鼻涙管閉塞の赤ちゃんの治療は？うちの子供のブジー体験

鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)は主に目やにの症状で気づく場合がほとんどです。

産院で気づく場合もありますが、自宅に帰り、毎朝目にこびりついている目やにをみて、おかしいな？と思うご両親もいらっしゃいます。

うちの子供も生まれてすぐから目やにがひどく、医師に相談しましたが、様子を見ましょう！と言われました。

しかし毎朝毎朝目やにを拭く為、目の周りは真っ赤！そんな時に鼻涙管閉塞をいう言葉を知りました。そこで今回は…

鼻涙管閉塞症とは？治療法は？
我が子のブジー体験談
自宅でできるマッサージ方法

など私が体験したからこそわかる、鼻涙管閉塞についてまとめてみました。我が子のひどい目やににお悩みの貴方の力に少しでもなれればと思います。

そもそも鼻涙管閉塞症とは？治療法は？

先輩ママ

この鼻涙管が目と鼻を繋げているパイプが何らかの原因で、機能せず詰まってしまうと鼻涙管閉塞を起こします。

Baby, Cry

鼻涙管とは

まぶたの上の方で作られた涙は、目の表面を潤したり汚れを流して鼻に流れます。よく大人でも大泣きすると、鼻水も一緒に出てきますよね。その涙が通る場所を鼻涙管と言います！

先輩ママ

鼻涙管閉塞の原因は、先天的なものと後天的なものがあるそうです。

先天的な鼻涙管閉塞

先輩ママ

鼻涙管（びるいかん）の形成異常が原因です。

出生時から涙や目やにといった症状が続いている場合は、先天的な原因が考えられます。

生まれて産院にいる時から目やにが出ているので看護師さんに見つけてもらうことも多いそうです。先天的な鼻涙管閉塞の赤ちゃんは目薬で治まっても、またいつの間にか症状が出てしまうのが特徴です。

後天的な鼻涙管閉塞

先輩ママ

蓄膿症や鼻の病気、結膜炎からの細菌で起こります。

鼻涙管閉塞は後天的な理由になると、大人でも発症するケースがあります！

子供は風邪や鼻水などの症状が出るとどうしても目やにが出やすい傾向にありますが、鼻涙管閉塞かどうかの判断は医師にゆだねるしかありません。

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症状は？

先輩ママ

涙や目やにが常に出てくることです。

泣いていないのに涙がこぼれている
寝起きにびっしり目やにが出る
目薬などをしてよくなってもまたぶり返す

うちの子は上記のすべてに当てはまりました。そこでうちの子供はブジーという処置をうける事になったのです。

そこまでの経緯や、ブジー体験をご紹介します！

赤ちゃんのブジー体験！うちの子供の体験記

ママ

そもそもブジーとは？

先輩ママ

ブジーという細い針金状の治療具を鼻側の目の端にある涙点から差し込んで鼻涙管に通す治療法です

ブジーで鼻涙管にできた膜を突き破る（開放とも言われます）ことで症状が改善されます。ブジーは先端が丸みを帯びているので安全に処置ができます。

ママ

まだ小さい赤ちゃんに針をさすと想像するだけで、心配になります…

最近の傾向では、1歳前後で自然治癒する赤ちゃんも多いことから、症状が著しく悪化していない場合は様子をみて目の洗浄から始めて完治を目指す方法もあるそうです。

ただしこれらは医師が診断の結果、判断するものなので、鼻涙管閉塞の症状が疑われる時は自己判断せずにお近くの眼科をまずは受診することが大切です。

先輩ママ

そんな我が家の子供も1歳過ぎにブジーをする事にしました。

生まれたその日から目やにが気になっていた我が子…なんども小児科で目薬をもらったり、自宅でできる処置をしたりしました。

よくなったり悪化したりを繰り返しました。ブジーの存在も知ってはいましたが、通っていた病院の先生に「大丈夫だ！様子を見ましょう」と言われている事で安心していました。

ママ

それからよくなったんですね！！

先輩ママ

いいえ、症状は一時的に改善したものの、繰り返し目やにが出ました。

一向に良くならない…毎朝泣く子供を押さえて目やにを拭く日々…ある日主人に

「先生は様子を見ようというけど、毎朝これでは可愛そうだ！ブジーをしたほうが子供の為ではないか？」

私は子供の為につらい思いをしてブジーをしなくていい方法を探していた事に気づきました。しかしどうにもならない事もあるんですよね…。

先輩ママ

主人に言われて、子供につらい思いをさせたのは私のほうだったんだ…と気づきました。

結局別の眼科を受診した結果、その日にブジーをする事になりました。

受診した病院
眼科
ブジー前の注意
3時間以上飲食をしていない事
（子供は大泣きし、嘔吐する可能性があるからだそうです）
ブジー所要時間
5分程度
子供の様子
保護者は立ち入り禁止の為わからない
料金
1歳で処置の為、医療費無料
（私の自治体は6歳まで無料）

結局処置には5分もかかりませんでした。泣き声が響いてましたが、看護婦さんに連れてこられた我が子はすぐに泣き止んで笑ってくれました。

その日からびっくりするくらい目やにが出なくなり、子供の目を拭く事もなくなりました。

先輩ママ

今現在我が子は4歳。風邪気味になると少し目やにが気になるものの、再発はしていません。

一瞬のでき事とはいえ、私にはわからないほどの恐怖を子供は味わったに違いありません。しかし毎日続く目やにを拭く行為も子供にとってはかなりの苦痛だったと今は思います。

実は！少しでも目やにを軽くする為にマッサージがある事をご存知ですか？今回は自宅でできるマッサージの方法をご紹介します♪

point

自宅でできる治療法！マッサージってどうやるの？

鼻涙管閉塞の治療は、軽度の場合はマッサージで詰まりを取り除く事が出来ます！

先輩ママ

私が実践していた方法を紹介します！

赤ちゃんの目やに対策マッサージ

手を清潔な状態にして指の爪も短くする
親指と人差し指で目と目の間や、鼻の上部をつまみ、目の縁を押すようにして優しくマッサージしていく。
（赤ちゃんが急に動いたりすることもあるので、もう片方の手で顔を支えてあげる）
マッサージの途中に目やにが出てくることもありますが、こまめに拭き取り、清潔な状態にしてあげる
マッサージ後、処方された目薬で点眼する。

先輩ママ

私は小児科の先生にこの方法を教わりました。

先輩ママ

大事なポイントはコレ！