ママ

学校で日本地図を覚えるのだけど、うちの子なかなか覚えられなくて・・・

何かいい方法はないかしら。

先輩ママ
県の名前と場所をきちんと覚えるのって、大変ですよね。

 

小学校4年生になると、日本地図を覚えるという大きな課題があります。

でも、大丈夫!

遊び感覚で取り組めば、意外と覚えられますよ。

今回は、日本地図を楽しく簡単に覚えられる5つの方法:

  • 歌で覚える
  • 語呂合わせ
  • 白地図を使う
  • パズル・ゲームで
  • ご当地キャラなどと関連づけて

を現在小5の我が子の経験もふまえて紹介します。


目次

歌で覚える

ママ
うちの子歌が好きだから、歌でなら覚えられそうだけど、何かいいのあるかしら?
先輩ママ
それなら・・・

こちらの替え歌なら楽しく覚えられますよ♪

おなじみ「もしもしかめよ」のメロディなので、覚えやすいですね。

先輩ママ
たとえば、東北地方は・・・

 

もしもし 青森 青森県

秋田と岩手は隣り県

山形 宮城 福島県

みんなで歌おう 東北地方

 

先輩ママ
それから、こちら。

替え歌ではないのでメロディも覚える必要がありますが、都道府県の形も一緒に覚えられるところがいいですね。

語呂合わせで覚える

ママ
「東北地方の県は?」なーんて問題もあるようなんだけど、私もとっさに出てこないわ。
先輩ママ
たしかに、大人でもあやふやですよね。

語呂合わせで覚えれば、簡単に覚えられますよ。

  • 東北
  • 関東
  • 中部

・・・など、地方に分けて紹介しますね♪

この際、ママも子供と一緒に覚えてしまいましょう!

東北地方

青い秋山ふみ

あお:青森県
い:岩手県
あき:秋田県
やま:山形県
ふ:福島県
み:宮城県

関東地方

グンと近い里

ぐん:群馬県
と:栃木県
ち:千葉県
か:神奈川県
い:茨城県
さ:埼玉県
と:東京都

先輩ママ
首都の東京にグンと近い!と考えると覚えやすいですね!

中部地方

柳に太い足

や:山梨県
な:長野県
ぎ:岐阜県
に:新潟県
ふ:福井県
と:富山県
い:石川県
あ:愛知県
し:静岡県

近畿地方

波は引き潮

な:奈良県
み:三重県
わ(は):和歌山県
ひ:兵庫県
き:京都府
し:滋賀県
お:大阪府

中国地方

親と昼寝

お:岡山県
や:山口県
と:鳥取県
ひ:広島県
る:なし
ね:島根県

四国地方

(四国の)こと、買え

こ:高知県
と:徳島県
か:香川県
え:愛媛県

先輩ママ
・・・というのが定番のようですが、オリジナルで作ってみました。

校歌が干支

こう:高知県
かが:香川県
え:愛媛県
と:徳島県

先輩ママ
自分で考えて作ると効果倍増ですよ♪

九州地方

福岡を見なさい

ふ:福岡県
く:熊本県
お:沖縄県
か:鹿児島県
お(を):大分県
み:宮崎県
な:長崎県
さ:佐賀県
い:なし

白地図を用いて覚える

ママ
おかげでだいぶ覚えたみたい!
先輩ママ
それでは一度チェックしてみましょう♪

ある程度頭に入ったなと思ったら、白地図に書いてチェックしてみましょう。

大体の場所はわかっているけれど、正確な場所がわからないという県が結構多いことに気づくと思います。

間違ったら、また歌や語呂合わせで復習して、またトライしてみましょう。

白地図

白地図を探すには、「日本地図 白地図」で検索するといいですよ。

パズル・ゲームで覚える

ママ

うちの子、覚えるぞとやる気を出しても、すぐ飽きちゃって・・・

ゲームなら集中力がつづくのに。

先輩ママ
それならゲームで覚えるのがオススメです!
「あそんでまなべる 日本地図パズル」

県のピースを適切な場所にドラッグしてはめていきます。

ジグソーパズルのアプリ版ですね。

ピースに県名が書かれているので、いつの間にか県の形も覚えてしまいますよ。

ジグソーパズル
先輩ママ
スマホばっかり使わせたくない!という方には、アプリでなく実物のジグソーパズルがオススメです。

ジグソーパズルの適齢期(?)は過ぎているかも知れないけれど、スポっとピースがはまる快感で楽しく取り組めるでしょう。

先輩ママ
パズルが好きになる幼稚園くらいの時期にさりげなく置いておけば、楽しみながら覚えてしまって、小4であわてなくてよいかも。

ただ、ジグソーパズルは形だけでパズルを完成させてしまえるため、実は県名を覚えていない・・・という落とし穴もありますので要注意です。

そんな時はこちら。

すいすい都道府県クイズ – 都道府県名パズル

白地図の県名のスペースに県名のパーツを当てはめていくクイズです。

自分の手で書く代わりに県名のパーツをドラッグするというシンプルなものですが、ゲーム感覚でできるのが子供には嬉しいでしょう。

ただ、テストでは自分の手で書くということを忘れずに。

 

息子オススメ!友達同士でできるクイズ

友達同士でできるクイズもあるよ!

と息子がいうので紹介してもらいます。

隣接県リストアップ

ある県に隣接する県を挙げていきます。

 

たとえば・・・「埼玉に隣接する県は?」

隣接県

「長野って埼玉の隣なんだ~」などと発見があっておもしろいですよ。

正解を知っている人がいればいいですが、いなければ地図で確認しましょう。

効率的に覚えられるとはいいがたいですが、友達と遊びながら場所を確認していくと記憶が定着します

 

〇の字がつく県リストアップ

ある漢字がつく県を挙げていきます。

 

これまたシンプルですが、たとえば・・・「”山”がつく県は?」

「山口県」「山梨県」「富山県」・・・まだありますよ!

これも最後にみんなで確認!

関連付けで覚える(ご当地キャラ・名産品・スポーツ本拠地)

ママ
いくらやっても、なじみのない県は頭に入らないみたい。
先輩ママ
遠い県や行ったことのない県は、なかなか覚えられないですよね。

そんな時は関連付けがいちばん!

  • ご当地キャラ
  • 名産品
  • スポーツ本拠地

など、好きなジャンルで関連付けて覚えると忘れにくいですよ。

ご当地キャラ

ご当地キャラを覚えたからといって場所も覚えられるわけではないですが、ご当地キャラを覚えるとその県に親しみがわいて、場所も覚えやすくなりますよ♪

今回は県を覚えたいので県の公式キャラクターですね。

こちらは、私も今回知った石川県の「ひゃくまんさん」です。

ひゃくまんさんと石川県

 

といったぐあいに、親しみをもって覚えていけるといいですね。

名産品・名物・名所

ママ
お土産をもらうと、とたんにその土地に興味を持ったりすることありますよね。
そういうのも使えるかしら。
先輩ママ
ちょっとでも興味を持てればしめたものですよね。

全国のいろいろな名産品・名物を知ると、都道府県を覚えやすくなります。

実際に食べたりすれば効果倍増!

ですが、そんなにうまくはいかないので、本やゲームで工夫しましょう。

県と名産品の結びつきで終わらないで、さらに地図と一緒に頭に入るといいですよね。

というわけで我が家のオススメはこちらの本。

鉄道めいろ

鉄道を上手に使って目的に行くことを楽しむ「迷路」の本です。

各地の名所や名物のイラストが地図に描き込まれているので、

「広島はお好み焼きが有名で、この辺ね!」

「熊本県はからしれんこんが有名で、この辺ね!」

という感じに全国の名所や名産品をに自然に覚えられます。

先輩ママ
我が家の二人の息子はこの本で「鉄道の旅ごっこ」をしながら、各地の名産品を買ったり駅弁を食べたつもりになって楽しんでいました。

桃太郎電鉄」もオススメです。

もともとテレビゲームなのですが、我が家は実物のボードゲームです。

桃太郎電鉄

すごろくのようにサイコロの目だけ進み、目的地の県庁所在地に着くとその土地のもの(青森ならリンゴ園、など)が買えるというゲーム。

夢中で遊んでいるうちに、名産品と県のだいたいの場所を覚えてしまいますよ!

スポーツ本拠地

ママ
うちはサッカーばっかりで・・・
先輩ママ
スポーツも県名と関連付けられますよ♪

サッカーにしても野球にしても、ホームグラウンドがありますよね。

サッカーなら

  • 清水エスパルス:静岡県
  • サンフィレッチェ広島:広島県
  • 名古屋グランパス:愛知県

などなど、行ったことがなくてもサッカー少年なら親しみが湧いてくるでしょう。

チームと県名が結びついただけだと結局場所を覚えないので、「愛知県はこの辺りね~」などと親子で地図を見ながら会話するのがポイントです♪

 

 

【豆知識】日本地図を作った人

ママ
ところで日本地図って、いつ誰が作ったのかしら?
先輩ママ
それでは、日本地図を作った人についても紹介しますね。

日本地図を作った人は、伊能忠敬という人です。

伊能忠敬は、1745年に上総の国(今の千葉県九十九里町)に生まれました。

17歳の時に佐原村(今の千葉県香取市佐原)の伊能家の養子となり、商売に励みました。

そして、50歳の時、大好きな学問をしようと江戸に出て、測量・地理・天文学などを勉強したのです。

先輩ママ
当時の平均寿命が50歳だったことを考えると、びっくりするような高齢での学問デビュー!

忠敬は周囲が驚くほど猛勉強にはげみました。

ちょうどその頃、日本のまわりで外国の動きが活発になり、正確な地図が必要になってきて、幕府は忠敬に地図作りを命じたのです。

伊能忠敬

忠敬はすでに55歳でしたが、70歳近くになるまで日本中を歩いて測量し、正確な地図を作りました。

歩いて歩数を数えたり、夜は北極星の高さで緯度を調べたりしたということですから、すごいですね!

全部で4万km以上、地球1周と同じくらいの距離を歩いたと言われています。

忠敬は1818年に73歳で亡くなりましたが、弟子たちが仕事を引継ぎ、3年後に「大日本沿海輿地全図」(初の日本地図)が完成!

今見ても驚くほど正確にできており、その後約100年間も使われたのです。

まとめ

今回は、日本地図を覚える方法として5つの方法を紹介しました。

  • 歌で覚える:替え歌などでリズムよく覚えよう。
  • 語呂合わせ:頭文字をとって、それなりに意味のあるフレーズを作る。
    よく使われているものを紹介しましたが、自分で作ると効果倍増。
  • 白地図を使う:ある程度頭に入ったら、白地図でチェック!
  • パズル・ゲームで:スマホアプリのパズル・ゲーム、実物のジグソーパズル、友達と簡単に出来るゲームも。
  • ご当地キャラ・名産品・スポーツ本拠地と関連付けて覚える:子供の興味のあるジャンルなら覚えやすい。
    日本地図を使った本やゲームも活用すると効果倍増!

 

豆知識として、日本地図を作った伊能忠敬について紹介しました。

子供に合った方法で、楽しく日本地図を覚えましょう!



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