子どもをチャイルドシートに座らせないと、運転免許を1点減点されるってご存知でしたか?
子どもはチャイルドシートを嫌がるし、ちょっとの間だけだからって、つい膝の上に乗せたまま運転してしまったり、、、などしていませんか???
チャイルドシート装着違反は、一般違反行為の「座席ベルト装着義務違反」に当たるんです!
とは言ってもすこし面倒くさいのがチャイルドシート。
そこで、子どものチャイルドシートはいつまで使用しないといけないのか調べてみました。
目次
チャイルドシートはいつまでする?
2000年4月1日から使用が義務化されたチャイルドシート。
チャイルドシートは「乳児~5歳までは義務化」されています。
道路交通法で「6歳未満の幼児」と定められており、違反した場合の違反点数は1点です!
ただし反則金は取られません。
JAFの調査によると、チャイルドシートの使用率は、
- 1歳未満:81.2%
- 1~4歳:62.1%
- 5歳:38.1%
という結果になったそうです。
我が家の娘も、例に漏れずチャイルドシートが大嫌いですが、「チャイルドシートに座らないなら、お出かけしない!」というルールで絶対装着しています。
世間では意外と装着しないで運転してしまう方が多いんですね。
ジュニアシートって必要?
義務が5歳までなのだから、子どもが6歳になったら、もうチャイルドシートやジュニアシートを使わなくてもいいのか?
答えは“No!!!”です。
ジュニアシートの目的は、
- 座席を上げて、背の高さを補う
- 腰ベルトの位置を子どものでん部に合わせる
以上により、大人用のシートベルトが使えるようになります。
チャイルドシートからジュニアシートに切り替わるのは、個人差もありますが、だいたい4~5歳くらいだそうです。
6歳未満が義務となっているため、新しいものを買っても1年くらいしか使わないのなら、、、と買わない選択をされる方も多いようです。
しかし車のシートベルトは、大人が装着することを前提に設計されていますし、その適合身長は140㎝前後以上です。
道路交通法で定められた“最低限”の期間を義務するのではなく、子どもの体型に合わせて安全を確保してあげてください。
幼児に大人用シートベルトをしてもいい?
車のシートベルトは、先にも言いましたが、適合身長は140㎝前後以上です。
ジェットコースターなども、適合身長に達していないと乗れないですよね。
シートベルトも同様で、適合身長に満たない子どもがシートベルトを使うと、肩ベルトが首にかかったり、腰ベルトがお腹にかかってしまいます。
この状態で万一事故に合うと、シートをすり抜けて放り出される恐れもあり、大人以上に危険な事態になる可能性が高いですので、大人用を使用するのは避けてください。
ジュニアシートの多くは体重36㎏まで使えます。
チャイルドシートに比べてかなりコンパクトになっていますし、子どもの安全のためにジュニアシートの着用をおすすめします。
最後に
人の車に乗せてもらったり、ちょっとそこまでというと、つい横着をしてチャイルドシートなしで行ってしまうこともありますね。
子どもに知恵がついてくると、自分でシートを外してしまったり。
運転するママなら誰もが苦労するチャイルドシートですが、警察に見つかって減点されるのも嫌ですし、万一の事故のことも考えると、やはりきちんとチャイルドシート、ジュニアシートを着用したいですね。
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