朝晩すっかり涼しくなって、そろそろ暖房器具を出し始める方もいるのではないでしょうか。
エアコンやストーブを使うほどではないけれど、お部屋の一部分だけ暖かくしたいとき、ホットカーペットって便利ですよね。
乾燥知らずですし、経済的にも取り入れやすいホットカーペットは、赤ちゃんや小さい子どもには使ってもいいのでしょうか?
ホットカーペットが赤ちゃんに及ぼす影響について調べてみました。
目次
赤ちゃんにホットカーペットって使っていいの?
ホットカーペットは先にも書きましたが、メリットも多くありますので、使い方さえ守れば問題なく使用できます。
ホットカーペットのメリット
①フローリングでも畳でもどこでも使える
ホットカーペットは場所を選びません。
カーペットさえ敷ければ、どこでも使用できます。
②暖めたい場所をスポット的に使える
日中、ママと赤ちゃんとふたりだけの場合、部屋全体を暖めるエアコンやストーブなどではもったいない日もあります。
そんなとき、長くいる場所だけ暖められるホットカーペットは光熱費も抑えられます。
③乾燥しづらい
他の暖房器具と違って温風を出さない分、空気の乾燥が少なく、埃が舞わないのもメリットです。
風邪も引きにくく、アレルギーや喘息持ちの赤ちゃんにも最適です。
④経済的にも取り入れやすい
わりとお手頃に購入できますので、もう少しお部屋を暖めたいときなど、暖房器具の付け足しにぴったりです。
赤ちゃんにホットカーペット、何か影響はある?
それは、ホットカーペットを使用することで引き起こる、“低音やけど”です。
低温やけどは、触れていても温かく心地よく感じる60度ほどの温度でかかるやけどを言います。
大人にとって気持ちよい温度でも、子どもは熱いと感じたりします。
まして寝返りやハイハイのできない6ヶ月未満の赤ちゃんは自力で動くことができないため、ホットカーペットに寝させたままにしておくと、同じ箇所を長時間触れることになります。
ホットカーペットの温度設定を一番低いものにしておいても、長く触れていると皮膚の薄い赤ちゃんはやけどになる可能性も高いです。
また低温やけどを避けるためにホットカーペットの上に布団を敷いて、その上に赤ちゃんを寝させると、赤ちゃんの体温が上昇し、汗をかいて脱水症状も起こしかねません。
リビングにホットカーペットを敷いて寝させたり遊ばせたりして、ママはご飯を作るなんてこともあると思いますが、電源の付けっ放しは赤ちゃんや小さい子どもにとっては危険ですので、小まめに電源を切るようにしてあげてください。
赤ちゃんにホットカーペットを使うときの注意点は?
しばらくは温かいままですので、赤ちゃんが寝てしまったら電源を切るようにしてください。
またタイマーを使用したり、できるだけ一番低い温度設定を保って使用するのがいいと思います。
万が一低温やけどになってしまった場合は、放置しておくと重症化する可能性もありますので、まずはすぐに冷やしてあげてください(0~5℃の冷水で30分以上)。
水ぶくれができた場合は決してつぶさずに、できるだけ早く病院を受診してください。
大人が寒くても、子どもは案外素足でも平気だったりします。
新陳代謝も活発で大人の2倍は汗をかきますし、大人と同じような寒さ対策をしなくても大丈夫です。
赤ちゃんにおすすめのホットカーペットってある?
フローリング調ホットカーペット
bellemaisonより
撥水加工したフローリング調のホットカーペットは、飲み物をこぼしてもサッと拭けるので使いやすいです。
掃除しやすくハウスダストも気にならないため、小さい子どものいるご家庭に人気のようです。
価格¥12,800~24,800円
電磁波カットホットカーペット
bellemaisonより
電磁波レスを目指して、熱線を工夫したホットカーペットです。
少々値段は高くなりますが、安心して使えます。
価格¥21,500~52,000円
洗えるホットカーペット
nissenより
汚してもすぐに洗えるタイプのカーペットは人気です。
値段もお手頃で、サイズも豊富なので、暖房器具の付け足しぴったり!
価格¥2,990~10,990円
最後に
日中、ママと子どもふたりだけだと、エアコンやストーブをつけるのはもったいない日もありますね。
暖房器具がないと寒いけれど、がんがんにつけるほどでもない日など。。
そんな日は我が家でもホットカーペットに頼っています。
ホットカーペットは乾燥しにくく、座っていると結構暖かいんですよね。
by lulemon