一年の節目にパートナーの実家に帰省する方も多いですよね、そんなときに気になるのが手土産ですよね。
「気の利いた嫁と思われたい!」
「どんなものを持っていったらいいのかな?」
「いつ渡したら大袈裟にならずスマートかな」
「あ、そういえば喪中だったっけ?お供えとは別にした方がいいかな」
・・・嫁として悩みは尽きませんね。結婚して十年たった今も私もいつも頭を抱えています。
そこで今回は、パートナーの実家に帰省する嫁が抑えるべきポイントついて調べてみましたよ。
- お正月の帰省の手土産!のしって必要なの?
- お正月の手土産の選び方のポイント
- 手土産を渡すタイミングは?
- 喪中の場合は?
この基本ポイントをしっかり押さえて、ソツなくデキる嫁をアピールしましょう!ではいきますよ~!
目次
お正月の手土産の選び方のポイント
実家への手土産のおすすめは?
- 住んでいる土地の特産品
- 定番土産
- ご両親の好きなもの
お酒の好きなご両親にはお酒も候補に入れると気の利いた印象に。
デパ地下に行くと、お正月用の金箔入りのお茶や新年あいさつのプリント入りのおせんべいなど、各社工夫を凝らした手土産を見かけますね。私も初めての帰省の時は、メモ片手にデパ地下をうろうろしました。
親戚・友人への手土産におすすめなのは?
- 日持ちのする菓子折り
がおすすめです。万人受けする和菓子・干菓子・焼菓子が良いでしょう。
手土産がどんな場所・状況で開封されるか分からない場合も。「食べきれないから、みんな持って帰って!」とその場にいる親戚で分け合う可能性があるので箱の中で小分け包装されたものを選びましょう。かさばらず、日持ちもする海苔や佃煮、お茶なども喜ばれるでしょう。
手土産の相場は?
1000円~3000円でよいでしょう。渡す相手の親しさや家族の人数なども考えて用意しましょう。結婚したら自分の実家に帰るときも「夫から」と手土産を用意すると、旦那さんの株が上がりますよ。
賞味期限にご注意!
私の体験ですが、あまり繁盛していなさそうなお店で慌てて購入したお土産、すでに賞味期限が切れていた!ということも。外箱の賞味期限は必ずチェックを!
以来、菓子店などでは店員さんにかならず賞味期限を聞いています。帰省の翌日、翌々日と親戚回りをするので、スケジュールと照らし合わせて賞味期限が切れないような手土産を用意します。
私が注意していること
超高齢化社会の日本!嫁いで10年がたち、80代だったおばあちゃんは90代のひいばあちゃんになりました。日持ちするものにおせんべいや、ナッツ入りの菓子などがあげられますが、固すぎて食べられない!と言われたことがあります。独居しているので餅菓子も厳禁!
食べるのがお年寄りと分かっている場合はやわらかいカステラや、お饅頭を。お供えしていて忘れそう、という方にはお茶やお茶漬け海苔などを選びましょうね。
高齢者のお土産におすすめなのは
- カステラ
- お饅頭
- お茶
- お茶漬け海苔
NGなものは
- せんべい
- ナッツ入りのお菓子
- 餅菓子
また、親戚のお子さんにアレルギーがあるので、アレルゲンが含まれていない手土産をいつも用意しています。
毎年同じ手土産でいいや、と思わず、常に受け取る人の年齢や家族構成を考えて、お土産選びをしましょう。
お正月の帰省の手土産!のしって必要なの?
のしはご両親に差し上げるものにはあってもなくてもOK。
のしはあった方が丁寧な印象になりますが、回数を重ねて親しくなると「いつまでも水くさい」「他人のようでさみしい」という印象も与えてしまいます。
帰省を重ねて打ち解けてきたら、のしは省略して、心の近さをアピールしましょう。
定番のご両親が好きなもの・住んでいる土地の特産品もいいですが、自分やパートナーが美味しいと思うお店のお菓子や果物なども、話のタネになりますよ。
のしの表書きは?
親戚用・来客用には紅白の水引に蝶結びののしをかけておきましょう。表書きは「お年賀」「御年賀」「賀正」「御年始」 とし、夫の名前を下に書きましょう。
内のし・外のし?
内のし・外のしはどちらでも構いませんが、外のしが丁寧な印象。長距離移動されるかたは内のしの方が途中ではがれたり破れたりする心配がないのでベターです。
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手土産を渡すタイミングは?
ベストタイミングは、室内に通されて、正式にご挨拶が済んだ直後です。
子供がいるとドタバタしていて改まれないこともありますよね、そんなときも最低限風呂敷や紙袋は外して渡しましょうね。
喪中の場合は?
手土産とお供えは分けて考えましょう。お供えには外のしをかけ「御供」と表書きをし、フルネームを記名しましょう。
避けるべき品物は?
- 正月用の華やかな生菓子
- 金箔入りのお茶
正月用の華やかな生菓子、金箔入りのお茶などおめでたさを演出しているようなものはNG!あくまでも喪中ですから、おめでたい雰囲気のあるものは避けましょう。
また、御供えしているうちに賞味期限が切れてしまってはいけません。二週間~一か月日持ちするものを選びましょう。日持ちしないものであれば「日持ちしないので」と義母さんにしっかり伝えておきましょう。
お供えは別にした方がいい?
一緒にはできません。手土産とお供えは別です。お供えはご先祖様に、手土産はご両親に差し上げるものですね。
また、近々にお亡くなりになった方がいる場合はお金を用意するところもあるので、義母さんへ確認を。初盆(49日のご供養の後、初めてのお盆)は5,000円~10,000円、それ以外は3,000円~5,000円が多いようです。
お線香や柄入りろうそくなども礼儀正しさをアピールできますよ。
のしはどうする?
お供えには外のしをかけ「御供」と表書きをし、フルネームを記名しましょう。
水引は、地域によって違います。関東は黒白の水引、関西は黄白の水引が一般的。分からない場合はお姑さんに確認しておきましょう。
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まとめ
- のしはご両親に差し上げるものにはあってもなくてもOK。ご両親との親しさで決めて。
- 手土産の中身は、特産品や定番お土産、ご両親の好きなものを選びましょう。
- おうちに上がって正式なご挨拶がすんだ直後に渡しましょう。紙袋からは出しましょう。
- お供えと手土産は分けましょう。お供え物のルールは義母さんに確認しましょう。
- 思わぬ伏兵、親戚や来客の分も想定して余分に用意しておきましょう。
パートナーの実家はいわゆる核家族。さらに実家の実家に連れていかれ、そこには累々たる親戚が…!(キャー!)というのは私の話。
持参した手土産が足りるはずがなく…。「手土産なんて気にしないで」と言っていた義母も現地では嫁。「なんで用意してないのよ!」と必殺!手のひら返し!まさしく「聞いてないよぉ~(ToT)」状態(苦笑)そんな嫁スタートだった私です。
みなさんはしっかり夫を尋問し、義母とコミュニケーションをとり「現地でどこに行き、誰に会うのか、どういうグレードのものが何個いるのか」を把握しておきましょうね!
いかがでしたでしょうか。基本はしっかりおさらいできましたか?これで「ソツなくデキる嫁」で新しい一年が迎えられそうですね!私も一嫁として、来年こそは!!(笑)