幼稚園でのママ友とのトラブルの話はよく聞きますが、バス通園でのバス停でのトラブルで悩んでいる人は結構多いんです。でもストレートに相手に伝えてしまうとこじれてしまうこともあるし、下手に行動できませんよね。
今回はよくありがちなバス通園でのバス停でのママ友トラブルとその対処法についてです。
実際にバス通園をしている(していた)ママさんに色々と聞いてみましたよ。
たくさんのお話をリサーチできたので、ご紹介します!
今回は以下のよくあるバス停でのママ友トラブルやバス停でのよくあるお悩みについて対処法をまとめましたよ。
- 1番にバスに乗りたい子供を叱らないママ友
- 毎日がおやつ交換会
- 井戸端会議が長すぎる!
- 仲間はずれにされてる?
- バス停で毎日子供を放置して帰るママ友
- ご近所からうるさいと言われた
- バス停が一人だけの場合でもママ友はできる?
これからバス通園のある幼稚園に通わせようと思っているママさん、現在バス通園をしていてトラブルに悩んでいるママさん、ぜひご参考になさってください!
目次
幼稚園のバス停でのママ友トラブルあるあると対処法!
ここでは、実際にどんなトラブルがあったのか?よくあるトラブルをピックアップして、そのトラブルに対して先輩ママさんたちの対処法をお教えします。
1番に乗りたい子供を叱らないママ友
幼稚園には「1番に乗りたい!」という気持ちがとても強い子がいる場合もあります。
バス停で先着順で並んで待っていたりしても「僕が一番に乗る!」と横入りをしてしまい、他の子供達は「ずるい!」と喧嘩になります。
一番納得いかないのが、そのママさんが子供を叱ることもなく「うちの子、一番が好きなの~」と微笑ましく見ていること。「どうして順番を守らせられないのか」とイライラしてしまったりします。
園で乗る順番を決めてもらう
列に並ぶ際に「先着順」というのが大人の世界では当たり前のルールですよね。それをわが子にちゃんと教えたいのに、その子だけ例外というのは納得がいきませんよね。
あまりに喧嘩ばかりになったら、幼稚園の方でバスの乗る順番を決めてもらうのも手です。そういう子は園でも絶対に同じ問題に直面しているはずなので、園と連携をとって決まりごとを作るのが良いでしょう。
あきらめてその子を1番にする
バスに乗る順番だけの問題なら、わが子に諦めさせるのも仕方ないかもしれません。それに、みんなが1番をうらやましく思わなければ、その子も1番にこだわらなくなる可能性もあります。
結局は叱らないその子のママも今まで何度も叱ったけど逆効果で、もうお手上げ~とその子の「1番になりたいブーム」が過ぎ去るのをじっと待っているのかもしれません。
もし余裕があればその子のママに「1番にこだわる時期なのね」と一声かけてみてください。そのママが実は奥底で抱えていた悩みも軽くなるかもしれませんよ。
毎日がおやつ交換会
下の子を連れているママさんたちに多いトラブルです。誰かが下の子用におやつを持ってきていて「みなさんもどうぞ」と配り始めたことから、「もらいっぱなしは良くない」とみんなでおやつを持ち寄ってくるようになり、毎日がおやつ交換会になってしまうことがあります。
ちょっとしたおやつで良いので始めの頃は楽しくしていたのですが、だんだんと手作りクッキーを持ってくる人が居たり、季節ごとに出る新作のお菓子などを持ち寄るようになり、どんなお菓子を持っていくか決めることがプレッシャーになり、苦痛でたまらないということも。
お金もかかるので辞めたいのですが、子供達が喜ぶので誰も辞めようと言い出せず、ずるずると続いています。
自分の定番おやつを決めてしまう
いっそのこと「我が家はこのお菓子!」という定番のお菓子を決めてしまいましょう。それも安くてコスパの良いお菓子だけにする。それだともらいっぱなしと言う状況は脱することができ、さらにどのお菓子にしようかとか、金額的にどうかとか悩む事が無くなるので気楽にできます。
その時「うちの子はこれが好きで」と嘘をつくと子供に「私は他のお菓子がいい!」と言われてしまうかもしれないので「私、このお菓子大好きなの♪」と言っておくと「このお菓子にこだわりがあるのね」と回りも受け入れてくれやすいです。
持って行かない
今まで持ってきていたものを途中から辞めるのには勇気がいるので、「お返ししなきゃ」と思わず、最初から持っていかないのが肝心な予防策です。
特に手作りのクッキーを持って来る人はその人が好きでやっている場合がほとんどです。
対抗して自分も手作りをするよりも「すごいね!美味しいね!」と、美味しく頂くだけの方が相手が喜んでくれる場合もあります。
井戸端会議に参加しないと仲間はずれ?
子供たちがバスに乗った後、残ったママさん達で毎日30分以上の井戸端会議・・・明るい話題ならまだしも、毎日夫や姑の愚痴や、幼稚園や先生の悪口ばかり!でも参加しないと一人だけ降園後の遊ぶ約束ができなかったりして、子供に「僕だけみんなと遊べないの?」と寂しい思いをさせることに。
でも負のオーラ満載の長時間の井戸端会議にはどうしても参加したくない!
数日なら我慢して参加
時々ならいいんだけど、毎日は勘弁して欲しい!そんな時は、今朝は忙しいというアピールをしましょう。
ネット上では「寝坊しちゃって、洗濯物をまだ干してなくて」と、そそくさとその場を去る、という言い訳が一番多く見受けられました。他にも「今日はお姑さんから電話がかかってくる」とか「歯医者に行かないといけない」なども理由として多くあげられていました。
これらの理由を上手にアレンジしながらローテーションして、その場を上手に切り抜けましょう。
絶対に参加したくない時は
井戸端会議には絶対に参加したくない!場合は、午前中だけのパートを始めると「仕事なの」の一言でその場をわだかまりなく立ち去れます。
降園後も、同じバス停の子たちが一緒に遊ぶ約束をしているけど参加したくない!という場合は、毎日子供の習い事を入れると子供も「どうして僕だけ遊べないの?」の疑問を持たずに立ち去れます。
これは、朝のパート代で習い事代を捻出すれば一石二鳥ですね。
なぜか私だけ仲間はずれに
実はこれもよくあるトラブル。バス停の他のメンバーは幼稚園に行く前から既に仲良しさんで固まっていた!または、自分以外は上の子が居て、その時と同じメンバーらしくて自分だけ話に入れない・・・
特に嫌われている理由は無いんだろうけど、仲間はずれにされている気分になってしまう・・・この場合、毎日のバス停が非常に居心地悪いですよね。
天気の話題はみんな共通
他のメンバーに共通の話題があって自分が入れないと思うからなかなか口を開けないのでしたら、天気の話題できっかけを作りましょう。天気の話題は誰もが関係するみんな共通の話題になりますので、話をしやすいです。
しかし、「今日は良い天気ですね」だけで終わらず「今日は外遊びたくさんするでしょうね」とか「最近うちの子は外遊びは鬼ごっこばかりしてるみたいなんですけど、園で流行ってるんでしょうか?」と、幼稚園の話題に結び付けましょう。
幼稚園の話題になると、どんどん会話が発展することもありますよ!
思い切ってバス停を変える
家のすぐ近くのバス停だったら難しいかもしれませんが、自宅がバス停とバス停の中間地ぐらいなら「こちらの方が行きやすくて」とバス停を変更してしまうのも1つの方法です。
隣のバス停だとぜんぜん雰囲気の違うメンバーだったりするので、どんな人が居るのかリサーチして、そちらの方が共通の話題がありそうだったら変更するのも有りです。
うちの子お願いね!と預けられる
ずっと井戸端会議で捕まっているのも苦痛ですが、子供を放置してさっさと居なくなってしまうママさんにも困ります。
どんなママさんかというと
- 朝はバスが来るまで待たずに子供だけ置いてさっさと帰ってしまう
- 帰りはバス停までお迎えに来ず、結局その場に居る他のママさんが気を遣ってその子の家まで連れて行かなくてはいけない
家の場所が多少なりとも離れた場所なら堂々と「困りますので」と言えるのですが、同じマンションや住宅地内、しかも自分達の通り道に相手の家がある場合だと、本心は嫌でもつい引き受けてしまうママさんが多いのではないでしょうか。
その対処法をご紹介します。
時々、家に戻らずそのまま外出をする
朝は、バス停に居る時間を極力少なくするべく、ギリギリの時間に家から出ましょう。それを繰り返していると相手のママさんにも当てにされなくなります。
帰りはすぐに家に戻らずそのまま外出しましょう。
バスの先生に「急ぐのでこのまま出かけるのでこの子の家まで連れて行けません」と言うと、その子のママに「バス停までお迎えに出てきてください」と電話などで連絡をしてくれます。
その子のママが迎えに来るまでバスが待っているんじゃないの?と思われがちですが、ママがお迎えに来ない子は、ほとんどの園ではそのままバスに乗せられたまま幼稚園まで連れ戻されます。
そしてお迎えに出なかったママさんが幼稚園まで迎えに行くだけなのでそこに罪悪感を感じる必要は全くありません。
堂々と断る方法
私はあなたの子を送り迎えをする家政婦じゃありません!と堂々とクレームを言えればスッキリしますが、やはり直接言うのは気が引けるものですよね。その場合は、幼稚園に相談しましょう。
そして個人あてではなく、親がバス停まで送り迎えするのが決まりです、と園全体に手紙を出して送り迎えの責任は保護者にあることを周知してもらえるようお願いしましょう。
そうすれば「ついでなんだから連れて帰ってきてくれたらいいのに」と言われても「園から、よその子を送り迎えしないようにと言われました」と、堂々と断ることができます。
ご近所から「うるさい」と苦情が私に?!
自宅の近くにバス停がある時、自分は井戸端会議に参加していなくても「お宅の幼稚園のママさんたち、バスが行ってもずっとあそこでしゃべってるでしょ。うるさいし邪魔なのでどうにかして欲しい」とご近所さんからなぜか自分がクレームを受けたりすることがあります。
「私は参加してません!」と言いたい所ですが、ご近所さんからも嫌われてしまっては困りますよね。
幼稚園から指導をお願いする
やはりこの場合も園から「送り迎えをしたら、すぐにその場を立ち去るように」と手紙を出して周知してもらうのが良いです。
それでもやめない場合は「ご近所さんからあの場所のバス停をやめて欲しいと言う話が出てるのですが」ぐらいまで言っても大丈夫。
幼稚園はバス停を決める時や一年に1回程度、その近辺の家に挨拶に出向いているはずですし、近隣住民に迷惑をかけるようならバス停は設置できないと園の責任として自覚があるはずですので、必ず動いてくれます。
バス停が一人だけの場合でもママ友はできる?
バス停でママ友が居ることでトラブルがあるかと思えば、逆にそのバス停を使うのが一人だけの場合はママ友を作るきっかけすらもできなくて、それはそれで悩みの種になったりします。
自宅前までバスが来てくれる、バス停はあるけど利用しているのは我が家だけ・・・でもママ友が欲しい!と思ったとき、どのように行動すれば良いか、リサーチしてみました。
バス停で一緒になるママさんが居ない場合のママ友作り
他のママさんとの出会いはバス停だけではありません。機会が少ない分、チャンスを逃さないようにしましょう。
参観日は出会いのチャンス!
参観日の日に積極的に他のママさんに話しかけてみましょう。子供から普段仲良くしている子の名前を聞いておいて「いつも仲良くしていただいてありがとうございます」と挨拶から話題が弾むことも。
その際に遠慮せずに連絡先の交換もしておけば、降園後に遊ぶ約束もできるようになるので、頑張って声をかけてみましょう!
仲介してくれる人を探す!
近所の公園で知り合った人などに「うちは○○幼稚園に通わせてるのだけど、知り合いが居なくて」と悩みを打ち明けていると「うちの上の子の習い事に、今○○幼稚園に通わせてる人が居るわよ」と、直接出会わなくても仲介をしてくれる人が見つかる場合もあります。
意外と世間は狭いもので、誰かの知り合いがいる、というのは非常に多いです。
役員を積極的に引き受ける
ほとんどの幼稚園には保護者会があり、その運営をする役員という制度があります。
頻繁に幼稚園に出向くことになるのでバス通園のメリットが無くなるわ!と思われるかもしれませんが、この役員を引き受けることで園内での人脈は一気に広がります。
役員間のトラブルも全く無いとは言い切れませんが、現実は「園の役員をしたおかげで、子供を生んでから初めて自分の友達ができた」という声も少なくありません。役員で仲良くなったママ友は、子供が成長した後も友達関係が続いているという人が非常に多いです。
関連記事)バス通園のメリット・デメリットは?徒歩とどちらがいい?
まとめ
幼稚園のバス通園について色々と調べたことを書きましたがいかがでしたか?簡単にまとめますね。
- バス停でのママ友トラブルは様々あるけど、回避できる方法はある
- バス停で会うママ友だけで、幼稚園での人間関係が決まるわけではない
これから入園を予定されている方は今回の記事を読んで「こんなトラブルがあるの?」と、ドキドキしているのではないでしょうか?
しかし、これらのトラブルが全て一度に起きるわけではありませんし、そもそもトラブル自体起きない平和なバス停の方が多いはずですのでご安心ください。
もし運悪くバス停でママ友とトラブルが起きてしまった場合でも、すぐに「これが噂のママ友トラブルだ!」と悩みすぎないことが大切です。
- 私さえ我慢すれば良いのではないか
- 幼稚園を巻き込むとモンスターペアレントだと思われないか
一人で悩んでしまうママさんも多いと思いますが、実は幼稚園に相談すればすぐに解決するトラブルも多数あります。
バス通園でのトラブルは、私生活のトラブルではなく幼稚園に付随する問題です。
バス停でのママ友トラブルが長引くと、ママ友との関係が子供の人間関係に悪影響を及ぼすこともありますし、幼稚園の評判を落としかねない場合もあります。
困った時はまずは幼稚園に「こんなことがあって困っているのですが」と報告がてらの相談をすることをオススメします。
親子ともに楽しいバス通園ができると良いですね!