秋の年中行事といえば七五三ですね。
10月に参拝されるご家庭も多いのではないでしょうか。
七五三はお宮参り同様、正式な参拝作法でお参りをしなくてはなりません。
何となくはわかっているけど、不安な方、参拝する神社選びや予約なども含め、七五三でのお参りについてご説明しますので、ぜひご参考にしてください。
目次
七五三 神社でのお参りの作法
慣れない参拝は、いきなり行っても迷ってしまいますね。
初詣などとは違い正式な参拝作法をご紹介しますので、行く前にすこし予習してみてください。
①鳥居をくぐる
鳥居をくぐる前に、神様に失礼のないよう服装の乱れを整えます。
その後、神様を敬う気持ちを表すために軽く会釈をし、境内に入ります。
参道を歩いて本殿へ向かう。
(参道の中央は神様の通るところとされているため、中央を歩かず、端を歩くようにしてください)
②手水舎(ちょうずや)で体を清める
手水舎とは、神社の境内にある、神社参拝者が体を清めるための施設です。
本殿の近くにある、柄杓(ひしゃく)を使って手や口を洗う場所のことを言います。
- 右手に柄杓を持ち、まずは左手をさっと洗う
- 柄杓を左手に持ち替えて、右手を洗う
- 再び右手に持ち替えて、左の手のひらに水を受け、口に含みすすぐ
- 左手に水をかけて洗う
- 柄杓を立てて残った水を伝い流し、元の場所に柄杓をもどす
③お参りする
ここまで来たらいよいよ参拝です。
- 賽銭箱の前で一礼
- 鈴があれば強く鳴らす
- お賽銭を投げずに、静かに賽銭箱に入れる
- 二礼二拍手一礼
④鳥居をくぐって神社を後にする
軽く会釈をして本殿を後にする。
帰りも行き同様、参道の端を歩き、鳥居をくぐる前にもう一度本殿の方に向かって会釈をして、境内を出てください。
以上で正式な参拝が終わりとなります。
七五三 神社に予約した方がいい?
参拝当日に予約なしで行くと、人気のある神社では断られるか、すごく待たされることもあります。
事前に神社に電話をし、予約をしておくのがいいでしょう。
神社に問い合わせたときに、合わせて初穂料のことも聞いておくといいと思います。
神社によっては金額を指定されることもありますし、ご祈祷をしないで参拝のみの場合は予約が要らない神社もあります。
七五三 参拝する神社の選び方は?
神社もたくさんあって迷いますね。
- お宮参りした神社
- 有名な神社
- 地元やママの実家近くの神社
どこに行っても問題ありませんが、一番多いのは、お宮参りした神社に七五三でも参拝する人が多いようです。
生まれてからの成長をずっと見守ってもらえるため、同じ場所で選ぶ方が多いのでしょうね。
七五三は、本来は11月15日に参拝するのが正式ですが、最近では10月~11月中旬の土日や吉日大安を選ばれるご家庭が多いようです。
家族と相談し、参拝する神社と日にちが決まったら、さっそく神社に問い合わせをしてみましょう!
最後に
最近の七五三の傾向としては、神社参拝よりも写真撮影がメインイベント化しているようです。
9割以上が撮影をするそうですが、本来は子どもの健康と成長を祝う大切な行事ですので、きちんとした準備のもと、一生に一度の素敵な七五三にしてあげてください。
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