
出産前の私は本や雑誌を読んでは、どんな離乳食作ってあげようか楽しみにしていました。
そろそろおかゆデビューしよう!とあらためて離乳食本を取り出してみたら…
我が家は基本、玄米ごはん。
玄米や雑穀米を取り入れている家庭も多いと思います。
大人にはメリット盛りだくさんの玄米。
赤ちゃんの離乳食にも取り入れて問題ないのでしょうか?
今回は・・・
- 玄米のおかゆは赤ちゃんにアリ?
- 玄米クリーム・玄米フレーク・玄米茶はどう?
など、玄米に関する離乳食のあれこれ、まとめてみました!
- 国の「授乳・離乳の支援ガイド」では、離乳食は米のおかゆ(つぶしがゆ)から始めるとされ、玄米を使う時期は示されていません
- 玄米は食物繊維が多く消化しにくいうえ、ぬかの部分に無機ヒ素が多く含まれるので、離乳期は白米のおかゆを基本にすると安心です
- 玄米を取り入れたいときは、離乳の完了後に白米に少し混ぜるなど、様子を見ながら少しずつにしましょう
離乳食で玄米のおかゆはOK?いつから食べさせてもいい?

精米された白米に比べ、ビタミンや食物繊維などが豊富な玄米。
素晴らしい食材だからこそ、赤ちゃんにも一緒に玄米を食べさせたいと思いますよね。
でも「大人の体によいもの=赤ちゃんにもよいもの」とは限らないのです。
消化しにくい
離乳食期は、赤ちゃんが母乳やミルクを卒業して、普通に食事ができるようになるための練習期間。
食べる経験を重ねながら、少しずつ食べ物から栄養をとれるようにしていく時期で、胃腸もまだ発達の途中です。
食物繊維が豊富な玄米は、赤ちゃんの未発達な胃腸では消化しにくいので、かえって負担がかかってしまいます。
ぬかの部分にヒ素が多い
お米には、土や水に由来する無機ヒ素がごく微量含まれています。農林水産省によると、無機ヒ素は玄米の外側のぬかの部分に多く、玄米を白米にしたり、お米を研いだりすると濃度が低くなることがわかっています。
農林水産省は、バランスのよい食生活であれば玄米を食べても健康への問題はないとしていますが、体の小さい赤ちゃんの離乳食では、白米のおかゆを基本にしておくと安心です(出典: 農林水産省『コメ中のヒ素に関するQ&A』)。
また、米を含め、新しい食材を始めるときは1さじずつ与えて様子を見るのが基本です。食べたあとに発疹などが出たときは、小児科に相談しましょう。
取り入れるなら離乳の完了後に少しずつ

国のガイドでは、離乳の完了(形のある食べ物をかみつぶせるようになり、栄養の大部分を母乳やミルク以外の食べ物からとれるようになった状態)は生後12か月から18か月頃とされています。玄米は、こうして大人に近い食事ができるようになってからにすると安心です(出典: こども家庭庁『授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)』)。
その後も、消化の様子や体質への配慮は必要です。
白米に少しずつ玄米を混ぜて、赤ちゃんの様子を見ながら、少しずつ玄米食に慣れるようにしてあげましょう。
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玄米クリームならどう?
玄米クリームってお菓子のこと!?と思った方もいるかもしれませんね。
イメージとしては、10分粥をすりつぶしたようなスープ状のもの。
玄米クリームは、大人の場合にも胃腸が弱った時にも用いられることがあるメニューです。
玄米そのものより食べやすくなるため、離乳食に取り入れているママさんたちもおられます。ただし、ぬかの成分はそのまま含まれるので、取り入れる場合も毎日の主食にはせず、少量にとどめましょう。
娘ちゃんがここ数日便秘気味で肌も痒そうだったので、昨日1日玄米クリームに。そしたら先ほど大量のおうんち、顔色も良い。最近離乳食を適当に済ませてしまっててごめんと反省しました。
— ヨネコ (@yoneko0319) December 24, 2011
便秘気味の赤ちゃんに効果があった!という口コミも見つけましたよ。
https://twitter.com/loja_verde/status/235906517088473088
玄米や雑穀米を主食にしているお家では玄米クリームで慣れておくことでスムーズに移行できるかもしれないですね。
https://twitter.com/AsamiM0602/status/571411857694552064
ママも一緒に食べている!という人も♪
どうやら胃腸炎によくかかるらしい娘。これからの季節、今後も油断できない、というわけで今回、娘と夫が食べちゃって私まで回ってこなかった玄米クリーム補充!マクロビの基本だけど絶対自分で作るのは無理、そしておかゆ作るのしんどい時はこれに限る☆ pic.twitter.com/eJkhNgp416
— ななまりも (@nanamarimo) November 6, 2016
レトルトも!これは持ち歩きに便利ですね。
公的なガイドで時期が示されているものではないので、使う場合は白米のおかゆに慣れてから、少量を混ぜるなどして様子をみましょう。迷うときは、健診などで相談すると安心です。

【材料】
- 玄米 1/2カップ
- 水 5カップ
- 塩 小1/3(赤ちゃん用は塩を入れずに作りましょう)
【作り方】
- フライパンに玄米1/2カップを入れて、きつね色になるまで炒る
- 鍋に水5カップを入れて、沸騰させる
- 沸騰したら、1の玄米と塩小1/3を加え、煮立たせる
- 煮立ったら弱火にして、1時間ほど炊く
- 柔らかくなったら、ミキサーにかけるか裏ごしして、滑らかにする
玄米1/2カップは少ないと感じるかもしれませんが、意外とたくさんできあがります。
食べきれない分は、小分けにして冷凍保存がおすすめ。
煮込み時間が長く、滑らかにするにも手間がかかるので、市販の玄米粉や玄米クリームで時短するのもありですね。
玄米フレークは?
玄米フレークは、消化しやすいように加工してあるので、玄米より使いやすいと思います。
消化しやすいとはいえ、奥歯の生えそろわない赤ちゃんにそのままあげることはできません。

玄米茶は飲ませてもいい?

玄米茶は、煎茶などに比べるとカフェインは少なめですが、まったく入っていないわけではありません。
国の「授乳・離乳の支援ガイド」では、離乳を始める前の赤ちゃんにとって最適な栄養源は母乳や育児用ミルクで、果汁などを与える栄養学的な意義は認められていないとされています。離乳を始める前は、お茶を無理にあげる必要はありません。
離乳食が始まって水分を足したいときは、白湯や麦茶などのカフェインを含まない飲み物が使いやすいでしょう。玄米茶をあげる場合は、薄めて少量にとどめ、飲ませすぎには注意しましょう。
まとめ
- 離乳食期は白米のおかゆが基本。玄米は離乳の完了後に少しずつ慣らす
- 玄米は消化しにくく、ぬかの部分に無機ヒ素が多い
- 玄米クリームを使うなら、白米に慣れてから少量を様子を見ながら
- 離乳食後期~完了期ころからなら、玄米フレークも使いやすい
- 玄米茶にもカフェインは含まれるので、あげるなら薄めて少量に
子育てに関しての情報は、とにかく考え方がいろいろあっておもしろいですね。
離乳食ひとつとっても、与える食材の良し悪しは本によってバラバラ。
その中からパパママが何を信じて選択していくかも大切だと思いますが、コレは良くてアレはダメ!だけではなく、その子に合ったものを見つけていくことも大切だと思います。
玄米食を取り入れる最適なタイミングはそれぞれ違うと思いますので、焦らずに。
まずは「食べることは楽しい!」ことを感じてくれたら、お子さんの食事の世界もどんどん広がっていくはず!
よくある疑問(Q&A)
Q. 家族は玄米ごはん。赤ちゃんの分だけ白米を炊くのが大変です
A. 白米を少量だけ炊いて、おかゆにして小分け冷凍しておくと手間が減ります。米をよく研ぐことでも、ぬかに多い成分を減らせます。
Q. 雑穀米はどう?
A. 雑穀も粒がかたく消化しにくいものが多いので、離乳期は白米のおかゆを基本にし、取り入れるなら離乳の完了後に少しずつがよいでしょう。食べたあとに気になる様子があれば、小児科に相談してください。
離乳食を卒業したあと、玄米が仲間入りして、すくすく元気に育ってくれたら嬉しいですね♪
健康食ブームやマクロビオティックに流されすぎず、上手に玄米食と付き合っていけますように☆
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