神社といえば全国各地にあり、日頃の感謝を述べたり、願いごとをしたりする神聖な場ですが、そういう場ではマナーって大事ですよね。
そのマナーの中で、神社の参拝は、女性の場合生理中NGだと聞いたんですが、皆どうしてるんでしょう?
- 神社の参拝は生理ちゅうNGってのはどうして?
- 巫女さんはどうしてるの?
- 喪中はどうするの?
今回は、以上の事について、神社の娘で、巫女の手伝いもしてる友人にも話しを聞いたので、それについてお話したいと思います。
目次
神社への参拝、生理中はNGと言われている本当の理由とは?
生理中に参拝してはいけない理由
- 血は穢れ(けがれ)
- 穢れは気枯れ
- 気枯れは身体が弱ってる
- 血は戦い・事故・生理を意味する
血は穢れ(けがれ)とされ、穢れは汚いという意味のものではなく、気枯れという意味があり、気は生命体。それが枯れると、元気がない、身体が弱っているということを意味し、その状態で参拝する必要はない。という労りの意味が込められ、生理ちゅうの参拝はいけないと言われているんです。
また、昔は血=「戦い・事故・生理」という感覚があり、このような血が流れることを神々が嫌ったという言い伝えもあるようです。
鳥居をくぐってはいけないって本当?
穢れは、弱った身体を心配し、無理してこなくていいという意味を込められているため、参拝だけでなく、家でゆっくり休んでという意味が込められ、鳥居をくぐってはいけないと言われているのですが、何も絶対いけないというのではなく、昔はそう言われていたんですが、実際のところ、今はそこまで気にしなくて良いようです。
巫女さんの場合はどうなるの?
神社が職場という巫女さんの場合、何人か巫女さんがいて融通がきく場合もありますが、中には巫女さんが1人2人しかいなかったり、生理が重なってしまう場合もあります。実際は、生理中であっても休まず日常業務をこなしているそうです。
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実際、巫女さんに聞いてみました
実際のところ、生理のたびに休んでいると仕事にならないので、普通に日常業務をこなしてるようです。 ですが、巫女さんも独身女性のみ(処によっては23歳とか)で年取ると齊女って呼ばれるというか役職というか 昔は生理用品も今みたいに漏れにくいものも無く、今では治せる病も治せない事もあったので体を大事にして・・・ということもあったようです。
ですが、神社の中でも伊勢神宮などは、 昔からの厳密な決まりがあるため、また違うようです。
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喪中の場合は?
喪中の場合、参拝してはいけない、避けた方が良いとされる期間が決まっているようです。それは亡くなられた方との関係性にもよって異なりますが、喪に服す忌の期間は、最長で以下のようになります。
- 四十九日法要が済んでから
- 50日目から参拝可能
この期間を過ぎたら、神社参拝をしていいようです。
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最後に
- 血は穢れ(けがれ)、穢れは気枯れを意味し、昔は参拝はいけないとされていた
- 現在は、生理用品も昔とは違い、血を気にすることもなく、そこまで参拝を気にする必要はない
- 巫女も現在は生理中であっても通常業務をしている
- 伊勢神宮などは厳密な決まりがある
- 喪中の場合は、関係性にもよるが、最長50日目以降は参拝可能
現在では、生理中だからと参拝を控えることを周りに申告することよりも、生理中ということを周りに口外すること自体がセクハラのように取られることもあります。なので、生理中でも、気にせず参拝して問題ないようです。
気になる場合は、お清めの塩を懐に忍ばせて参拝するという方法もあるようです。
byちゃあ