そもそも、外食っていつから大丈夫なの?
外食にも種類がいろいろあるしね。
ただし、あくまでも大人仕様だから注意が必要よ!
こんにちは、男の子2人を子育て中の“あんつぶ”です。
私も息子たちが赤ちゃんだった頃、同じようなことを義母から言われました。
たしかに、外出先で取り分けできると助かりますよね。
でも、大人用って離乳食と比べると、
味が濃いし、油も多そう…。
本当に大丈夫??
と、悩んだものです。
そんな私の経験を基に、今回は外食時の取り分け方について、
- 目安の時期
- オススメのメニューと注意点
- 取り分けしやすいジャンル
を紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
離乳食で外食っていつから取り分けられる?
外食から取り分けできるおおよその目安は、1歳頃になります。
大人用は味が濃く、香辛料や油分も多く入っているので、それ以前の時期で取り分けるのはやめましょう。
じゃあ1歳を過ぎれば大丈夫なの?
我が子に食べさせてもいいか、見極めることが大切よ。
1歳からという目安はありますが、まだまだ離乳食期の途中。
なんでもOKというわけではありません。
ファーストフードなどの外食は塩分や脂肪分が多いわりに、ビタミンやミネラルといった栄養素が不足しがち。
添加物や食材の安全性なども、気になりますよね。
体へのデメリットを考えると、できるだけ控えるようにはしたいものです。
次で詳しく説明するわね。
どんなメニューがオススメ?注意点は?
外食で取り分けしやすいメニューは、味付けが薄く、油分が少ないものになります。
ただし、自宅で食べたことがない食材は避けましょう。
取り分けOKなメニュー
取り分けにオススメのメニューはこちら。
ただし、そのまま与えるのでなく、一工夫してから食べさせてあげることが大切です。
それぞれの注意点をみていきましょう。
うどん
うどんは多くの飲食店で提供されており、利用しやすいメニューのひとつ。
やわらかい食感で、油分が少ないのも特徴ですよね。
ただし、食べさせる際にはこんな点に注意してみましょう!
- めんは食べやすい長さに切る
- つゆは白湯で薄めるか、できるだけ少なくする
煮魚
見た目は味が濃そうな煮魚ですが、焼き魚やお肉と比べると身がやわらかく、食べやすいメニューです。
ポイントとしては、
- 味のしみていない中身だけを与える
- 骨は丁寧に取り除く
といった点に気を配りましょう。
天ぷら
揚げ物である天ぷらも、以下の注意を守ればOK。
- 油分の多い衣をはずして中身だけを与える
- かみ切りにくいものや刺激のあるものは避け、かぼちゃやさつまいものような食べやすい食材を与える
もちろん、塩や天つゆなども必要ありません。
ホクホクした食感を楽しませてあげましょう!
サラダ
サラダも取り分けられるOKなメニュー。
ただし、
- 温野菜やトマトを中心に与える
- こしょうやドレッシングは避ける
といったポイントに注意しましょう!
茶碗蒸し
茶碗蒸しも与えやすいメニューのひとつ。
卵にアレルギーがない場合にオススメです。
- 冷ましてから与える
- みつばなど繊維が多いものや、食べたことのない食材は避ける
これらの注意点に気を配ってあげてくださいね。
与える時には注意するわね。
取り分けNGなメニュー
取り分けにまだ早いメニューはこちらです。
これらは塩分や脂質、香辛料が多い・味付けが濃いといったもの。
ハンバーグは食べさせやすいイメージがありますが、中まで火が通ってなかったり、スパイスがきいている場合があるので注意しましょう。
また、
- そばは強いアレルギー症状がでる恐れ
- 寿司の生魚は感染症の心配
があります。
どちらも3歳以降を目安にすると安心ですよ。
そんな時のポイントはこちら。
1歳過ぎにもなると、大人と同じ食べ物を欲しがり始めますよね。
どうしても欲しがった場合は、
- ハンバーガーならバンズ(パン)だけを与える
- パスタならソースのかかっていないところを食べさせる
といった対応でのりきってみましょう。
取り分けしやすい外食ジャンルは?
オススメのメニューからわかるように、取り分けしやすいのはズバリ“和食”。
和食は、
- 煮物や焼き物といった調理法のため油分が少ない
- 薄めたり中身だけ与えたりなど味付けを調整しやすい
といった特徴があります。
また、定食屋さんやファミリーレストランなど多くのお店で提供されているので利用もしやすいですよね。
- 外国料理(韓国、中華、イタリアン、インドなど)
- 居酒屋
外国料理は、赤ちゃんにとって刺激が強いうえに、食べ慣れない食材や調味料を使うのでオススメできません。
また、居酒屋もお酒に合うように味付けが濃い場合が多いので、不向きとなります。
ただ、イタリアン好きの私としては残念だわ…。
だから、我が家はよくビュッフェスタイルのお店を利用していたわよ!
取り分けをメインに考えると、「自分は好きなのに行けない」というジャンルが出てきちゃいますよね。
そこでオススメなのが、ビュッフェスタイル。
温野菜やフルーツが充実していて離乳食用に取り分けしやすいのはもちろん、さまざまなジャンルの料理が並べられているので、ママやパパが好きなメニューも選ぶことができます。
「もくもくファーム」のお野菜おばんざいビュッフェ、赤ちゃん連れだらけですよ🤱遠慮せず行けるよ!早めに行って順番取らないといかんけど。
娘無料だけどめちゃくちゃ食べてたー!🍱味付け優しいから取り分けでオッケー👌(ハサミだけ持ってった✂️)
関西のみんなへ、オススメでーす— ふりかけご飯®️@1y3m🚺 (@abareninpu) 2019年3月20日
私も行ってみたいわ!
離乳食が進んで思うのは、子連れご飯にバイキングって便利だな、と。
子連れで出かけてもご飯食べるところに悩むか、離乳食を持っていかないといけないと思ってたけど、バイキングで事足りたので有り難かった…。— なおみ (@naomi0music) 2019年3月24日
我が家も悩んだらビュッフェスタイルにしようかな!
みんなで楽しめる外食になるといいわね。
参考)最新版 らくらくあんしん離乳食(Gakken 2017年8月発行)
最後に
普段の離乳食と比べると塩分や脂質が多くなりがちな外食ですが、いつもとは違った料理や雰囲気を味わえる機会でもあります。
取り分けしやすいメニューをうまく利用して、親子で楽しんでみましょう。
- 取り分けできる目安は1歳頃
- うどん・煮魚・天ぷら・サラダ・茶碗蒸しなどがオススメ
塩分や脂質を減らしてから与えること - ハンバーガーやパスタなどは塩分や脂質、香辛料などが多く不向き
- そばや寿司は3歳までは避けたほうが無難
- ジャンルとしては和食がGOOD、ビュッフェスタイルも利用しやすい
ちなみに我が子の外食デビューは、1歳3ヶ月頃。
定食屋さんでうどんを頼み、めんをフードカッターで短く切って食べさせました。
同じものを食べられた息子がとても嬉しそうだったのをよく覚えています。
その時期にあったものを、適した状態で取り分けてあげてくださいね。