赤ちゃんと遊ぶのはとっても楽しいけれど、家事に集中したいときや、ゆっくり雑誌を読みたいとき、トイレに行きたいとき赤ちゃんが一人で遊んでいてくれたら…と思うことありますよね?
赤ちゃんの前から立ち上がると「遊んで!」と言わんばかりに泣いてしまい「も~~ひとりであそんでよ~~!!」こんなやりとりをしていて、気づいたら夕方、家事も何もできてなくてストレスを溜めてしまうことが私もよくあります。
そこで、今回は「赤ちゃんはいつから一人で遊んでくれるのか?」というママの期待と希望にお答えすべく「赤ちゃんの一人遊び」について調べてみましたよ。
- 赤ちゃんはいつから一人遊びするんだろう?
- 一人で遊んでいるときは家事をしててもいいのかな?
- ぜんぜん一人で遊んでくれない!ほかのママはどうしてる?
- うちの子はずーっと一人で遊んでる。楽ちんだけど…もしかして自閉症?
これらの疑問にお答えします!
目次
赤ちゃんの一人遊びはいつから?
一人遊びはいつから?
つみきや、ブロックなどに夢中になることが一人遊び、というなら生後9か月くらいから、という赤ちゃんが多いようです。手で上手に物をつかむことのでき、おもちゃの使い方がわかり、集中力が身についてくるのがこのころです。
しかし、大人の思う「遊び」以外にも赤ちゃんは、身の回りにあるすべてのことに対し興味を持ち、反応しています。これらもすべて成長に必要な「遊び」ととらえると、ただ寝ているように見える2~3か月のころから、赤ちゃんは眠っているときと、大人が相手をしているとき以外、「一人で遊んでいる」と言えるでしょう。
ねんねの頃の一人遊び
2ヶ月頃
2ヵ月ごろから、視界がはっきりし、顔の周りにあるものに興味をもち、じーっと見たり、手を伸ばしたりするでしょう
- 手足をバタバタさせる
- 手を口に入れたり、じーっとみたりする
- ベッドメリーのような顔の周りにあるものを目で追う
3~4ヶ月頃
3~4か月ごろになると、「あれ、なんだろう」という興味がわき、手を伸ばして触れたり、引っ張ったりラトル(がらがら)をふって音を楽しんだりするでしょう。
- 握ったものを口に入れたり噛んだりする
- ベビージムなどぶら下がっているものに触れたりたたいたりして遊ぶ
- カシャカシャするハンカチなどで音と触感を楽しむ
寝返りからお座りの頃の一人遊び
- ティッシュを引き抜く
- ひもやコード類をつかんで引っ張る
- 新聞紙や雑誌などをびりびりにやぶいたり、クシャクシャにする。
- 転がるボールやミニカーなどを追う
「それやめて~!」と思うことばかりですので、イライラにつながる前に、手に取られたくないものは見えないところに片づけましょう。ベビーサークルやゲートなどを活用して赤ちゃんのスペースを確保しましょう。
私のおすすめアイデア
私は、ティッシュボックスにハンカチを入れたり、色とりどりのひもやゴムなんかをわざと散らかしておいたりしていました。生活用品を模したおもちゃは多数ありますので、赤ちゃんの気に入りそうなものを探してみてはいかがでしょう。
ねんねのころに比べると目が離せない時間が増え、「家事ができない、一人で遊んで!」と思うママが増えてくるのがこのころではないでしょうか。
はいはいやたっちの頃の一人遊び
ちょっと集中して遊ぶことができるようになるのがハイハイやたっちのころ。このころから、好きなおもちゃがはっきりしてきて、使い方を理解し遊んでくれるようです。手先が器用になり、つみきやブロックなどを上手につかんで積み上げたりします。
お子さんの好みに応じて、ママが選んであげましょう。シンプルな木のおもちゃや楽器、知育玩具などもいいでしょう。
我が家の場合
私の赤ちゃんは、とにかく車!でした。ちょっと大きめのミニカーを並べて転がしてあそんでいましたよ。
その反面、行動範囲が広がり、ますます目が離せなくなります。家事をしながらでもいいので常に見守り、声掛けするようにしましょう。
1歳から2歳の頃の一人遊び
1歳半ごろになると、まねっこ遊びをできるようになります。普段見せているテレビのキャラクターのなりきりや、ママのふだんの姿をまねしたりするようになります。また、ブロックで複雑な形を組み立てたりし始めます。
女の子はおもちゃの包丁で、マジックテープでくっついたお野菜を切ったり、おままごとの道具が活躍し始めます。男の子の中にはちょっと複雑なブロックなどを集中して楽しむ子も出てくるでしょう。リアルなミニカーや電車のおもちゃも活躍しだしますよ。
空想力や想像力を高めるまねっこあそび、思考力が高まるブロック遊びはどんどんさせましょう。たまにママも参加してあげてくださいね。
一人遊びしている間は放っておいても大丈夫?
一人で遊ぶことによって
- 集中力や想像力
- あれこれ考えて試行錯誤する力
が身に付きます。一人で遊ぶことは子供の成長には欠かせません。
一人で遊んでいるときはただ放っておくのではなく、「ママ、ちょっとお料理するね」「トイレいってくるね」「ここにいるからね」と常に声掛けをしましょう。
また赤ちゃんが一人遊びを中断してママに呼び掛けたときはママも家事の手を止めて「なあに?」「わぁ、すごいね、できたね!!」と反応してあげましょう。
こうすることによって、いつでもママがそばにいるという安心感が得られ、自己肯定感が高まり、自分への自信につながっていきます。
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一人遊びしない赤ちゃんは意外と多い!
ちょっとのお昼寝の時間以外は付きっ切りで相手をしなきゃぐずって泣いてしまうの!!
みんなの体験談
そうそう!そうなのよね~…という先輩ママ多数。
- 10分~15分もしたら飽きてしまい、次の遊びを要求される!もうネタ切れ!
- え~また、電車の絵本?親の私がテンション下がりきってる…
- 早く一日が終わればいいのに…とか思っちゃう私って鬼親?
- ああ、今日も何もできなかった…洗濯ものが山になってる~
https://twitter.com/saori_ando/status/727079730545971200
https://twitter.com/nenemuri/status/675134781957521408
@SheetaNicole うちはもうすぐ10ヶ月です!あんまりひとり遊びとかしてくれないのでレジンやる時間があまり無くて(´<_` )
ほんと、可愛いんですけどね!!— てってれ@(๑˙―˙๑)クルクル (@tetere91rejin) May 24, 2015
いくらわが子が可愛いといえど、赤ちゃんと大人。子供の遊びに一日中お付き合いは厳しいものです。
「今日も適当に相手をしてしまった…」と
真面目で賢いママほどドツボにはまってしまうようです!溜まった家事も気になってストレスがたまりますよね~
みんなはどうやって乗り越えた?乗り越え方5つ!
- お散歩・買い物に出かける
- 地域の子育て支援センター・保育園・幼稚園の開放を利用
- 子育て・ママサークルなどに行く
- 家族に預かってもらったり一時預かりを利用する
- 家事代行を利用する
①お散歩・買い物など外出をする!
近所の公園やいつものスーパーでもいいし、思い切ってデパートなど遠出してみるのもいいでしょう。景色や空気が変わるだけでも、赤ちゃんは疲れてしまいよく眠ってくれるそうです。
赤ちゃん連れで気疲れてしまうかもしれませんが、ママもたまにはウインドーショッピングをして気分転換してみては?カートの中では寝てしまう赤ちゃんも多いようですよ。
②地域の子育て支援センター・保育園・幼稚園の開放を利用する
地域の子育て支援センターには、ベテラン保育士さんが常駐しています。ささいな悩みでも、気持ちを聞いてもらうだけで、すっきりしますよ。
家にはないおもちゃがたくさんあり、子供がたくさん遊んでいます。ほかの子が遊ぶのを見るのは赤ちゃんにとてもいい刺激になります。
余裕がある保育園や幼稚園では、園の開放日を設けているところも。雰囲気がわかるので将来の保育園選びの参考になりますよ。ご近所の園に問い合わせをしてみましょう。
私は保育士さんたちの手作りのおもちゃを観察して、おうちでも作ってみたりしましたよ。おもちゃ代の節約にもなりますね。
③子育てママサークルなどに行ってみる。
FBやSNS、地域の情報誌や市の広報などを見て子育てママサークルを探してみましょう。地域の公民館で集まりを開催していることもありますよ。
同じ立場のママさんとお近づきになれるチャンスです。私も子育てママサークルを介してお友達がたくさん増えましたよ。
④家族に預かってもらったり、一時預かりを利用してとにかく一人になる!
赤ちゃんVSママ、24時間365日ではストレスが溜まって当然!爆発する前にパパやご両親に預かってもらったり、お近くの一時預かりを利用してママが一人の時間を作りましょう。
私は、美容室に行ったり、立ち読みをしたり、カフェでスイーツを食べたりしていました。1~2時間ほどでもずいぶん気が楽になるものです。
⑤家事を代行してもらう
お住いの行政にファミリーサポート事業はありますか?炊事洗濯掃除などの家事代行や送迎、子守など安価でママのサポートをする取り組みがある地域もあるんですよ。一度市役所などで問合わせてみてもよいでしょう。
使えるものは何でも使って家事が終わっていないというストレスをとにかく軽減しましょう!
一人遊びできるようにするには?
一人遊びしているときは邪魔しない
「そんな使い方じゃダメ!」「こっちのくまさんのほうがいいよ」
ついつい口出ししてしまうこと、ありませんか?
子供の遊びは自由なもの、本来の使い方とは違う遊び方をしていてもそれを妨げずに自由な発想を育ててあげるつもりで見守りましょう。案外、一人遊びをできなくしているのはママかもしれませんよ。
同じくらいの月齢のほかの子が遊んでいるのを見せる
遊ぶといっても、やり方がわかっていないのかも…
子育て支援センターや、ママサークルに行って同じくらいの月齢の子が遊んでいるのを見せてあげましょう。刺激になって、真似して同じように遊ぶようになるかもしれません。
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一人遊びが上手な子は自閉症の可能性がある!?
ここ数年の間でちらほら耳にするようになった「自閉症」などの先天性障害ですが、一人遊びが上手だからと言って必ずしも自閉症というわけではありません。
「内気」「引っ込み思案」「空想にふけるのが好き」etc…その子の生まれ持った個性かもしれません。
一人遊びが上手な子は、ついついかまう時間が少なくなってしまいがち。自然と話しかけや意思のやりとりが少なくなり、結果、言葉の発達やコミュニケーション能力の発達が遅れてしまうことも。
常に見守り、声掛けを忘れないようにしましょう。一緒に遊びたそうにしているときは、思いっきりかまってあげましょう。
★子供のことをいちばん見ているのはママ、自分を信じて!なにか違和感があれば、ママは必ず気づくことができます。
たとえ自閉症であっても、早急にどうにかなる問題ではなく、あれこれ考えずおおらかな気持ちで愛情を注いであげましょう。
一歳半になると自治体の一歳半健診があります。この健診で、保健師さんが言葉の遅れや行動をチェックする機会がありますので普段気になることがあったら、必ず相談しましょう。
お住いの自治体で、子供のことを相談できる窓口があるかと思います。ママがひとりで悩んで解決する問題ではありません、不安な時はいつでも相談に行きましょう。
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まとめ
- 一人遊びはねんねのころから。おもちゃなどに集中して遊ぶのは10か月ごろから
- 一人で遊び続ける赤ちゃんは少ない!赤ちゃんとの時間がつらくなったら外出しましょう
- 家族の協力を仰いだり、家事代行サービスや一時預かりなどを利用し、ママのストレスを軽減しましょう
- 一人で遊んでいるときも、常に見守り、声掛けやここにいるよアピールを忘れないでおきましょう
- 一人遊びばかりしている=自閉症 ではない。声をかけて見守ることが大事
- 気になることがあるときは、一人で悩まず、窓口に相談に行く
寝返りをはじめる4か月ごろから、目を離せなくなる赤ちゃん。赤ちゃん的には一人で遊んでいるつもりでも、ハラハラして目を離せないですよね。
私もこのころから、地域の子育て支援センターなどを利用し始めたように思います。日中赤ちゃんと二人きりでいると、どんどん気分もふさがってきます。同じ立場のママや、ベテラン保育士さんとお話しすることでたくさん救われました。
子供を産んではや五年…目を離してゆっくり何かに集中する、という時間は、たぶんずーっとやってきません(ToT)上二人が園に入った今もやはりお迎えの時間を気にして家事や仕事をしています。家族や友達に支えられて毎日をまわしています。
子育ては一人でできない、という言葉をかみしめる毎日です。
でも小学校6年生くらいの子がいるママさんに聞くと、小学校に入ったらあっという間に手がかからなくなって気づいたら中学校!手がかかった小さい頃は精神的にも辛くて大変だったけど、今思えば懐かしい・・・という人が多いです。
大変な時は一人で抱え込まず、パパや家族に頼ったり、行政のサービスを利用したり、外に出たりして乗り切りましょう!