妊娠中、約7割の妊婦さんに出てしまうといわれている妊娠線。
実は私にもできました・・・妊娠中ケアしていたにもかかわらず！
消せるものなら消したい！
同じ気持ちの人、きっと多いですよね。
でも一度できてしまった妊娠線、跡形もなく消す方法ってあるのでしょうか？
また実は妊娠線っておなか以外にもできるって知っていましたか？
今回は私自身も試した方法も含め、できてしまった妊娠線にショックを受けている産後ママに試してほしい方法をどどーんと5つ紹介していきます！
また妊娠線ができるメカニズムや、線の種類、できる場所にも触れていますよ。
ぜひぜひ、参考にしてください！
目次
妊娠線が消えるかも？！試してほしい5つの方法
一度できてしまうと、なかなか完全に消すことができないと言われている妊娠線。
でもやはり諦めたくありませんよね。
そこで、何とかしたい！
と悩みをかかえるママのために、産後にすべき妊娠線を消すための5つの方法はこちら。
- レーザー治療
- 妊娠線専用クリーム
- 馬油
- アットノン
- ニベア
効果の程は個人差があり人それぞれですが、私自身かなり薄く目立たなくすることのできた、心強いケアの方法です。
レーザー治療
レーザー治療は妊娠線の傷ついた患部にレーザーを照射することによって、肌にあるコラーゲンを活性化させ、肌の再生を促す効果があると言われています。
妊娠線の肉割れの深さによって個人差はありますが、比較的早く妊娠線を薄くすることができます。
レーザーは熱で再生させる方法のため、表皮は火傷をしている状態です。
しっかりとした技術を持っているクリニックで治療しなければ危険性も高くなってしまいます。
また、一度では完全に消すことはできず、最低でも5～6回は通院しなければなりません。
妊娠線専用クリーム
産前産後両方に使える妊娠線予防クリーム。
実は、妊娠線ってお腹にしかできないと思っていたのです。
驚くことに私の妊娠線はお腹にできず、太ももに現れてしまいました。
そのほか別の場所にもできてしまう人もいるそうです。
妊娠線のできる個所については後で詳しく紹介していきますね。
妊娠線専用のクリームには肌の伸びを良くし断裂を防ぐ効果があると言われているシラノール誘導体という成分が含まれていることが多いです。
クリームを根気よく塗り、傷ついた妊娠線の患部に保湿を促すことが大切！
ドラッグストアに売られている市販のクリームよりは少しお高くなってしまいますが、確実に妊娠線を薄くしたい場合はオススメです。
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馬油
はじめて聞きました！
母乳の出を良くするために馬油でマッサージするというのはよく聞くのですが。
実はできてしまった妊娠線を消すために馬油も効果が高いそうです。
馬油というのは馬のたてがみや皮下脂肪から取り出された脂のこと。
人の皮膚に存在する角質細胞間脂質に非常に近いため、肌の内部にまで浸透するという特徴があります。
馬油に含まれるリノレン酸という成分が血行を促進し、妊娠線の原因である真皮の炎症に浸透し消炎作用が働きます。
そのため妊娠線を消すことが期待できると言われているんです。
また、馬の脂ということもあり無添加ですから安心して使用できることも母乳育児をされているお母さんにとっては嬉しいですね。
アットノン
CMでお馴染みの小林製薬アットノン。
傷跡に効くと有名ですが、実は妊娠線を消すために使ってる人も多いとか。
アットノンはこんな傷に効く！
- 赤み・赤茶色・赤黒い色が残っている傷
- 赤み・赤茶色・赤黒い色のある、もり上がり感や突っ張り感が残っている傷
一方効かない傷は！
- まだ傷が乾いておらずジュクジュクしている
- 乾いたかさぶたができている
- 薄ピンクの皮がピンと張っている
- その部分だけ肌が白っぽく脱色している
上記の通りだとすると、
妊娠線ができてしまった直後の亀裂が入った時点、つまり妊娠中の傷→効果は期待できない
産後1年以上経過して赤茶色から白色に変化した妊娠線はすでに成熟した傷跡とみなされる→効果は期待できない
けれど、妊娠線でショックをうけている出産直後のママにとって一番効果がある、ということになりますね。
馬油や妊娠線予防クリームと違って、さらっとした透明ジェルタイプで、塗りやすそうです。
また1,300円前後とお買い求めやすい価格！
出産直後のまさに妊娠線で悩んでいるあなたにオススメです。
ニベア
誰もが知っているニベア。
これもまた妊娠線に効くクリームとして人気が高い商品です。
ニベアは肌に潤いをあたえるホホバオイルとスクワランが配合されていて、しっとりとした素肌を保つスキンケアクリーム。
妊娠線専用クリームは肉割れに特化したシラノール誘導体という成分が配合されていることが多いです。
ニベアにはその成分は含まれていませんが、『保湿』に関してはひけをとりません。
そして何といってもニベアの特徴は、そのコストパフォーマンスの高さにあると言えます。
妊娠線専用のケアクリームは1本4,000円から10,000円位するものが多いですが、ニベアは同じような成分が配合されているにも関わらず、同量を500円前後で買えてしまいます。
もし妊娠線には効果がなかったとしても産まれてきた赤ちゃんのマッサージや保湿ケアにも使えますから、試す価値は大いにあると思います。
妊娠線ってどうしてできるの？
そもそも、妊娠線って何でできてしまうのだろう、と疑問になりませんか？
実は皮膚の断裂によってできる傷、それが『妊娠線』なのです。
皮膚は表皮・真皮・皮下組織の三層からできています。
一番上の層の表皮は弾力性があり、傷がついてもすぐ元通りに。
確かにけがをしてもいつの間にかかさぶたになり元通りになっていますよね。
しかし、表皮の下の真皮やさらに下の皮下組織は一度傷つくとなかなか治りにくいと言われています。
妊娠中は急激な体重増加により皮膚の伸びが追い付かず、弾力性があまりない真皮と皮下組織は引っ張られると裂けてしまいます。
その断裂し傷ついた個所から毛細血管が透けて赤紫色の線状班が現れます。
これが『妊娠線』と呼ばれるものになるのです。
妊娠線にも種類があるって知っていた？
妊娠線には以下の3つの種類があります。
- 新妊娠線
- 旧妊娠線
- 正中線
新妊娠線とは
妊娠中にできる妊娠線のことで、皮膚の断裂によりできた毛細血管の赤みが、透けて皮膚に出てきてしまう状態のことをいいます。
旧妊娠線とは
妊娠中にできた新妊娠線が出産した後に瘢痕化（はんこんか）して白っぽくなった状態のことをいいます。
正中線とは
妊娠4ヶ月頃からお腹の真ん中にできる縦の線の事をいいます。
正中線は、ホルモンバランスの変化によりメラニン色素が沈着して出てくるものです。
でも真皮や皮下組織が断裂したわけではないので、出産後自然と目立たなくなっていきます。
私はお腹にたっぷり妊娠線専用クリームを塗っていたから跡形もなく消えたのかな、と思っています。
また出産後、新妊娠線をケアせず、第二子第三子と妊娠していくと、皮膚にはたくさんの新妊娠線から旧妊娠線に変化した妊娠線の痕が残ってしまいます。
旧妊娠線のように、瘢痕化したあとの線はなかなか消しにくいと言われています。
ふと気付いた時には、シワシワの肌、ボコボコの肌触り、白っぽいひっかき傷のような痕がたくさんできているかもしれません。
出産を終えてからのケアは子育ても重なり自分に使える時間やお金の余裕もなくなり、とても大変です。
妊娠線を消すために、たくさんの労力が必要となります。
妊娠線ができるのはお腹だけ？私の体験談！
お腹以外にもできる妊娠線について、私の体験を少しご紹介しますね。
第一子を妊娠した時の事です。お腹が大きくなり始めた5ヶ月頃から、ちょっと高価な妊娠線専用の予防クリームを購入し、毎日入浴後お腹に塗布することを開始しました。
保湿効果もあるので、もともと乾燥肌だった私はこのクリームを塗り始めてからかゆみが消え、本当に快適に妊婦生活を送ることができたのです。そのおかげか、妊娠中お腹には正中線以外現れず安心していました。
そして出産から数週間過ぎた頃…トイレに座ってふと自分の太ももつけね辺りを見たとき・・・衝撃が。
私にもあるではないか、ひび割れたようなあとが（泣）
もう本当にショックでした。あんなに妊娠線予防対策をとっていたのに、大きくなったお腹の下はまったく見えず妊娠線ができていること気付いていませんでした。
調べていくと、お腹以外に、
- 胸
- 太もも
- おしり
- 腰回り
- 二の腕
などにも妊娠線ができるということがわかりました。
幸い私は太ももに数本筋が出ただけですんだので、余っていた妊娠線専用クリームをたっぷり塗り、今ではほとんどわからない状態に。
妊娠中の方はぜひお腹以外の胸や太ももやお尻さらには二の腕なども、しっかりと保湿してあげましょう。
最後に
- 妊娠線を消すのに効果があるかもしれない方法は、レーザー治療、妊娠線専用クリーム、馬油、アットノン、ニベアの5つ！
- 妊娠線は急激な体重増加により皮膚の伸びが追い付かずにできてしまう！
- 妊娠線には種類があるので、それぞれに合ったケアやタイミングで！
- 妊娠線はお腹以外にもできることがあるので注意を！
以上妊娠線に関する疑問を調べてみましたが、いかがでしたか？
私は産後も妊娠線専用クリームを使用していましたが、ニベアや馬油など普段何気なく使っている商品まで妊娠線を消す効果があるなんて驚きました。
価格や期間などさまざまですし、効果には個人差もあると思いますが、ぜひご自身に合った方法を試してみてください。
