子どもが幼稚園に入園すると決まると、幼稚園で使うものを、いろいろとそろえる必要があります。その時に、一部のママを悩ませるのが、「布小物系を手作りするかどうか」ではないでしょうか。入園を機にミシンを買い、手作りでそろえるママも多いです。でも私は不器用だからとか、慣れていないからと、尻込みするママも多いですよね。
私も今年4月に下の子が幼稚園に入園したので、色々なグッズを用意しましたが、ハンドメイド上級者でない私にとっては大変な作業があり、後からママ友に「これ便利だったよ」と聞い役立つアイテムを最初から知っていたら・・・と後から後悔・・・
そこで今回は、我が子にオリジナルのママの愛情がこもった物を持たせたい!そう考えるママに、入園グッズをハンドメイドする際に必要なもの、役立つグッズ、初心者がつまずきがちな注意点などをご説明したいと思いおます。
目次
入園グッズをハンドメイドする際に必要な物
入園グッズとして必要な物
- 体操服入れ(巾着)
- 上靴入れ
- 歯磨きコップ入れ(巾着)
- ランチョンマット
- 通園バッグ(長方形のバッグ)
ハンドメイドする際に必要な物
- ミシン
- 裁縫道具(ハサミ・針・糸・定規・チヤコペン・まち針・紐通し・・・など)
- 布
- 紐や持ち手となる部品
ミシンを買いましょう。1万円くらいからあります。手芸屋さんのほか、通販などでも売られています。安くても一通りの機能はそろっているはずなので、無理に高いものを買う必要はないと思います。裁縫道具も一通りそろえましょう。手芸屋さんなどで、セットで売られていることもありますし、今使っているものをベースに、必要に応じて、買い足していっても良いと思います。
手芸屋さんに行ってみましょう。布を買いましょう。布は、大きなロール紙のように巻かれた状態で売られています。店員さんに必要な長さを言って、切ってもらうシステムです。コップ入れなら紐、レッスンバッグなら持ち手となるテープなど、他に必要な小物も買い足します。「レッスンバッグと上履き袋のセット」などと、あらかじめ必要な材料が入ったセットなども売られています。
入園グッズをハンドメイドするのに役立つグッズ
- 市販の巾着
- 名前ラベル
- プリントできる布
特に大中小様々な大きさで作ることの多い巾着。でも、あれって初心者にとっては通し穴の部分どうなってるの?と分からない部分も多いですよね。写真や画像で見ても分かりにくい・・・実物を見るに越したことありません。100均でも巾着は売ってるので、どういう風に作られてるのかよく観察して作るのも1つの方法です。
また、やっと作り終えたと言っても、名前付けが残ってます・・・刺繍もいいけど、ちょっと大変。そんな時は名前ラベルがおすすめです。アイロンでサッと接着でき、色々なグッズに活躍します。
それ以外では、プリントできる布。よくある布だけじゃ子供が自分のものって理解できず間違いそう・・・かといってアップリケとかうまく付ける自信がない・・・そんな時、家庭用プリンターで写真や絵をプリントし、縫い付けやアイロン接着だけでオリジナリティを出せるプリントできる布がおすすめです。
初心者がつまづきそうなポイントと注意点
- ミシンの縫い方に注意
- 縫い代を考えて
- チャコペンでしっかり下書き
ミシンは機械なので、その使い方を覚える必要があります。まっすぐ縫う直線縫いと、切った布端がほつれないようにするたち目かがり縫い、その2種類が使えれば、それだけでなんとかなります。上糸や下糸の付け方など、最初は戸惑うかもしれません。試し縫いとして、タオルで雑巾を作るのもいいかもしれません。
「縫い代」の扱いです。本には、出来上がりの大きさが書かれていますが、布を切るときは、その周囲に縫い代分を足して、1cmほど大きめに切る必要があります。縫い代を忘れると、一回り小さいものが出来上がります。
また、紙と違って、布はまっすぐ切りにくいものです。平らな所に布を大きく広げて、布にしっかり印をつけて、まっすぐ切ることを意識してみてください。
最後に
- 体操服入れ・上靴入れ・歯磨きコップ入れ・ランチョンマット・通園バッグなどが必要だが園によっても異なる
- ミシン・裁縫道具・布・紐や持ち手となる部品を用意
- 市販の巾着・名前ラベル・プリントできる布などがあれば役立つ
- ミシンの縫い方や縫い代を考え布を切ることを注意、チャコペンでの下書きも忘れずに
初心者がセンスや仕上がりにこだわると、うまくいきません。というより、最初からそこにこだわる必要はないのです。それよりも、オリジナリティーを大事にしてみてください。
子どもの好きな布を選んで作れば、世界に一つしかない、その子のためだけの布小物になります。どうぞ楽しみながら、チャレンジしてみてください。