子供が2歳を過ぎるとママ達の悩みは幼稚園、保育園の悩みでいっぱいになります!「そろそろ入園かな…?」と悩んでいる人の中には、せっかくなら預けている間に少し働きたいという方もいらっしゃるかもしれませんね。
お昼間、ママから離れて長い時間を過ごすのですから、お子さんにとって快適な空間であって欲しい。そして、ママにとっても安心できる場所であって欲しいですよね。
私も我が子の時に幼稚園と保育園どっちがいいのか?!とさんざん悩んだ経験があります…。
- 幼稚園と保育園の違いは何だろう?
- 親と子供にとってもメリット・デメリットはなんだろう?
- 選ぶポイントってあるのかな?
そんな悩みも違いを知っていれば、お子さんにも、そしてママやパパにも納得の選択ができるはず!経験者である友達ママにもインタビューしてみましたので、実際の声も参考にしてみてください。
目次
幼稚園と保育園の違いを徹底分析!
幼稚園
- 対象年齢:3歳〜小学校入学まで
- 登園時間:9時頃
- 下園時間:14時頃
- 児童の数:一クラス35人以下(20人〜30人程度などさまざまです。)
- 入園条件:希望者は誰でも
- 保育料:園の設置者が決定します
- 問い合わせ先:希望の幼稚園
上記の時間以外は延長保育として預かってくれますが、別途費用がかかります。また延長保育の時間が保育園に比べて短い場合もあるので、チェックが必要です。
給食か手作り弁当かは園によって違います。また、園バスがあり、自宅の近くまでお迎えに来てくれる園もあります。家の近くや預けたい幼稚園を探して事前に確認しましょう!
保育園
- 対象年齢:0歳〜小学校入学まで
- 登園時間:7時半頃〜
- 下園時間:17時頃
- 児童の数:月齢に応じて規定あり
- 入園条件:家庭での保育ができない場合(保護者の仕事、病気、介護など)
- 保育料:課税状況に応じて市町村が決定。
- 問い合わせ先:市役所または区役所の保育課
児童数に決まりはなく、一保育士あたりの人数が決まっています。たとえば、乳児の場合は1人の保育士に対して児童は3人までです。
- 保育時間内にお昼寝がある
お昼ご飯を食べたあとには、一斉にお昼寝をします。 - 保育園では、必ず給食!
0歳児クラスでも、離乳食を段階に応じて準備してくれるのでとっても安心です。
幼稚園の入園方法
- 申込先:希望の幼稚園
- 入園申込時期:9月〜11月
- 入園時期:翌年4月
保護者やお子さんの面接などの入園試験がある園もあります。また、人気の園では申込みの際に抽選の場合もあります。
申込み締切を過ぎると受け付けてもらえない場合がありますので、いつ願書が発行されるかなどを早めに確認しておいた方がよいですね。
保育園の入園方法
- 申込先:認可保育園の場合は市町村
- 入園申込時期:必要に応じて随時
- 入園時期:必要に応じて随時
都心部では入園希望者が多いので、希望した時期に入園できるとは限りません。実際には秋に願書を提出し、3月に入園決定、4月入園が一般的ようです。
無認可は?
無認可保育園の場合は市町村ではなく、各無認可保育園に申し込みをしていただく形になります。無認可保育園によってさまざまですが、私の友達が通わせていたところは…
- 月額:50,000円
- お昼:お弁当
- 送迎:なし
- 入園方法:無認可保育園に直接申し込み。
経験者だからわかる!幼稚園・保育園のメリットデメリットとは。
幼稚園ママの生の声!メリット編
- 週に1回体操と英語の先生が来てくれたので、習い事が必要ありませんでした。
- お絵描きや工作などたくさんの作品を作って持って帰ってくれました。
- 音楽会がすばらしくて泣けました。
- 父母会や送り迎えで会うママ達と仲よくなれたことがよかったです。
- 大勢のお友達ができたことです。
- 食べ物の好みがあるのでお弁当を持たせてあげることができてよかった。
- インフルエンザ等の流行性の病気のときには休園になって、感染を防ぐことができた。
保育園ママの生の声!メリット編
- 時間を気にせずに、安心して働くことができたことです。
- 園児の数が少なかったので、とってもアットホームでした。
- 給食で色んなものを食べて、偏食がなくなりました。
- どの先生も我が子のように接してくれて第二のお母さんの存在に助けられました。
- 小さい単位で活動するので、常に目を配ってもらえてよかったです。
- 学年の違うお兄ちゃん、お姉ちゃんと接することが多くて、いい刺激をもらっていました。
- 小さいうちから長時間一緒に過ごしてきたので、卒園後も子ども同士おつき合いが続いています。
幼稚園ママの生の声!デメリット編
- 入園の時に入園金、制服代、お道具類などにお金がかかりました。それに、保育料のほかにバス代や給食代、材料費など思ったよりも毎月の出費がありました。
- 延長保育のたびに、先生に連絡を入れて、お金を渡さないといけないのが大変でした。
- 年少さんのときに30人の児童に対して、先生が一人で大丈夫かなと心配になりました。
- 幼稚園で過ごす時間が短かったせいか、お友達の名前をなかなか覚えられませんでした。
- 夏休みなどの長期休みには、遊び相手がいなくて寂しそうでした。
- 先生に対して児童の人数が多いので、子どものことを理解してくれるまでに時間がかかった気がします。
保育園ママの生の声!デメリット編
- 時間割りのようなものがないので、自由すぎると思うこともありました。
- 仕事が終わる時間を先生が把握しているので、急いで迎えに行かないといけなくて自分の時間がなかなか取れませんでした。
- 小学校に入ったときに同じ園の卒園者がいなくて、最初は心配でした。
- 私がパートなので子供のお迎えがみんなより早かったのですが、帰宅後に一緒に遊べる友達がいなくてかわいそうでした。
- 風邪などが流行るとすぐにうつって帰ってきていました。
- 幼稚園に比べてプールなどの施設が揃ってないので、ほかの幼稚園の子をうらやましがることがありました。
こうやってみると、幼稚園と保育園ではメリット・デメリットはいろいろですね。ご家庭によって何を大切にするかで、その感じ方も違うのかもしれません。
幼稚園と保育園で違う?保護者の負担とは
バザーや運動会や茶話会の準備運営などは役員さんの仕事です。役員さんになると毎日「園に出勤」という場合もあります。保育園は幼稚園にくらべ、保護者の園への協力負担は軽いようですよ。
保育園の場合は、毎朝の準備が大変という声もあります。着替えやオムツ、タオル類、連絡帳を決められた場所に入れてから出勤となります。週末にはお布団を持って帰って、干して持ってくるという園もあるので、その点が負担になるかもしれません。
迷ったときのポイントは3つ!
- 保育時間
何時から何時まで預けられるのか。延長保育はあるのか、長期休みの対応はどうかなどを要チェック。 - 預ける目的
日中に教育面をしっかりみてして欲しいのか、それとも保護者不在の時間をお母さん代わりにみて欲しいのか、再確認してみてください。 - 保護者の負担
役員や登園準備など、保護者にかかる負担は違います。何が苦になりそうか、想像してみてください。
最後に…
- 幼稚園と保育園は、保育時間、給食、クラスの人数、日中の過ごし方など違いが沢山!
- ポイントは、保育時間・預ける目的・保護者の負担を再確認!
お子さんとママが日中どう過ごしたいのか、何をしたいのか、などを考えてみると、保育園が向いているのか、それとも幼稚園が向いているのかが分かってくると思います。
私の場合は昼間仕事をしているので、保育園に預けていますが、まだそれが正解だったかどうかはわかりません。しかし子供が毎日笑顔で通ってくれている事が何よりの答えだと信じています。
皆さんもパートナーともしっかりと話し合って、みんながハッピーになれる選択ができるよう、是非参考にしてみてください♪