ママ友
妊娠してからつわりがひどくて、毎日つらいの。
sayaka
私もつわりでだるいし、腰も痛くてつらいから、マタニティ鍼灸に通い始めたよ。
ママ友
普通の鍼灸治療とは違うの?
効果はある?
sayaka
私は通い始めてからとっても楽になったよ。

妊娠するとお腹が大きくなるにつれて、母体には色々な変化がでてきますよね。

  • むくみ
  • 腰痛
  • 肩こり

など、体のトラブルに悩んでいる妊婦さんも多いと思います。

でも妊娠中は通常のマッサージや整体院に行けないですし、薬もできるだけ避けたいですよね。

そんな妊婦さんにおすすめなのが、マタニティ鍼灸!
鍼灸治療にも産科の治療があることをご存知でしたか?

今回は、妊婦さんでも施術を受けられる鍼灸治療の効果と注意点を紹介します。


目次

妊婦の鍼灸の効果は?

鍼

sayaka
妊娠中は次から次へと体の不調やマイナートラブルが出てきますよね。
  • つわりがひどくてつらい
  • お腹や背中にはりを感じる
  • 足の冷え、むくみがつらい
  • 腰痛、肩こり、骨盤が痛い
  • 逆子が戻らない
  • 精神的に不安定な日が続き、ストレスを感じている
  • 安産につながることをしておきたい

ずっと健康だったのに、妊娠したら体の不調が出始めたという妊婦さんもいらっしゃいます。

そんな妊婦さんには、鍼灸治療をオススメします。

sayaka
妊娠中の鍼灸治療には、ママにも赤ちゃんにも期待できる効果があるんですよ。

母体への効果

  • 妊娠中の体の不調を予防、軽減させる
  • 出産時の痛みを軽減させる
  • 分娩時の体力を持続させる
  • 産後の母体回復を早める
  • 母乳の出を良くする
sayaka
 妊娠中から産後まで、ママには嬉しい効果ですね♪

胎児への効果

  • 血流促進により、より多く栄養をもらえる
  • 胃腸の丈夫な子に育つ
  • 無駄泣きの少ない赤ちゃんに育ちやすい
sayaka
胎児の時期のお手入れが、産まれてからの赤ちゃんにも良い影響があるのは嬉しい限りですね!

そもそも妊婦が鍼灸を受けてもいいの?

鍼 灸

デリケートで繊細な母体への鍼灸治療は、昔から受け継がれ、親しみ利用されてきました。

今では医学的に認められていることからも分かるように、体にやさしく、副作用のない鍼灸治療は、妊婦さんの体に良く合っている効果的な治療法なんです。

鍼灸治療は自分の意思ではコントロールできない自律神経にも作用するので、精神的に不安定な場合も効果が期待できます。

妊娠中に鍼灸を受けるときの注意点は?

sayaka
妊娠中に鍼灸治療を受ける場合、以下の4点に気を付けましょう。

かかりつけの医師と相談しながら通院する

定期健診

充分な知識を持って施術してもらえる鍼灸治療ですが、産婦人科医ではありません。

通院によって不調はケアしてもらえますが、時に妊娠が継続できなくなるようなリスクにつながることがあります。

妊娠中は体の不調だけでなく、妊娠時期特有のマイナートラブルに悩むことも多いので、マッサージや鍼灸治療で体が楽になりリフレッシュできると、妊婦さんは心身ともに救われますよね。

でも、そのせいで心配事が増えてしまっては意味がありません。

鍼灸治療を始めたとしても、産科の定期健診で元気な赤ちゃんの状態を確認しながら、かかりつけ医師はもちろん、自分の体とも相談しながら通院するようにしましょう。

鍼灸治療を受けたことが無い場合、初診は安定期に入ってから

鍼

今まで鍼灸治療を受けたことがない方は、妊娠初期に初診で鍼灸治療を始めることは避けましょう。

どれだけ基本的な診察が行える先生であっても、初めて治療を行う人にどんな反応が出るか予測することは難しいので、リスクの高い治療をしてしまう可能性があります。

その方に合ったちょうど良い具合の刺激や施術方法は、数回治療を重ねないと分かりづらいものなので、妊娠初期に初診で鍼灸治療を始めない方がいいでしょう。

ただし、継続して鍼灸治療を受けている方が妊娠した場合、先生はその方の体調や、治療によってどのような反応を起こすのか知っているので、無理な治療を行うことはありません。

患者さんも鍼灸に慣れているので、体調管理や安産のために鍼灸治療を受けることは問題ないと思いますが、かかりつけの産科医師と相談しながら、通院するようにしましょう。

妊婦さん向けの治療を行っている鍼灸院に通院する

妊娠中の体はとてもデリケートなので、妊婦さんは施術不可としている場合があります。

また、流産など妊娠継続が難しくなるツボもあるので、妊婦さん用のメニューがしっかりと用意されている鍼灸院を選ぶようにしましょう。

健康保険が適用されない場合がある

健康保険

特にマタニティマッサージは、リラクゼーションの一環と位置づけられ、健康保険が適用されない場合があります。

施術内容や時間によって費用が異なりますので、負担なく通院できる鍼灸院を選びましょう。

 

おまけ

ツボの本で紹介されている安産のツボを、妊婦さんの自己判断で試してはいけません!

安産のツボは人工流産にも使われることがあるそうなので、刺激方法によって安産にも流産にもつながるのです。

その刺激方法の使い分け方まで紹介されていることはまずないと思いますので、安易に試すことは絶対やめてくださいね。

妊娠中の鍼灸!私の場合

sayaka
実際に私がマタニティ鍼灸をはじめたきっかけと効果をご紹介します!

マタニティ鍼灸を受けたきっかけ

sayaka
ひどいつわりが落ち着いた妊娠後期、今度は腰痛がひどくなったので整体を訪ねたら・・・

妊娠中は診察できませんと断られてしまったのです。

妊娠中は市販の薬だけ飲まないようにすれば大丈夫だと思っていたので驚きましたが、運よく近所にマタニティ鍼灸を行っている先生がいたので、すぐに予約をしました。

どんな先生?

スポーツ選手の旦那さまと、スポーツキッズのお子さんがいる、女性鍼灸マッサージ師さん。

予約の電話から好対応。

初診で緊張していたせいか、聞かれる前から話し続けていた不安定な私の言葉を遮ることも否定することもなく、私の気持ちに寄り添った言葉をたくさんかけてくれて、心身ともにとても楽になり、すぐ先生に惚れてしまいました。

効果は?

アロマ足浴後、お腹の負担にならない姿勢で受けるマタニティマッサージは、気持ち良いを通り越してまさに天国!

熱くないお灸は、じんわりと温かさを感じる程度。

それだけで心もぽっと温まる気がしてきます。

sayaka
施術の合間には、普段の生活で注意するポイントや、自宅でできる簡単な体操なども教えてもらえます。

質問や相談をすると、鍼灸マッサージ師としての専門意見はもちろん、子育ても含めたご自身の経験もあわせて話を伺えるので、勉強になるし何度も気持ちを楽にしてもらいました。

sayaka
生活面、身体健康面、精神面と、すべてにおいて出産までの時間を支えてもらい、とても感謝しています。

さらにこちらの鍼灸院がありがたいのは、出産後もお世話になれること!

母乳マッサージと授乳指導、骨盤矯正、母体の産後ケアと、産後ママのためのメニューも充実しています。

小児鍼のコースもあるので、赤ちゃんと一緒に通院することもできるんです。

小児鍼ってどんなことするの?痛い?が気になる方はこちら→小児鍼の効果はなし?あり?実際に子供が体験してみました!

メニュー

sayaka
参考までに、私の通院する鍼灸院の妊婦さん向けコースをご紹介します。
  • 安産プログラム 5,000円
  • 逆子(骨盤位)の治療 6,000円
  • つわりの治療 5,000円
  • 陣痛よせの治療(予定日超過) 6,000円
  • マタニティマッサージ 50分5,000円、30分3,000円

まとめ

sayaka
今回の記事をまとめます。
  • 妊娠中でも鍼灸治療は可能
  • 母体全体を整える効果があるので、胎児の健康状態もよくなる
  • かかりつけの医師、自分の体調と相談しながら通院する
  • 初診の場合は、安定期に入ってから通院する
  • マタニティコースのある鍼灸院に通院する
  • 自分で安産のツボを試さない

 

妊婦さんの鍼灸治療は、安全で信頼できる治療のひとつ

妊婦さんにもお腹の赤ちゃんにも効果的と分かっていただけましたか?

お母さんとお腹の赤ちゃんはしっかりとつながっているので、体の不快症状やストレスは、そのままにしてはいけません!

つらい症状が改善されてお母さんが少しでも楽になると、お腹の赤ちゃんにとってもよい環境になります。

安産かどうかは、妊娠中の過ごし方にかかっています!

ママの生活に上手に鍼灸治療を取り入れて、心身ともに健康的なマタニティライフを送れますように。

by sayaka



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