栄養たっぷりでおいしいトマト。
栄養はもちろん、トマトを使うと離乳食の彩りもよくなるので離乳食期にとっても便利です!そんなトマトですが、冷蔵庫や野菜室で保存しているとだんだん水分がなくなっておいしさが失われてしまうんです。
赤ちゃんにはできるだけ新鮮でおいしいものを与えてあげたいですよね。
そこでおすすめしたいのが冷凍保存。実はトマトも冷凍OK!! 今回は離乳食のトマトの冷凍保存のコツを中心にまとめてみました。
目次
離乳食のトマトって冷凍できる?方法は?種や皮はどうする?
トマトを丸ごと冷凍しても問題はありませんが、種や皮を取り除いておけば必要な時にすぐに使えて便利です!トマトの種や皮は口当たりが悪く、消化の負担にもなるのでトマトに十分慣れるまでは取り除いてあげましょう。
皮を取り除くには湯むきが一般的ですが、離乳食期には生のままスプーンの背で裏ごしすると楽チンですよ。
この方法だと簡単に皮と種が取り除けます!!あとは離乳食の段階に合わせて潰し具合を調節して、冷凍します。水分が多いので小さめのシリコンカップや製氷皿に入れましょう。フリーザーバックにいれて板状にのばし、菜箸で筋目つけてから冷凍すれば、板チョコのように割れて便利です。
我が家の場合、もっとトマトの形を残したいときはりんごの皮をむくようにトマトの皮をむいて、ざく切りにしたものを冷凍しています。
(十分トマトに慣れたので種はとっていません。)
冷凍したトマトの消費期限は?解凍方法は?
できるだけ早めに使うように心掛けましょう!
冷凍したトマトの消費期限は1カ月と言われていますが、新鮮なものを衛生的に調理することが基本である離乳食では1~2週間が目安です。できるだけ早めに使いきるようにしましょう。
冷凍していても雑菌が増殖している可能性があるので、赤ちゃんに食べさせるときは自然解凍せずに再加熱するのが基本です。電子レンジで一気に加熱することで、おいしさをキープしながら解凍することができます。
スープや料理の具材として利用する場合は冷凍のままお鍋に入れてもいいですね。トマトは冷凍すると旨みを増して、解凍時には通常よりやわらかくなるので、煮込み料理に向いていますよ。
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離乳食のトマトっていつから食べさせていいの?生であげてもいい?
皮と種を取り除き、滑らかにすりつぶせば離乳食初期から使うことができます。
まずは加熱したものを与えて赤ちゃんの様子をみましょう。
赤ちゃんが嫌がらず、消化も順調であれば中期頃から生のトマトにチャレンジしてみてもいいですね。甘みの強いフルーツトマトがおすすめです。ただし、皮と種を取り除くのをお忘れなく!皮と種を取り除くことで消化を助ける上に、酸味が強い種の部分がなくなるので、赤ちゃんが食べやすくなりますよ。
皮も種も取り除かずそのままの状態で与えるのは離乳食の進み具合にもよりますが、1歳以降がおすすめです。皮が噛みきれない、酸味を嫌がるなどの様子がみられたときはまだまだ取り除いてあげてくださいね。
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最後に
我が家では11カ月の次男用にトマトを1つ購入し、半分は皮なしで生の状態で与え、半分はざく切りにして冷凍保存しています。
冷凍トマトはささみや玉ねぎとリゾットにしたり、キャベツやタラとスープ風にして食べさせることが多いです。トマトの酸味が程よくきいて、どちらも次男の大好きなメニューです。
・冷凍保存したトマトは加熱して与える
・1~2週間で使いきる
トマトを冷凍保存して常備しておくと、トマト料理はもちろん、スープやソースに使ったり、料理の彩りとして加えたりと、離乳食のメニューが広がってとても便利です。栄養価も高い食品なのでぜひ取り入れてみてくださいね。
あんつぶ