ママ
遠足のおやつを買いに行った子どもから、こんなことを言われてしまって・・・

消費税の分だけ高くなっちゃった。
消費税って何?
子どもが食べるお菓子にまでなんで税金をかけるの?

先輩ママ
たしかに、自分も払うとなると、どういうものか知りたくなりますよね。

そこで、今回は消費税について

  • 仕組み
  • 必要性
  • 計算方法

という流れで、小学生も納得できるように解説します。


消費税とは?

消費税ってそもそも何?
先輩ママ
わかりやすく一言でいうと・・・

消費税とは、モノやサービスを買う時にかかる税金です。

消費税

まず、税金とは、私たちのくらしに必要な施設やサービスにかかるお金をみんなで負担するために国や地方自治体(都道府県・市町村など)に納めるお金のことです。

先輩ママ
税金のおかげで、公立の小中学校に無料で通えたり、緊急の際の救急車・消防車もお金を払わずに来てもらえるんですよ。
税金については、こちらの記事でわかりやすく解説しています。
あわせてお読みください。
関連記事)税金とは何か?子供向けにもわかりやすく解説!

 

繰り返しますが、消費税というのは、買い物をしたり、サービスを利用したりする時に払う税金です。

たとえば、税率が8%の場合、100円のモノを買ったらその8%の8円の税金を払います。

でも、消費税をいちいち税務署に納めるのは大変よね?
先輩ママ
そうですね。
それでは、どんなふうに納めるのか見てみましょう。

消費税の仕組み

消費税を消費者一人ひとりが税務署で払うのはとても大変です。

そこで、

  1. お客が消費税も含めてお店に支払う
  2. お店が消費税をまとめて税務署に納める

 

という方法をとるのです。

消費税の流れ

このように、納税者が税務署に納める代わりに、中間に入るお店などを通して納める税金を「間接税」といいます。

因みに、所得税のように、税金を納めるべき人が税務署に直接納める税金を「直接税」といいます。

 

消費税の使い道

その納めた消費税は何に使われるの?
先輩ママ
おやつを買う時にも払っている消費税、使い道が気になりますよね。

消費税は基本的に全額「社会保障」に充てられ、赤ちゃんからお年寄りまで、また経済的に苦しい人も安心して生活できるために使われます

 

たとえば、年をとると仕事を辞めて収入がなくなりますが、この老後の生活を支えるのが「年金」。
消費税はこの年金にも使われています。

また、高齢者や重い病気の人には介護サービスが不可欠。
その費用を全部家族が負担するのは大変なので、ここにも消費税が充てられているのです。

 

私が払っている消費税も、お年寄りの方や重い病気の方のために使われているのね!
私に直接関係することにも使われているのかな?
先輩ママ
もちろんです!

消費税は医療子育て支援にも使われています。

医療費もすべて自己負担だと大変ですが、これも消費税のおかげで負担が軽くなっています。

消費税の使い道

また、小さな子どものいる家庭に手当を支給したり、保育園を増やしたりと、子育て支援のためにも使われているのです。

消費税って、私たちの生活に役立っているのね!

 

どうして消費税は必要なの?

でも、どうして消費税が必要なの?
ほかの税金ではダメなの?
先輩ママ
一言でいうと、みんなの生活を守るためです。
もう少しくわしく解説しますね。

日本では今、子どもが減って高齢者が増えています(少子高齢化)。

少子高齢化

これは労働人口、つまり働く人が減少しているということです。

日本では、働いている人が納める税(所得税)が大きな割合を占めているのですが、労働人口が減れば納められる所得税も減ります

また、年をとると病気になったり十分動けなくなったりして医療・介護にかかる費用も増えます。

そこで、新たな税が必要になり、安定した消費税が導入されたのです。

食料品や衣料といったものは、景気がよくても悪くても、また若くても年をとっていても消費するので、安定した税収が見込まれるのです。

消費税の歴史

いつから始まったの?

先輩ママ
紆余曲折を経て、1989年から始まりました。

消費税について、これまでの流れを見てみると・・・

  • 1970年代後半から議論されるが、毎日の買い物に税金がかかることに反対が強く、長い間見送られる。
  • その後、国の借金が増え、高齢化がますます進行し、やはり税制を見直さなければならないという状況に。
  • 1987年に消費税を導入するための法案が国会に出されるものの、反対にあって成立せず。
  • 1988年にもう一度法案が国会に出され、ようやく通過。
  • 1989年4月から3%の税率で実施。
  • 1997年4月に税率5%にアップ。
  • 2014年4月に税率が今の8%に。

 

長い道のりだったのね。

消費税の計算方法

消費税って、どうやって計算すればいいの?
先輩ママ
その時の消費税の税率をかければいいんですよ。

消費税の計算は

消費税=商品の税抜き価格×消費税の税率

 

消費税が8%なら0.08をかければいいのです。

税込みの値段を出すなら、1.08をかけましょう。

 

たとえば、100円ショップで100円のペンを買う場合・・・

100円の買い物

・・・となります。

1円未満の端数が出たらどうするの?
先輩ママ
切り捨てや四捨五入で処理します。

100円なら税率が3%でも8%でも端数は出ませんが、金額によっては、端数(小数点以下の数字)が出ますね。

端数の処理の仕方としては切り捨てや四捨五入があり、各事業所(会社やお店)に任されています。

まとめ

今回のまとめです。

  • 消費税とは、モノやサービスを買う時にかかる税金
  • 消費者はお店に消費税込みの金額を支払い、お店が消費税をまとめて税務署に納める
  • 消費税は社会保障費に充てられ、みんなが安心して生活していけるように使われる
  • 少子高齢化で労働人口が減り、所得税ばかりに頼ることはできなくなったこと、医療・介護等のための費用が増えることから、消費税についての議論が始まった
  • 1989年4月に税率3%で消費税が導入された
  • 消費税の計算は、「商品の税抜き価格×消費税の税率」で、端数は切り捨てか四捨五入にするかは事業所に任されている

 

消費税について、基本的なことを解説しました。

お子さんにも納得してもらえるでしょうか?

消費税の分だけ高くなるのは家計にとっては痛いけれど、みんなが安心して暮らしていくために使われていることを知ると、払い甲斐がありますね♪



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