インフルエンザといえば「タミフル」「リレンザ」などのお薬ですね。

でも、タミフルを使うようになってから、特に子供への影響が大きく、飛び降りなどの異常行動が見られました。

そのため、最近は10代以上の子供への投与は避けられ、別の薬を使用することが多くなってきました。
また、子供へ投与する場合は、異常行動が出ないか気をつけておいてくださいと言われます。そんなタミフル、大人も子供もできれば飲みたくないですよね。

タミフルを飲まないで治すことはできるのでしょうか。 また、飲まなかった場合、どうなるのでしょうか。

そんな疑問について考えてみました。


目次

インフルエンザ タミフルを飲まずに治せる?

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結論から言うと、インフルエンザはタミフルがなくても治ります。

インフルエンザは風邪の一種です。 健康な人の場合であれば、あったかくして安静にしていれば、治ります。

タミフルは2001年頃からインフルエンザの特効薬として日本でも使用されるようになりました。
それまではタミフルはなかったのですから。

タミフルの効果って?

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タミフルは、インフルエンザのウイルスの増殖を防ぐ効果があります。 ですから、インフルエンザの症状を抑え、症状が出る期間を短縮してくれます。
ただし、インフルエンザが発症してから48時間以内に服用しなければ効果はありません。

症状が出る期間を短縮してくれますが、その期間は成人で平均16.8時間。 持病のない子供で平均29時間だそうです。

1日程度短縮できるけれど、副作用の異常行動が出るかもしれない危険性もあります。

私なら、1日長引いてもタミフルを使わずに治したいと思ってしまいますが皆さんはどうでしょうか。

リレンザはどうなの?

タミフルで異常行動が問題になってからはリレンザを処方されるようになりましたが、リレンザも熱せんもうや飛び降りや転落などの異常行動が見られたという報告があります。

リレンザの場合でもやはり、異常行動には気をつけなければならないようです。

乳児へのタミフルの使用は?

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1歳未満の乳児へのタミフルの使用は今のところ安全性が確認されていません。 生後7日のラットへの投与実験では重篤な副作用が見られたそうです。

妊婦や授乳している人へのタミフル使用は?

 

妊婦さんや授乳中の場合も安全性は確立していません。 授乳中の方の場合は、タミフルを使用する場合、授乳はしないでください。
授乳の再開は服用が終わってから48時間後からだそうです。

さいごに・・・

インフルエンザは、風邪の一種です。

持病などで免疫や体力が弱っている場合をのぞいては、恐ろしい病気ではありません。

タミフルも2001年頃から使用されはじめた新しい薬で、それまではインフルエンザにかかっても普通の風邪と同じ治療でした。

タミフルやリレンザを服用することによって症状が1日程度早く改善するだけです。

副作用などのことを考慮するとタミフルなどの薬を使わずに治すほうが安全ということです。

心配されるインフルエンザ脳症も、タミフルを服用した時と服用しなかった時の発症率は変わらないようです。
脳症の発症率が変わらないのであれば、副作用のことを考えるとやはり飲まないほうがよいと思います。

薬を使わずに自力でウイルスと戦うことで免疫力が高くなります。
ウイルスへの経験値を高めることで強い体を作ることができるので、インフルエンザでもタミフルを使わずに治すほうがよいと私は思っています。

お子さんにタミフルを処方されたものの、飲ませたくないと思っている方は多いと思います。
飲む不安と飲まない不安。 本当によくわかります。

でもどちらの不安が安心かというと、飲まない方が安全なのは明白です。 ただ、症状が長引くので見ていてかわいそうと思ってしまいますが、子供は大人よりも強いのです。

しっかりと病気と闘って強い体を作ってあげてくださいね。

byさっちん



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