高齢出産だとダウン症のリスクが高くなると聞きますよね。妊娠中はただでさえ出産やこれからの子育てに不安を抱えています。

ダウン症とは、染色体の異常による病気で、精神発達の遅れや特有の顔立ち、多発奇形が見られる症候群の事をいいます。根本的な治療がまだないため、症状に応じた治療がされ、平均寿命は約50歳と言われているようです。

そのようなダウン症はエコーでわかるのか、特徴はあるのかなどについてお話したいと思います。


目次

ダウン症のエコー検査でわかる特徴は?

ダウン症1

ママ Aさん
ダウン症のエコー検査でわかる特徴はありますか?
先輩ママ Bさん
エコー検査でわかるダウン症の特徴としては、以下の事が言われています。

 

  • 首の後ろのむくみ(NT)が大きい
  • 心臓の形もしくは動きに異常がある
  • 鼻の骨に異常がある
  • 指に異常がある
  • 手足が短い
  • 頭が大きい

 

妊娠11週~13週に、首の後ろのむくみ(NT)が大きい(3.5mm以上)とダウン症の可能性を推定できるようですが、むくみを指摘されても、妊娠14週以降に消滅して、生理現象としてのむくみがほとんどのようです。

その他の心臓の異常などは、エコー検査でわからなかったり、正常値だったのにダウン症で産まれてくる場合もあるようなので、異常を指摘されたら、精密検査やカウンセリングを受けたほうがいいようです。

エコーは2Dよりも3D4Dの方がいい?

 

エコーの特徴
  • 2D=平面的に撮った写真
  • 3D=立体的に撮った写真
  • 4D=立体的に撮った動画

 

胎児を見る場合、2Dエコーも進化してきて、3Dとほぼ変わらないと言われています。

しかし、奇形は3Dの方が判断しやすいようなので、ダウン症の疑いを知るには、3Dのエコー検査を受けたほうがいいかもしれません。

4Dエコーは顔つきまでわかるので、ダウン症特有の顔つきかどうかわかる可能性もありますが、たまたまそういう風に映る場合もあるので、それだけでダウン症かどうかの確定はかなり難しいということになります。
ダウン症2

 

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ダウン症はエコー検査だけでわかる?

ダウン症3

 

ママ Aさん
ダウン症はエコー検査だけでわかるのでしょうか?
先輩ママ Bさん
先ほどお話したように、エコー検査だけでは、ダウン症かどうかはわからないです。

ダウン症かどうか調べるには、羊水検査や、血液検査を受けるとわかります。

羊水検査は、お腹から注射をして、羊水を採取してそれを調べるとほぼ確実にダウン症かどうかわかるようですが、母親に大きな負担がかかる上に、分析結果がわかるまでに時間がかかるなど、多くのデメリットがあります。

血液検査だけでわかる「新型出生前診断」は、保険が効かないため、高額の費用がかかるというデメリットがあります。

関連記事)胎児の首のむくみ(NT)とは?いつごろ見られる?原因は?

最後に

ダウン症4

何度も言いますが、エコーだけではダウン症の特徴を見ることはできても、ダウン症だと断定は出来ません。ダウン症かどうか詳しく知りたい場合は、さらに精密検査を受ける必要があります。

私も34歳で妊娠中ですが、年齢的にはダウン症の子供が産まれる可能性が高くなっていると思います。ですが、特に出生前の検査も受けていません。今のところ、順調にきていますが、産まれるまでダウン症の子供である可能性が0ではないのだと思うと少し不安になりますが、それは、ダウン症に限ったことではないですよね。

心配や悩みの尽きない妊婦生活ですが、出来るだけ前向きに過ごしていきたいものですね。

 

ママ Aさん
高齢出産になると気になるのがダウン症の事ですが、検査を受けるか受けないか、難しい判断になります。今回、エコー検査でわかることなど教えて頂き大変参考になりました。ありがとうございました。

by yozayuzu



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