「絵の宿題、いつやるの?早くやりなさ~い!!」
我が家の毎年恒例の激怒シーンです(笑)
夏休みの絵の宿題って毎年何を書くか困りますよね。我が家の娘ももれなく毎年悩んでいます。
うちの娘の学校では毎年「ふるさとお盆の思い出」絵画コンクールの絵を描く宿題があるんです。この他工作や習字から1点選ぶんですが、絵が一番やりやすいんですよね。
とはいえ・・・。まず題材に悩みますし、娘も私もなかなか重い腰が上がらなくて取り掛かるのに時間がかかります。
でも今年はお盆に海に行ったので、海の絵を描くことにしたんです。保育科卒の私が短大時代に習った絵の技法を駆使しつつ、簡単でしかも子供自身も楽しく書けるポイントを織り込みながら画像つきでご説明します♪
※でも絵画教室に行って習ったわけではないので、描き方の基本はちょっと違うかもしれませんのでご了承ください。
ぜひ皆さんも画像を見ながらお子さんと楽しんでみてくださいね。
今回は海の絵を小学生でも簡単に書く方法はもちろん、子供が喜んで自分から取り組んでくれるための声かけのポイントについても紹介していきますね。
準備はいいですか?ではいってみましょう~♪
目次
夏休みの宿題に!海の絵を描こう♪
準備するもの
- 画用紙
- 絵の具
- 新聞紙
- 鉛筆
- 使い古しの歯ブラシ
- 使わなくなった金属製のざる
- ガーゼハンカチ二枚
描き方
1.まずは鉛筆で下書きをしましょう
鉛筆で海に行った時の場面で一番心に残っている場面を思い出して下書きしましょう。
2.砂浜を塗りましょう
最初に色を塗るのは砂浜です。やまぶき色を水でうすめてうすーく塗ります。波打ち際に少しはみだしている方があとで海の青を塗り重ねた時にリアルに見えます。
3.砂浜に色を重ねましょう
次に黄土色を2よりも濃い色にして塗り重ねます。少しずつ濃い色を塗り重ねながら砂浜の色の変化も出します。写真があればその色を参考にしてみるといいですね。色の具合を見ながらもう一度塗り重ねてもよいでしょう。色を塗り重ねることで濃淡を表現します。
4.スパッタリングで細かい砂の粒を表現しましょう
ここで登場♪一つ目の技法です。スパッタリング!使い古しの歯ブラシと金属製のざるを用意します。
スパッタリングの技法は砂浜の砂を表現するために使いますので、他の部分にかからないようにマスキングします。
チラシとマスキングテープを使ってかかってはいけないところを隠します。また、絵の具が飛び散りますので下に新聞紙を敷いてください。
そして、黄土色に少しだけ水を含ませたものを歯ブラシにつけ、ざるをこすります。
少しずつ色を濃くしていっていろんな砂の色を表現します。茶色や焦げ茶色、黒をすこ~しだけ混ぜたり。
5.海に色をつけましょう
砂浜ができたら次は海です。これまた青からうす~く塗っていきます。少しずつ濃くしていって海の色の濃さを表現していきます。これも写真があれば参考にして自分で色を作らせてあげるといいですね。奥に行くほど濃い色になります。
いつでもいいですが、このあたりで登場人物に色を塗ってしまいましょう。
一気に完成に近づきました。
6.海の中に線を入れる・空を塗る
そして波立っているところなどの線を海の中に入れます。これは少し濃い色で。
青を使ったついでに空もまたうす~く青で塗り、何度か重ね塗りをします。
7.波打ち際と入道雲を描く!
さて、ここからがまたお楽しみの技法です。たんぽを使います。ガーゼハンカチの中にガーゼハンカチを入れて、輪ゴムで縛って出来上がり。
これに少しだけ水を含ませた白い絵の具を塗りつけます。
はい!波打ち際にぽんぽんとするだけで波が表現できますよ🎵
そして入道雲もこれであっという間に完成!
子供が喜んでさっさと取り組んでくれるための声掛けのポイント♪
うちの娘ももれなく絵が苦手ですので、なかなか取り掛かってくれないんです。そんなやりとりをどうぞ~。
娘:えぇぇ~。無理~~~!!
娘:なに?なに?去年のやつとは違う方法なん?(去年は花火でクレパスを使った技法でこれまた面白かったそうです)
花火の記事が気になる方はこちらをどうぞ→花火の絵の簡単な描き方教えます!子供の夏休みの宿題に!
娘:えぇ~、教えてよ~。
娘:お楽しみやな🎵じゃぁやる~~~🎵
という具合にあっという間に娘は絵の具を出してきて用意し始めたんですよ。
今回はほぼ毎日あるスイミングの短期教室やらでなかなか時間が取れなかったので3日にわけて書かせました。
一日目は砂浜。砂浜のスパッタリングがかなり楽しかったようで、もっとこの先も早くやりたい!という感じでしたが、夕食の時間になってしまったので一旦終了。
二日目は海と空。途中で下の子の昼寝が始まり、寝かしつけに行ってる間に登場人物も塗っておきなさいと指示。それでその日は終了~。私は指示だけでほとんど関与してません。
三日目はお待ちかねのたんぽ。娘は「何それ?」と興味津々。白い絵の具をつけて波打ち際と雲を表現。これも面白かったようです。
超マイぺースでゆっくり作業のうちの娘。習い事で忙しかったということもあるんですが、それでも3日で無理なく描けました。しかも喜んですらすらと。要領のいいお子さんなら2時間もあれば余裕で完成するのではないでしょうか。
ぜひ、この技法をお楽しみにしてうまく声掛けして楽しみながら描かせてあげてください。
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さいごに
- 海や砂浜、空は薄い色から順番に濃く塗り重ねていく。
- 砂浜にはスパッタリングの技法を使う
- 波打ち際と雲はたんぽでポンポン🎵
- 楽しい技法を秘密のお楽しみとして上手に声かけ♪
私自身も絵が苦手で子供の頃は絵の宿題は後回しでした。絵が得意でもよほど絵を描くのが好きでないと絵の具を出して、バケツに水入れて・・・。
これだけでもめんどくさっ!という感じですよね^^;
子供たちの気持ちが分かるだけに、楽しく、簡単に描かせてあげたいものです。うちの娘でも簡単にしかもノリノリで描けましたよ。ぜひスパッタリングとたんぽの技法を使って楽しみながら描かせてあげてください🎵
参考にしていただけると幸いです。
“海の絵の簡単な描き方!二つの技法で楽しく描ける!” への1件のフィードバック