのもオススメ
- 冷凍保存したパン粥は粘りが少し強くなっているので、食べやすいように水分を追加するとよい
とっても簡単にでき、大人ごはんのパン粉としても使っていましたよ。
また、パン粥や離乳食用のパンを手作りするのもオススメです。
自分で材料が選べるので、赤ちゃんに安心して食べさせてあげることができますね。
ぜひチャレンジしてみてください。