昨今高齢出産が増えてきていろいろな障害を心配される方も多いと思います。4Dエコーは赤ちゃんの顔がよく見えるエコーですがそれでダウン症の症状を見つけることはできるのでしょうか。
ダウン症以外にもいろいろな病気が出産前お腹の中にいる状態で分かる最近の技術の進歩はすごいものですよね。家の2番目の子は妊娠23週のときにエコー検査で心臓病であることが分かりました。心奇形の状態も分かるエコー、ダウン症も分かるのでしょうか?
今回は
- 4Dエコーでダウン症は分かるの?
- ダウン症はエコーだけじゃ判断できない
- 4Dエコーみんなはどうだった?
これらについて調べていこうと思います。お腹の中の赤ちゃんについて心配なのがママの気持ちですよね。一緒に勉強をして不安を取り除きましょう!
目次
4Dエコーでダウン症はわかる?
ダウン症は先天性の疾患になります。染色体の異常による病気で遺伝するものではありません。ダウン症の子は顔つきに特徴があります。顔が平べったく顔のそれぞれのパーツが真ん中によっている特徴があります。指にも特徴が出て第二関節までしかないことも多いようです。耳も内側に折れていたり、普通の子より下のほうについていたりするようです。
最近の4Dエコーはかなりの精度を持っています。だからといってそのエコーの映像だけでダウン症と判断するのは早合点です。
- 首の後ろのむくみが大きい
- 鼻の骨に異常がある
- 指に異常がある
- 心臓の奇形・もしくは動きがおかしい
などダウン症を見分ける方法はいくつかあります。4Dエコーでは顔つきを判断することができるのでダウン症の疑いまでなら判断することはできるでしょう。けれども確実にこの子はダウン症である!という判断は4Dエコーでもすることはできません。
また、4Dエコーよりも3Dエコーの方が奇形についての判断はつきやすいようです。4Dだからと言って何でも分かる!というわけではないんですね。
ダウン症はエコーだけでは判断できない
前述にも書きましたが、ダウン症の症状を見分ける方法はいくつかありますがエコーだけではダウン症であるという判断はできません。
確実にダウン症であるという確証を得るためには「羊水検査」や「血液検査」などを行う方法があります。確実性を求めるのなら羊水検査を受けるのが一番です。但し、羊水検査にはリスクが伴います。お腹に針を刺し羊水を採取する方法なので母親の身体に大きな負担がかかります。検査結果が出るまで時間もかかるためデメリットの大きい検査といえるかもしれません。
どうしても受けたい場合は、よく医師と相談し、選択することをおすすめします。
最近では母親だけの採血だけで済む「新型出生前診断」もありますがこれは保険が適用されないため費用が高額になるというリスクがあります。
4Dエコーみんなはどうだった?
4Dエコーを体験した方々の声を集めてみました!
これから4Dエコーを受けられる方も既に受けている方も参考にしてみてくださいね。
https://twitter.com/runkun_0605/status/764098045973635072
赤ちゃんの顔がよく見えていますね!かわいい!
https://twitter.com/Intercity_687/status/689735567198662656
4Dエコーってすごいですね!生まれてきた赤ちゃんとの答え合わせ面白いです。
https://twitter.com/ooen4/status/759997712519397376
まとめ
関連記事)胎児の首のむくみ(NT)とは?いつごろ見られる?原因は?
- 4Dエコーでは、ダウン症かどうか判断することはできない
- ダウン症の判断には「羊水検査」や「血液検査」などがある
- 「新型出生前診断」は保険が適用されないため高額な費用がかかる
- 4Dエコーと生まれてきた赤ちゃんには4Dエコーの面影があることがある
赤ちゃんの顔をはっきり見ることができる4Dエコー。それだけでは胎児がダウン症であるかどうか判断することはできないということがわかりました。
赤ちゃんの顔がダウン症のこの特徴によく似ているからといって必ずしもそうとは限りません。もし本当に心配なときは医師に早めに相談されることをおすすめします。
どんな子が生まれてきてもかわいいわが子には変わりはありません。うちの子は重度の心臓病ですがかわいくて仕方がないですよ(笑)