我が子の初めての入園式、親も子供もドキドキされていることでしょう。特に初めてのお子さんでこういう場も初めて、というお母さんはどんな服装で行けばよいのか?場違いなスタイルをして浮きたくない!などと不安も多いと思います。
私自身、子供の入園式前、どういうものを買えばよいのか?他ともかぶりたくないし、おばさんっぽくもなりたくないし、子供の入園を喜ぶと共に初めてのママ友が出来るであろう場なので第一印象で失敗したくないと悩みました。
どういった服装選びが失敗しないか、年代別のスーツの選び方や失敗談をご紹介していきたいと思います。
目次
入園式のママの服装 年代別 スーツ・ワンピースの選び方
年齢層になっていますので、その年代に応じた失敗したくないポイントをおさえていきましょう。
20代ママ
- スカートの長さは膝が隠れる長さか、ほんの少し膝が出るか出ないかくらいの長さに
- パンツスーツでもOK
- 派手すぎる装飾はNG
失敗例として多く見かけるのが、スカートの丈の長さです。若いんだから出せるものは出していきたいという方もいらっしゃるかもしれませんが、ここは子供が主役の入園式です。親が目立ちすぎてはもともこもありません。
あくまでもこういう場でのスカート丈は膝が隠れる長さが基本ですが、どうしても長いスカートには抵抗あるという方は、せめてほんの少し膝が出るか出ないか位の長さにおさえましょう。
スカートの長さがどうしても抵抗があるという場合はパンツスーツでも構いません。ですが、やはり服装で他の母親から「あのお母さんは若いから」という風に見られないためにも、スカート丈は気にされた方が良いでしょう。
私が経験した子供の入園式で見たお母さんは、髪の毛は金髪に近い明るい色味に、ジャラジャラとロングネックレスを数本というファッションで、明らかに他からは浮いて見え、残念なことにいくらきちんとした常識のあるお母様でも、初めの印象は後をひき、「あのお母さんって入園式で悪目立ちしてた人よね」と後々ずっとそういう印象が残ってしまい付き合いにくくなってしまうという場合もあるので気を付けた方が良いでしょう。
30代ママ
- 20代とは違う上品さを
- コサージュをつけ華やかさを演出
- 平凡になりすぎず少し個性を
ある程度落ち着いた年齢になり、20代とはまた違った上品な感じを選ぶことがポイントです。
20代では付けることが少ないコサージュも落ち着いたお母様は好まれることも多いでしょう。
また、この年代で失敗例として見られるのが、落ち着きを求めるあまりに全体的に黒が多く暗い印象になってしまうことです。入園式は華やかな門出な場でもあるので、黒いワンピースの場合は少し華やかなコサージュにしたり、ジャケットは真っ黒ではなくツイードにしたりと少し明るめの装いを心掛けましょう。
ここで知人の失敗談を。最近では、どのデパートやショッピングセンターでもジャケット・スカート・ワンピースやプラスもう一着形違いのジャケットなどという数点セットで販売されているものも多く目にされると思います。
こういた組み合わせのものは、入園式、発表会や学校行事に、卒園式と、組み合わせ次第で印象が違うため、使い分けをできるのがメリットですが、人とかぶってしまうとう難点があり、同じ服装をした人が数人いて気まずい思いをしたという知人は、せめてコサージュくらい買い足して個性を出せば良かったと・・・
40代ママ
- 大人の余裕が見える高級感を
- おばさんっぽく見えるチュニックはNG
- 10年前のスーツは着ない
30代ママより更に落ち着き、大人の余裕を見せたいという方が多くなります。失敗談として、体系を隠したファッションを求めるあまりチュニック系のものにし、おばさんっぽさを強調してしまったという場合もあるのでお勧めはできません。
また、一昔前を着て他と明らかにデザインが違い浮いてしまったという場合も。スーツにも流行がありますので10年以上昔のものであれば避けた方がいいでしょう。
40代が重視して頂きたいのは高級感や品の良さです。コサージュに生花を用いた物を使ったり、着物で上品さ華やかさを演出するのもよいでしょう。
妊娠中の場合
- マタニティーワンピースがベスト
- 普通のワンピースの場合は裾の長さを気にして
- きちんと感をジャケットやロングパールネックレスで演出
幼稚園や保育園の入園式を迎えるお子さんを持つお母さんの場合、妊娠中という方も多く、スーツは着れないため服装選びに困ってらっしゃるという場合もあると思います。
私自身、上の子の入園式に妊娠7カ月で、しかも臨月並みにお腹が大きく服装選びに苦労しました。
マタニティースーツを買っても次に使える機会はないかもしれない・・・という方におすすめなのが、マタニティワンピースです。最近のマタニティワンピースは授乳口もついていて、産後も使え、スーツではその時限りになりがちでも、ワンピースだとちょっとしたお呼ばれや、子供の発表会にも使え、授乳口のあるものだと赤ちゃんを連れてのお出かけでも困りません。
また、普通のワンピースを着たいという方が気を付けなければいけない点が、ワンピースのスカートの前がお腹が出ているため上がりすぎてて、前から見たら前の部分だけミニになっていておかしいということになるので、普通のワンピースの場合は裾の長さを気にしてください。
そして、入園式という場、いくら妊娠中といえどもきちんと感は出して頂きたいので、上からジャケットを羽織ったり、ロングパールネックレスをつけてお腹に視線がいかないようにするのもポイントです。
靴の選び方は?
また、色は黒にこだわらず、スーツに合わせた淡い色味を選んでも素敵です。
バッグの選び方は?
最近の傾向として多いのがブランドバッグです。しかし、そういうものは正直入園式という場では相応しくありません。いくら高級品でも、マナーとしてみると、カジュアルとフォーマルは別です。
また、大きくはないフォーマルバッグには入園式後のクラスに分かれての説明などでもらう書類などが入らないため、サブバッグとしてフォーマルバッグと似た系統のキレイめバッグや、折りたためる素材のエコバッグやきれいな紙袋を用意しておくのもおすすめです。
関連記事)
まとめ
- スカートは膝丈が基本
- 少し華やかな雰囲気を
- スーツにも流行がある
- 年代別のスーツの選び方のポイントをおさえる
- 靴のヒールは5cm前後
- ブランドバッグは極力NGフォーマルバッグを
- 妊娠中でもワンピースにジャケットなど、きちんと感を
入園式は新たな出会いと新生活の始まりという希望に満ちたお祝いの四季ですので、春らしい華やかさのある服装を心掛けることがポイントです。
入園式当日、天候にも恵まれ、親子で桜の木の下晴れやかな気持ちで門出の日が迎えられますように。