子供が2人以上いる家庭の味方といえば、二段ベッド!場所もとらないし便利ですよね!ですが、二段ベッドの使用を考えていらっしゃるみなさんにとって、子供の転落事故は最も不安に感じていることの一つではないですか?
今日はそんな心配を抱えている親の皆様にとっておきの情報です。
子供も憧れる二段ベッドですが、そもそも転落してしまってはお怪我の元。本当に転落の危険は潜んでいるのでしょうか?そして転落しないために対策があるとしたら是非取り入れていきたいですよね!
目次
二段ベッドから子供が転落することってある?
はっきり言います、子供が二段ベッドから転落することは、あります!
そもそも子供は寝ながらその日あった出来事を思い出す。と言われており、じーっと寝ていることの方が珍しく、寝ている間にコロコロ転がる方が正常だと考えられています。よって、普通のベッドから転落なんて話はよく聞きますよね!
それが二段ベッドだったとして考えてみてください。落ちない危険性は絶対に0ではありません。
ではそのために取れる対策とは一体どういうものなのでしょうか?
そしてベッドから転落してしまった場合、例えば赤ちゃんだったら?死に至ることもありますよね。そこでいつから二段ベッドの使用が可能なのかも含めて一緒に勉強していきましょう!
転落しないための対策は?
転落防止の対策をとるにあたりまず転落する原因を知ることが大切です。
二段ベッドの転落事故の要因
二段ベッドで転落する最も多いケースは、就寝時に柵を乗り越えて転落するというパターンです。小学校の低学年のお子様は、体格も小さいので、はしごのちょっとした隙間からでも転落の可能性があります。
よって、転落事故の原因は就寝時に柵を乗り越えてしまうということが一番の要因と考えてよいでしょう。
転落事故を防止するには?
そこで転落事故での怪我を防止する方法などをまとめてみました。
二段ベッドの周りを整理整頓すること
お子様の体は柔らかいので、転落しても怪我をすることは少ないですが、大人になるにつれて大怪我に発展する可能性が出てきます。
転落した場合、大怪我にならないようにベッドのまわりに遊び道具や硬いものをなど、危険なものはまずおかないことが大切です。
マットや絨毯など、万が一い転落しても大丈夫なように備えておくことも重要です。
安全性の高い二段ベッドを選ぶこと
二段ベッドからの転落パターンで多いのは、安全策を乗り越えてしまうこと。これを防ぐためには、やはり安全性の高い二段ベットを選ぶことが大切です。
寝返りを打っても大丈夫なように、柵やサイドフレームの高さが十分に確保されているものを選びましょう!
安全性の高い二段ベッドとは一体どんなものを指すのでしょうか?
JIS規格やSGマークは分かりやすく言うと、消費者の立場に立った事故が起こらないために企業側がクリアしなければならない日本独自の規格や基準です。
ただこれらのマークが付いているからといって絶対に安全とは言い切れませんが、あくまでも購入するときの基準の一つに取り入れることは大切だと考えます。
その他の対策
お子様の転落がそれでも不安だという方には、もともとのベッドマットレスを取り除き、敷布団を敷いて使用することで、マットレスから柵までの高さがより確保されるため、転落の恐れは減ります。
しかしこの場合、敷布団を敷いて使用できるものなのかどうかは、直接二段ベッドを買う際にチェックが必要だと言えます。ベッドによっては敷布団を長期間敷くことにより腐食につながり余計に危険になることが考えられるからです。
そもそも二段ベッドはいつから使用できる?
購入を考えていらっしゃる方の不安要素の一つでもあるもの。それはいつから二段ベッドの使用が可能なのか?ということです。
そうですよね!一体何歳からの利用が安心でベストなタイミングなのでしょうか?
調べていくうちに先程お話ししたJIS規格と、SG規格では規定にズレが生じています。これは購入するにあたっての基準にするには知っておいておくべきでしょう!
JIS規格の規定
日本工業標準調査会が出しているJIS規格によると、「5歳以下は下段に寝かせる」としています。
SG規格の規定
製品安全協会が定めているのがSG規格。二段ベットは「2歳以上が使用する」としていて、「6歳未満はベッドの下段に寝かせること」としています。
また、床から二段目の床板の上までの高さが120センチ以上の製品は、10歳以上の使用を想定して作られています。
このように、二段ベッドは子供が小さいうちから使用可能ではありますが、はっきり何歳から!という決まりまないものの、目安としては使用する子供の身体や性格などに合わせて親が判断していくしかありません!
まとめ
- 二段ベッドは転落することがあります!
- 転落しないためには、二段ベッドの周りを整理整頓しておき、転落に備えて絨毯やカーペットなどのクッション性のあるものを敷いておくといいでしょう。
- 購入の際には安全基準をクリアしているものを購入すること。
- ベッドフェンスなどを取り入れてより柵を高くし、安全性を確保することもいいでしょう。
- 二段ベッドの使用には絶対年齢は決まっていないものの、使用する子供の身体や性格を親がしっかり見極めてあげることが大切です。
いかがでしたでしょうか?購入を検討中の方には参考になりましたでしょうか?
私自身、子どもは一人しかいないので、兄弟仲良く二段ベッドは憧れでもあります。安全性をクリアしている商品をきちんと見極めた上で、その子に見合った二段ベッドが見つかるといいですね!