子育て中のママにとって、腰痛、肩こりなどは大きな悩みですよね。少しでも楽になる方法はないか?そう考える方も多いはずです!
私も妊娠中からずっと腰痛や肩こりに悩まされました。湿布を貼ろうか迷ったものの、やはり気になるのは赤ちゃんへの影響!自分での判断は難しいものです。そこで皆さんが少しでも痛みや心配事から解放されたらという思いから授乳中の湿布についてご紹介していきます!
目次
授乳中の湿布は赤ちゃんに影響ある?貼っても大丈夫?
湿布は皮膚から薬の成分が吸収され血中を流れますが、ある程度のものは、母乳を通して赤ちゃんの体内に入ることはほとんどありません!
赤ちゃんに影響があったらと考えると不安になりますよね。しかし、痛みを我慢していると悪化してしまう恐れがあります。
私の場合、娘がとても大きい子なので抱っこをし続けた結果!腱鞘炎になってしまいました。忙しくてなかなか病院に行けず放置をしていると、みるみる悪化していきました。最後には、何も持てなくなってしまうほどに…。そこで初めて病院に行ったのですが、切った方がいいと言われました!
さすがにそれでは娘を抱っこできないので先生に相談し、注射をしていただきました。最初に痛くなったときに湿布を貼るなどの対処をしなかったことを本当に後悔しています。
子育て中のみなさんは同じような環境で育児をされているのではないでしょうか?赤ちゃんは本当に大切な存在ですが、ご自分の体も大切にされて下さいね。
貼るのに注意が必要な成分が入った湿布があるってホント?
妊娠中はもちろん、授乳中にも避けた方がいい成分を含んだ湿布がありますのでご紹介しますね。
授乳中は避けたほうがいい湿布
第2類医薬品
授乳中であることを薬剤師に相談されてください。中には妊娠中、授乳中への安全性が心配される以下の成分を配合しているものがあるんです!
- ボルタレン
- インドメタシン
- ジクロフェナクナトリウム
これらは強力な痛み止めなんですよ!血液の中をめぐって全身に回ることで痛みを和らげてくれます。また、副作用も多く、喘息の方や妊娠されている方への使用は禁止されています。アレルギーを起こす危険性もあるんです!
ジクロフェナクナトリウムのテープは、授乳している段階での安全性は未確立とされており、多く貼るほど血中濃度が上がります。
母乳はほぼ血液から作られているものです。しかし、ボルタレン、インドメタシン、ジクロフェナクナトリウムなどの成分は、母乳から赤ちゃんへの影響がないとは言いきれないので、使用を控えられたほうが安全ですね。
医療用湿布
医師の処方箋がないと手にすることが出来ません。強い成分を配合した湿布が処方される可能性もあるので病院に行かれた時には、授乳中であることをしっかり伝えてくださいね。
私が腰痛で整形外科を受診した時、処方された湿布はモーラステープです。この湿布にはケトプロフェンという痛み止めが入っています。やはり強力な分だけ効いているなー!と感じていたんですが、アレルギー体質で肌が弱い私は、すぐにかぶれ、赤くなってしまったため、使うのを止めました。
ケトプロフェンには「光線過敏症」という副作用があるようで貼ったまま紫外線を浴びると良くないんです!やはり、きちんと説明を受ける必要がありますね。
授乳中でも貼ることができる湿布
湿布を貼るときの注意点は?
- 赤ちゃんが舐めないよう、触れないように気をつける。
- 貼った後には手を洗う。
- 肩に貼ってる場合は、授乳後のゲップ、縦抱きの時に触れないようにする。
- 腱鞘炎や腕に貼っている場合は、赤ちゃんに触れやすいため、サポーターなどを使用する。
- 寝ている時にふとはがれて赤ちゃんの上に落ちないように固定をする 。
- 授乳中のママは肌が敏感に反応するので長時間貼ったままにしないようにする。
母乳育児をされた方なら経験したことがあるかともしれませんが、乳腺炎ってとても痛いですよね!そんな時湿布を貼ってもいいのかなと考えたことはありませんか?でも胸は赤ちゃんが直接触れてしまう場所なので避けたほうがいいと思います。
私の場合は、冷えピタを貼って対処していました!他にもジャガイモやキャベツの葉っぱの湿布をされている方もいますよ。
以前に病院でもらった湿布は貼っても問題ない?
湿布の種類にもよりますよね。家には結構常備していたり、以前処方していただいたものや家族が使っているものなどがあるかと思います。市販のものであれば第2、第3類医薬品のどちらなのか確認しましょう。
成分によって心配なものもありますのでもし分からない場合は、メーカーに問い合わせてみるのもいいかもしれません。
病院でもらった湿布は、妊娠中や授乳中の安全性が確立されていないものもあるのでお薬の説明書きをきっちり見てから使用したほうがいいですよね。
一番安心できるのは、病院に行って処方してもらうこと、なかなか時間がない時には、薬局で薬剤師に相談し、第3類医薬品の安心できるものを選びましょう!
最後に
- インドメタシン、ジクロフェナクナトリウム、ボルタレン含む湿布を避ける!
- 授乳中に安心して貼れる湿布は第3類医薬品のもの
- 湿布を貼るときは赤ちゃんに触れないように気をつける
- 湿布が家にある場合には薬剤師やメーカーに問い合わせてみる
について紹介させていただきました。
育児をしている時の、腱鞘炎、肩こり、腰痛はとても辛いものですよね。そんな時でも安心して貼ることが出来る湿布で日頃の疲れを癒してみませんか。
赤ちゃんへの影響を考えると心配になることも多いですが悪化してしまってからではママも大変です!私も実際に放置してひどくなってしまったことで、精神的にも参ってしまいました。そうなる前に母乳を通して赤ちゃんに影響のない湿布も沢山ありますので早めに活用するといいですね。