妊娠して幸せいっぱい!でも大変なのはこれからなんです。切迫早産や切迫流産など、出産までにはなかなかうまくいかない事もあります。
私も長男を妊娠した際には切迫流産と言われ自宅療養をよぎなくされました。赤ちゃんが早くに生まれてしまう事にはさまざまなリスクがありそれを防ぐために入院治療なども行われます。
そんな時に使用されるのがこの「マグセント」お母さんはただでさえ赤ちゃんが心配なのに難しい薬の事を言われてもわからないですよね。
でも安心して治療に取り組む為に、今回は「マグセント」について調べてみました。少しでもお母さんの不安が軽減されますように…
目次
マグセントってどんな薬?副作用にはどんなものがある?
マグセントとは?
マグセントとは、切迫早産の治療に使用される薬で子宮収縮を抑制する働きが期待できます。 切迫早産に使用されるお薬といえば通常はウテメリンになりますが、それでも抑えきれない場合などに使用されるのがマグセントです。人によってはウテメリンを受け付けず、最初からマグセントを使う場合もあります。
主に妊娠22週~36週6日に使用されます。魔法の薬と呼ばれることもあるくらい切迫早産の最後の砦的なお薬になりますが、他の子宮収縮抑制剤に比べて副作用が強いのが特徴でもあります。
ウテメリンの副作用は?頭痛?動悸?
副作用は?
- 体のほてり
- 頭痛
- 吐き気
- 便秘や下痢
- 倦怠感
- 血管痛
- 動作がうまくできない
副作用は出る人でない人それぞれのようです。しかし強い薬なので程度はさまざまですが、みなさん使用された人は副作用に悩まれたそうです。
胎児への影響はあるの?
赤ちゃんを産む為とはいえ、赤ちゃんに影響がないかどうかが、お母さんにとって一番の心配ですよね。 結果からいうと、残念ながら影響がある可能性があるという報告がされているのが現状です。
赤ちゃんへの影響
- 高カリウム血症
- 低カルシウム血症
- 新生児の心不全
- 胎動の低下 など
上記のように書かれると使いたくない!と思ってしまいますよね。脅かすような事かいてすいません。泣
でも上記の胎児への症状は産後治療する事で改善されるものだそうです。
胎児のリスクを考えてもマグセントを使用するほうが赤ちゃんにもお母さんにも最善だと考えられた時に使用されているようです。
ウテメリンと併用することもある?
マグセントはとても強い薬になるので、ウテメリンとの併用で、量を調整する事ができます。かなりの妊婦さんは併用で乗り切っている方も多いみたいです。
マグセントも効かない場合は?
マグセントが効かない場合は治療法がもうない事になります。その場合は陣痛や破水がきた場合は出産になります。 薬が効かない場合でもお母さんができる事がありますのでご紹介しますね。
- 赤ちゃんに話しかけましょう!
まだだよ~!もう少しお腹にいてね~!など赤ちゃんに話しかけましょう。 - ストレスをためない
病院で寝たきりになるのでストレスがたまるばかり!でもそれも大敵です。
好きな音楽を聴いたり、少しでもリラックスしてください。 - 体を冷やさない!
マグセントの効果で体がほてって暑い!でも体を冷やさないように心がけて!
最後に…
- マグセントは子宮収縮抑制剤というお薬で副作用がある。
- 胎児にも影響する可能性もあるが、産後の治療でよくなる!
- ウテメリンとの併用でマグセントの量を調節。
- ストレスや冷えなどは大敵!赤ちゃんに話しかけてリラックスしよう!
切迫流産や早産は母体の肉体的疲労ももちろんですが、精神的疲労がかなりあります。私も息子が生まれるまで、妊娠、出産がこんなに大変だなんて思いもしませんでした。
誰にでも可能性のある事だからこそ、知識として頭に入れておく事も大切かもしれません。