赤ちゃんが乗っている車に貼ってある「赤ちゃんが乗ってます」のステッカー。車の後ろに付けてる車、多く目にしますよね。可愛いものも多く、赤ちゃんが産まれたら付けたいと思ってる人、多いですよね。
私も、子供を妊娠し、出産準備グッズとして好みのデザインのものを探し、購入しました。でも、あのステッカーにはちゃんと意味があるってご存知ですか?
そこで今回は、「赤ちゃんが乗っています」ステッカー
- ステッカーの意味
- どうしてあのステッカーが出来たの?
- 理解が薄い事実
以上についてご説明したいと思います。
目次
「赤ちゃんが乗ってます」ステッカーにはどんな意味がある?
赤ちゃんが乗ってるから何なんだ?!そう思う人も多く、賛否両論あるこのステッカー。ですが、このステッカーには以下のような意味があります。
- 赤ちゃんが乗ってるから法定速度で走ります
- クラクションを鳴らして煽らないで
- 追突注意
チャイルドシートって後部座席に付けることが義務付けられてるんですよね。助手席に乗せてる人もけっこういるんですが、助手席はエアバックがあるため、チャイルドシートを付けると余計危険ということもあるためなんですが。
だから、そんな後部座席に付けられたチャイルドシート、なかなか運転席から見ることも厳しいため、赤ちゃんが安全快適に乗ってられるように、安全運転を心がけますよね。なので、法定速度内の運転をしてしまうと思うんです。そんな車にイライラしてしまう後続車。
でも、そのステッカーがあると、ゆっくり運転には理由があると知らせることが出来るんです。また、それと同時に、赤ちゃんがびっくりしてしまうクラクションを鳴らさないで、追突にも注意して、ということを知らせるという意味があるんです。
ステッカーの出来た背景は?
アメリカの高速道路で事故を起こしてしまった女性は、3日程意識を失っていました。3日後、意識を取り戻すと女性は「赤ちゃんはどこ?」と、医師に聞きましたが、医師も警察も「え?!」。女性が申告するまで、事故を起こした車に赤ちゃんが乗っていたと誰も把握していなかったんです。
発見された赤ちゃんは、後部座席の下で既に冷たくなっていました・・・特に外傷なかったのに・・・。もしお母さんと一緒に発見されていたら、助かっていた命だったかもしれません。これをきっかけに、ステッカーは開発されました。
本当の意味は、事故が起きた時に「真っ先に助けて」という意味です。
小さな赤ちゃんは衝突の衝撃で小さな隙間に入り込んでしまい、発見が遅れる可能性があります。早く探してあげれば助かるかもしれない命なのでいち早く救出作業をしてほしいですね。もちろん私たちがステッカーの意味を正しく理解していれば、事故現場に遭遇した時助けてあげることができます。
ステッカーがあまり理解されていない事実
付けている本人もあまり深く理解していない場合も多いです。付けていない人はもっと知らない人が多いようです。「なんのための赤ちゃんアピール?」、「自慢してるの?」、「気を遣えってこと?」と、言う声が実際には多いようです。
まずは付けているお父さんお母さん本人がしっかりと理解しておきましょう。
赤ちゃんが乗ってますステッカーを買うとはがきが付いてきて、それを送ると事故が起きた時に保険が適用されるようになっているものもあるようです。万が一のために保険を掛けておくとよいですね。
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最後に
- 「赤ちゃんが乗ってます」ステッカーには、安全運転を理解してもらう意味がある
- 「赤ちゃんが乗ってます」ステッカーには、事故が起きた時真っ先に赤ちゃんを助けてという意味がある
- なかなか理解が薄い現状
- 保険付きのステッカーもある
私も本当の意味を知らずに貼っていたひとりですが理解した今は、ステッカーの意味の重さが変わりました。
もちろん大事な子供を乗せているのでゆっくりな運転になってしまっても理解して欲しいと思う時もありますが、本当の意味で子どもの命にも関わるステッカーなので、子どもを乗せた時は必ず貼りましょう。
そして子供を乗せていないときははずしましょう。貼っている親がまずステッカーの意味を理解し、それを正しく教えていくことも大切なことではないでしょうか。