レバーは鉄分が豊富とわかっていても下処理が面倒で、臭み取りも難しそうというイメージがありますよね。私自身が貧血持ちで鉄分に敏感なのですが、レバー自体は数か月に1回ぐらいのペースです。
やはり下処理は他の食材と比べて少し手間ですが、娘の鉄分の補給の為だと思ってやると毎日のことではないので、いい機会ではありますよね。また余った分は家族で美味しく食べることもできるのでしっかり鉄分を摂りたいですね。
そのために今回は離乳食にも使えるレバーの下処理の方法と、レバーの冷凍方法、便利なベビーフードについて紹介していきます。
目次
離乳食のレバーの下処理の方法は?
- レバー
- 牛乳
- こし器
- すり鉢
- レバーの筋や黄色い脂肪を取り除き、火の通りやすい大きさにそぎ切りします。
- 流水で洗ってから、水にさらして血抜きをします。
- 牛乳をレバーがかぶる程度まで入れて、10分ほどつけて臭みをとります。
- 軽く洗ってから、沸騰したお湯に入れて火が通るまでしっかり茹でます。
- 茹であがったらこし器ですり鉢を使ってすり潰します。裏ごしでもOK。
初めて与えるときはレバーをペースト状にしてあげるほうが赤ちゃんも食べやすいですよ。徐々に慣れてきたら食べやすい大きさに細かく刻んであげてくださいね。
離乳食のレバーって冷凍保存できる?方法は?
レバーは冷凍することができます。
下処理に手間がかかる食材が冷凍出来るのはママとしてはとても嬉しいですよね。さらに味も落ちないし、栄養もなくならないので安心してくださいね。
ただし、臭みを取ったり、血抜き、加熱など下ごしらえをしっかりしてあるものに限るので注意してください。保存方法は、下ごしらえをしたレバーをペースト状にするか、細かく切ってから製氷皿に入れます。1週間を目安に使い切ってくださいね。
レバーはとても痛みやすく日持ちもしません。購入したら出来るだけ早く下処理や調理をしましょう。またレバーは食べさせすぎも注意ですよ。レバーに含まれるビタミンAは油に溶けやすいため体脂肪の中に蓄積されてしまいます。
体調不良になってしまう場合があります。色んな食材とバランスよくあげるなどして工夫してあげてくださいね。
離乳食でレバーっていつから食べさせていいの?
離乳食中期から食べさせることが出来るようになります。
鉄分と聞いたらレバーを思い浮かべますよね。それぐらい鉄分が豊富なのが知られているレバーですが、栄養はそれだけでなくビタミン類やミネラルも豊富で免疫力を高める効果も期待できるのです。
低カロリーで低脂質なのに少量でしっかりと栄養が摂れるので、赤ちゃんにはぜひ食べさせたい食材の1つですね。7~8ヵ月になると赤ちゃんの鉄分不足が心配になってきます。母乳やミルクで補うことが出来ないので、鉄分が入ってるレバーを積極的に取り入れていくのがいいですよ。
またレバーには、鶏レバー・豚レバー・牛レバーと種類があります。離乳食では臭みが少なく、比較的柔らかい鶏レバーがオススメになります。必ず下処理をして臭みをしっかり取ってあげて、十分に加熱してあげてくださいね。
離乳食でレバーを摂るならベビーフードも便利!
レバーは下ごしらえが少し手間でなかなか食べさせる機会が減りますよね。そんなときはベビーフードのレバーを上手に活用してくださいね。
こちらはお湯で溶かすだけでペーストが作れちゃう商品です。他の野菜と混ぜたり、パンに塗ったりと赤ちゃんもパクパク食べてくれますよ。
こちらはそのまま食べられる商品ですね。忙しい日は本当に便利ですよね。下処理が手間なレバーなのでこういった商品をストックしておくと安心ですね。
最後に
- 下処理は牛乳で臭みを取り、血抜きをして、しっかり加熱する
- 離乳食中期ごろから、まずは鶏レバーを食べさせよう
- 上手に市販のレバーのベビーフードを使おう
なかなか食卓に出ないレバーだからこそ、この機会に家族みんなでレバーで鉄分を摂ることをお勧めします。私も最近食べれていなかったので、久しぶりに買ってみんなで食べたいと思います。また栄養満点なレバーだけど苦手な赤ちゃんもいると思います。
そんなときはペースト状にしたレバーをフライパンで炒めることでレバーのふりかけを作ることも出来ますので白ごまと混ぜることでさらに栄養価が高くなってオススメです。いろいろ工夫して赤ちゃんに栄養があるごはんを作ってあげてくださいね。