赤ちゃんの歯茎から白い固いものが、、「あっ、歯が生えてきた!」赤ちゃんの成長を実感する嬉しい瞬間ですね。赤ちゃんの歯、大切にしてあげたいですね。そこで心配になってくるのが赤ちゃんの歯磨きのこと。
でも、親になり初めてのことだらけ。私も上の子の時は、何もかも分からないことだらけで、「歯がはえてきた!」と喜び半面、手入れはどうしたら?とすぐネットで調べたり、母親に聞いたりした経験があります。
そこで今回は赤ちゃんの歯のお手入れは
- いつから始めたらいいの?
- どうやってやるの?
といった疑問にお答えし、ここでは赤ちゃんの歯磨きを始めるタイミングや、歯磨きのポイントについてご紹介します。
目次
まずは、練習から
赤ちゃんは自分の手をお口に入れるのは大好きですが、いきなり固い歯ブラシがお口に入ってきたらきっとビックリしてしまいますね。お口に何かを入れる練習のつもりで始めましょう。まず、赤ちゃんに慣れてもらうことが大切です。
ガーゼでお手入れ方法
- ガーゼを湿らせます
- 利き手の人差し指と中指にガーゼを巻きつけます
- 赤ちゃんがびっくりしないよう「お手入れするね」としゃべりかけながら「あ~ん」と口を開けさせましょう
- 優しく軽くふき取るように歯をお手入れします
そもそも、歯はいつからお手入れが必要?
- 歯が生え始める時期は0~8カ月頃
- 生え始める前から歯茎を優しくマッサージ
- 下の前歯が生えたら本格的お手入れ開始
- 段階を踏んで
個人差はありますが、中には生まれた時から歯が生えている子も。ですが、だいたい8カ月くらいで生え始めることの多いようです。歯が生え始める前から上記でご紹介したガーゼでお手入れの方法で、優しくマッサージする練習をしておいたら良いでしょう。
そして、下の前歯が生えたら、本格的に歯みがきの開始です。この時、いきなりすると、練習があったかどうかでは全然違います。暴れる赤ちゃんに歯ブラシをいきなり突っ込むのは危ないですからね。
- 向かい合って口を開ける練習
- ガーゼでお手入れ(慣らし)
- 赤ちゃん歯ブラシを使ってお手入れ
- しっかり歯みがき(仕上げ磨き)
と、成長と歯の状態を見ながらステップアップしていきましょう。
歯ブラシで磨いてみよう
赤ちゃんの上下の前歯がそろった頃から歯ブラシで磨きます。柔らかめの歯ブラシを使ってやさしく磨いてあげましょう。
まだうがいができないうちは、歯磨き粉なしでも大丈夫です。ですが、歯磨き粉を使用する場合はジェルタイプのものが泡立ちしにくいのでいいようです。赤ちゃん用や小児用の歯磨き粉は飲み込んでしまっても大丈夫なように研磨剤や発泡剤が入っていないものがあります。それを選んであげるといいですね。
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最後に
歯磨きを始めるタイミングやポイントについてお伝えしてきました。でも実際はこの通りにはいかないものです。私も息子の歯磨きを始めた頃は大変でした。まず、お口を開けてくれません!首を振って暴れます。
「歯磨き出来なかったら虫歯になってしまう。どうしよう。」心配になってしまいますよね。
でも焦らなくていいと思います。「やらなければ!!」という私の気迫のようなものが息子にも伝わって怖かったのかな?と少し反省もしました。大好きなキャラクターの歯ブラシやイチゴ味の歯磨き粉を使ってみたり、歯磨きを楽しそうに磨いているところをみせたり・・・
ある日「カバさんみたいに大きなお口開けてみて」というと大きく口を開けてくれました。その時は思いっきり褒めてあげました。「虫歯になったらどうしよう。」と焦る気持ちを抑えて、まずは赤ちゃんが「なんか楽しいね」って思える雰囲気が大事なんだと思います。
歯磨き出来なかった日は「食後に白湯を飲ませたからオッケー」ぐらいの気持ちで。少しずつ出来るようになって赤ちゃんの歯を大切にしてあげたいですね。