いままではガーゼで拭いてたんだけど、歯ブラシを使うならうがいも必要よね?
でも、赤ちゃんだとうがいは難しいわよ。
ムリやり口に水を入れるわけにもいかないし。
でも、うがいをしないのも不安なのよ。
せっかく歯磨きしても、キレイになってない気分になるわよね。
離乳食も進み、段々とガーゼでのお手入れから歯ブラシへの歯磨きへ移行していく赤ちゃん。
ガーゼなら汚れをキレイに拭きとれても、歯ブラシだと赤ちゃんの口の中に飛び散った汚れが残っている感じがしますよね。
大人だって歯磨きしっぱなしでうがいをまったくしないのは気持ち悪いものです。
でも、赤ちゃんのうちは、まだうがいがうまくできません。
歯磨きでうがいなしってやっぱり汚い?
絶対うがいしなきゃダメ??
赤ちゃんの歯磨きを始めたいけど迷っているお父さん、お母さんのために!
今日は
- 赤ちゃんの歯磨きにうがいは必要か
- うがいはいつからできるのか
- うがいの種類と効果
について、お話したいと思います。
これを読んで、うがいについての心配事を吹き飛ばしちゃいましょう!
目次
赤ちゃんの歯磨きにうがいは必要?
でも、できなくても心配しなくて大丈夫よ。
赤ちゃんの歯磨きで取れた食べカスやたまった唾液がそのままになっている。
それって大丈夫かな?と心配になりますよね。
もちろんうがいができるのであれば、うがいをさせてキレイさっぱり洗い流してあげましょう。
まだ教えるのも無理があるでしょう?
できないうがいはムリにさせなくてもいいのよ。
汚れといっても、もともと口の中にあるもの。
そのまま唾液と一緒に飲み込んじゃっても大丈夫です。
食べカスが残っているか気になるようであれば、歯磨き後にガーゼで拭きとってあげるか、水や白湯を少量飲ませてあげましょう。
実際に歯科衛生士さんに聞いてみたところ、
もともと口の中にあるものなんだから、飲んだところで害なんてないわよ。
と、なんてことないように答えてくれました(笑)
歯科衛生士さんに言ってもらえると、ちょっと安心だわ。
でも、ずっとそのままというわけにもいかないから、うがいができる年齢になったら練習しましょう。
それっていつ頃?
うがいっていつからできるの?
まずは“ブクブクうがい”からチャレンジするのがオススメよ。
水を口に含んでブクブク、最後にペッと吐き出すうがいよ。
うがいは呼吸する・話す・食べるといった口腔機能の発達と深い関係性が認められています。1)
3歳という年齢は、これらの機能がある程度整ってくる頃。
うがいの方法を理解し、習得するのに適した時期になるんですよ。
日本歯科医師会の統計によると、3歳児では約半数の子どもがうがいができるようになるとあります。1)
ただし、これは“ブクブクうがい”。
実は、うがいは“ブクブクうがい”と“ガラガラうがい”に分けられます。
“ガラガラうがい”はより動作が難しいので、できるようになるのは“ブクブクうがい”の後。
4歳頃が習得の目安となります。
うがいには2種類あって、できるようになる時期も違うのね。
子どもの様子を見ながら練習することが大切よ。
それぞれのうがいの練習方法も見ていきましょう。
ブクブクうがいとガラガラうがいの違いはここ!
それぞれ以下の役割になっています。
- ”ブクブクうがい”は「口の洗浄」
- ”ガラガラうがい”は「のどの洗浄」
口の洗浄だから、私たちも歯磨きのあとにやっているわけね。
口の中をキレイにしたいなら効果的なのは“ブクブクうがい”。
一方で風邪予防のためにのどをキレイにするのが“ガラガラうがい”になるのよ。
練習を始める年齢は分かったけど、具体的にはどうすればいいの?
- 水を口に含んで飲み込み、「べー」と吐き出すまねをする。
- 水を口に含み貯めておく、その後「べー」と吐き出す。
- 口の中に水を貯め、両側の頬を同時に動かして吐き出す。
- 口の中に水を貯め、左右の頬を交互に動かして吐き出す。
- ブクブクうがいが習得済みであること。
- 水を口に含んで上を向く。
- 上を向いても水を飲まなくなったら、そのまま口を開け、息を出す。
- 強くなく、ゴロゴロと軽い音が出せるように練習する。
- 強めに息を吐き、ガラガラという音が出せるように練習する。
段階的に覚えていくのが大切よ。
どちらの練習でも、
- 親が隣で手本を見せ、マネをしてもらうこと。
- 一つひとつ慣れるまで練習し、できたら次の段階に進むこと。
を忘れずに、子どもの覚える速度に合わせてゆっくり練習していってくださいね。
うちの子はまだまだ先だけど、一緒に練習する日が楽しみだわ♪
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参考)
1)日本歯科医師会「うがいの練習・指導」
最後に
それでは、今回のまとめです。
- 赤ちゃんの歯磨きにうがいは大切だが、できないうちはムリにやらなくていい
- うがいができるようになるのは3歳頃、まずはブクブクうがいから練習する
- ガラガラうがいは4歳頃から覚えられるようになる
- ブクブクうがいは「口の洗浄」、ガラガラうがいは「のどの洗浄」で目的が違う
- 練習は子どもに合わせて段階的におこなうとよい
いかがでしたでしょうか。
うがいのできない赤ちゃんでも安心して歯磨きはできるので、毎日ピカピカに保ってあげてくださいね。
そしてうがいができる年齢になったら、この記事を参考に、うがいデビューをスムーズにサポートしてあげてください♪