赤ちゃんの目が赤いと痛々しくて心配になります。最初は様子を見ていても、2~3日して消えないと不安になってきますよね。
私の息子もまだ0歳なのですが、目が充血していることがたまにあります。しかも私自身、逆さまつげで幼い頃(当時3歳、5歳)に2回手術した経験が。
もしかして自分の子供にも、この逆さまつげが遺伝してしまったのでは?!だから目が赤いのでは?!と心配になりました。
しかし健診でお医者さんに聞いたところ、気にしなくていいとのこと。なぜなら、この時期の赤ちゃんの毛はまだ柔らかく、まぶたにも脂肪が多いため逆さまつげの子が多いそうです。
では逆さまつげ以外に目が赤くなる原因は一体なんでしょうか?とても気になったので、いろいろと調べてみました!
今回は以下の点にポイントを絞ってご説明します。
- 赤ちゃんの目が赤い原因
- ちゃんと消えるのか・いつ消えるのか
- 病院へ行くタイミング
ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
赤ちゃんの白目が赤い!何が原因?
赤ちゃんの白目が赤くなる原因は主に3つあります。
- 産まれてくるときにかかる圧力によって毛細血管が切れて起こるもの
- 赤ちゃんが自分で目をこすって充血したもの
- 病気
大きく分けるとこの3つが原因です。
産まれてくるときにかかる圧力
赤ちゃんは産まれてくるときにものすごい力で全身を圧迫されます。そのときに目の毛細血管が切れて出血してしまうことがあります。
そうすると赤ちゃんの白目に赤い点や赤い筋ができますが、これらは新生児によく見られ、2週間〜1ヶ月の間にはきれいに消えてしまいます。
様子を見ているけれどなかなか消えないという場合は1ヶ月健診まで様子を見て、もし治らないようならその時、担当の先生に相談してみてください。
赤ちゃんが目をこすって充血したもの
よく赤ちゃんって自分で目をこすりませんか?私の息子もよく顔まわりを手でグリグリしています。
ダメと言っても赤ちゃんですから、眠いときや目が一時的にかゆいとき、赤ちゃん自身で目をこすってしまいます。
それが充血する原因です。しかしこのような場合、大半はすぐに赤みは消えます。長くても1~2日で治るでしょう。
こするときに目を直接傷つけてしまうこともあるので、できるだけ爪は短く、清潔な状態を保つようにしてください。
病気
しょっちゅう目をこすっているようでしたら、他の原因が考えられます。もし目やにがたくさん出る、涙を流すといった充血以外の症状が見られる場合は注意が必要です。
様子を見ても大丈夫?受診したほうがいい場合もある?
- 生後1ヶ月以内の新生児の時期に見られる目の赤み
- 赤ちゃん自身でこすってできたと思われる目の赤み
前述したように、この二つは自然ときれいに消えていきます。ですから様子を見てからでも大丈夫です。
しかし、これら以外であれば病院を受診した方がいいかもしれません。病気が原因で白目が赤くなることがありますので、病気とその症状を併せてご紹介します。
結膜炎
結膜炎とは、白目と結膜(まぶたの裏側を覆っている半透明な膜)が炎症を起こす病気です。充血以外に黄色い目やにが出ることが特徴です。
他にもまぶたが腫れたり、まぶたの裏側にブツブツができたりします。感染力も強いので、人に移さないように気をつけてください。
ひどくなると目やにがびっしりついて、目が開けられない状態になります。結膜炎にはウイルス性と細菌性のものがあり、はやり目と呼ばれるのも結膜炎の一つです。
いずれにしろ、目の充血以外の症状が出るので、そういった場合は病院を受診するようにしてください。
鼻涙管閉塞症(びるいかんへいそくしょう)
鼻涙管という涙が鼻の奥へと流れる管が詰まってしまう病気です。
通常、涙は鼻涙管を通って鼻腔へ流れるようになっていますが、そこが詰まってしまうと涙目になり、目やにが増えます。
自然治癒する場合もありますが、手術するケースもあります。また、この病気は片目に発症することが多いので、当てはまる時は病院へ行きましょう。
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逆さまつげ(睫毛内反症)
こちらは始めにも言いましたが、0歳の頃はまぶたに脂肪がついているので眼球にまつげがくっついている状態でも珍しくありません。
2~3歳頃までには自然にまつげが外向きになって治ります。目やにがひどい、毎日頻繁に涙を流すというな様子が見られなければ心配いりません。
ちなみに私は目が痛くて目を開けられない状態だったので3歳にして全身麻酔で逆さまつげを治す手術を受けました。
このような日常生活に支障をきたすレベルになると医師と相談して手術に至ることがありますが、赤ちゃんがニコニコして機嫌がよければ大丈夫です。
白目が黄色い場合は?青い場合は?
白目が黄色い
赤ちゃんの白目が黄色い場合は黄疸の可能性があり、主に2つ種類があります。
- 新生児黄疸
- 母乳性黄疸
肌の色が黄色かったり、白目の部分が黄色く濁った色になったりします。自然に治ることが多いですが、場合によっては光線を浴びせる治療が行われます。
私の息子も黄疸の数値がギリギリで退院し、2日後の再受診でこれまたギリギリ治療せずに治りました。
色は確かに黄色かったのですが、とても元気ですくすく育っています。もし元気が無く、ぐったりした様子でしたら病院で診てもらってください。
白目が青い
赤ちゃんの白目がうっすらと青い。これは全く問題ありません。
これは目の強膜という部分が関係しています。赤ちゃんはこの強膜が薄いので、内側にある元々青みがかったブドウ膜が透けて見えるのです。
最後に
- 赤ちゃんの目が充血しているだけで、特にいつもと変わりなければ様子を見てていい
- 充血以外に他の症状が見られる場合は病院を受診する
基本的に大事なのはお子さんの様子です。充血していても、いつもと変わりなく元気なら様子を見てください。
ただし、いつもと様子が違う…と思ったときは、すぐにかかりつけの病院に相談しましょう。案外ママのそういう勘は当たっていることも。
もし異常がなければママの心配事も減りますから、気軽に電話で聞いてみてるといいですよ♪