ママになって早数か月。歯が生え始め、離乳食も開始! 色々なものを食べ始めるこの時期、育児書をみると「ミルクからフォローアップミルクへ移行しましょう」とあります。
でも、ほかの育児書には「少しずつ牛乳を与えても大丈夫です」の文字が。
ママだって初めてのこと、迷いますよね。子どもには少しでもいいものを! 母親共通の願いです。 私もかーなーりパソコンに張り付いてりさーち調べた記憶があります!
そこで!今回は、私が調べに調べた
- 牛乳とフォローアップミルクの違い
- 両方のいいところ、気を付ける点など
わかりやすくまとめ、比較してみましたよ!悩んでいるママ、これを読めばもう迷わないです!
目次
牛乳とフォローアップミルクの違いは?
数値的な違いは?
鉄分(mg)
- フォローアップミルク・・・2.6
- 牛乳・・・0.04
亜鉛(mg)
- フォローアップミルク・・・なし
- 牛乳・・・0.8
銅(μg)
- フォローアップミルク・・・なし
- 牛乳・・・20
鉄分に関してはフォローアップミルクの方がより多く含まれていますね!しかし亜鉛や銅などはフォローアップミルクより牛乳が上回っていますよね!そのほかにも…
- DHA
- ヌクレオチド
- オリゴ糖
など牛乳には入っていない栄養素もフォローアップミルクには含まれています。
そのかわり、牛乳には
- 高タンパク
- カリウム
- マグネシウム
といった重要なミネラルもたくさん含まれています。
もっとかみ砕いてわかりやすく説明すると…
- 牛乳=素材そのまま
- フォローアップミルク=牛乳をもとに人間の手で栄養価を加えたり、引いたりしたもの
という解釈になります。
どちらを飲ませるのがいいの?
ここではそれぞれのいい点、マイナス点を挙げたいと思います。
牛乳とは
- 身近にある
- 安い
- 添加物などを加えていないから安心
- いちいちお湯で割ったりして作ったり哺乳瓶を用意しなくてよい
- 月齢が低いと鉄分が足りなくなる恐れがある
- アレルギーのでる可能性がある
牛乳は安く手に入り、1歳程度から少量づつ飲ませるのが望ましいとよく言われます。
離乳食などをきちんと食べ、栄養のバランスが取れている場合には牛乳を飲むようにするといいでしょう!
フォローアップミルクとは
- 栄養素が足されていて栄養満点
- (牛乳に比べて)アレルギーがでにくい
- 一回づつ作らなくてはならず保存ができない
- 消化吸収しにくく身体に負担がかかる
フォローアップミルクは離乳食をあまり食べず、栄養が偏りがちな子供にはとてもいいといえます。
でも一番大事なのは「自分の子供にあったものを与える」事です。
牛乳もフォローアップミルクも栄養価や特色が違います。でも大事なのは、知識として違いを知り、自分の子供にあったものを与えられるか?が大事になります!
飲ませる時に気を付けることはある?
フォローアップミルクの注意は?
- 栄養分が多いので、消化吸収しずらく体に負担がかかる場合も!
- あくまで補助!離乳食を優先してあげる事
- きちんと消毒された器具を使って作りましょう
- 使い切り、残した場合は捨てて、新しく作りましょう
離乳食を食べないからと、フォローアップミルクでおなか一杯にしてしまうと逆効果!あくまで離乳食でバランスの取れた食事を心がけましょう!
牛乳の注意は?
- アレルギーの出る可能性がある
- 鮮度に十分注意!飲み残しなど菌が繁殖しやすいのでやめましょう
- 飲みすぎは鉄欠乏性貧血の原因になります!
また、冷たいまま与えるのはNGですよ! 大人でも、冷たい物をいきなりとったらおなか壊しますよね?
無理に飲ませようとせず、お料理やお菓子の中に積極的に取り入れる事も可能ですね!
最後に…
さて、最後に今回のおさらいをしていきましょう!
- フォローアップミルクは栄養満点!離乳食の補助として!
- 牛乳は離乳食をたくさん食べる子にはおすすめ!
- アレルギーや鉄欠乏性貧血などに注意!
どう思いましたか?
毎日の様子を見ているパパ、ママの判断で選んだそれが一番正しいと思います。
ちなみにわが家ではどうだったかというと。 上の子の最初だけフォローアップミルクを買い、徐々に牛乳と交互に飲ませたりして慣れさせていきました。
下の子になるとだいーぶゆるくて、色々なものを与えてしまっています(汗
上の子のものを見て欲しがりますしね。 境界線は、あってないようなものです。
ミルクもフォローアップミルクも、ちょっとおおざっぱですが元をたどると牛乳になる、と私は解釈しています。あんまりきっちりせずに、 なんでも少しずつ、ゆっくり慣れさせていければいいかなぁと思います。
アレルギーなどもちろん心配で気を付けなければありませんが、あれもだめ、こうしなければ!ではなく、自分の子供にあった選択をして、 にっこり笑顔で≪おいしい食生活≫してくださいね!