子供枕

ママ
子供に枕って何歳から使ってもいいのかわかります?
先輩ママ
そう言われてみると何歳からがいいのでしょうか?

ママB
出産祝いに枕をいただいたんだけど、3ヶ月のうちの子にも使ってもいいのかな?
先輩ママ
ん〜ダメではないんでしょうがどうなんでしょうか?

今回はそんなママの疑問に徹底的にお答えしていきます!というのも、近年子供の枕事情には大きな変化が出てきているのをご存知でしたか?

私の周りだけでも、頭の形が良くなるからと私の子供は赤ちゃん時代によく使っていたドーナツ型の枕は「乳幼児突然死症候群」の原因になるからと使用を止めるように言っている方もいれば、使うべき!と、多数の声にズレがあります。

その他には安眠にいいから!と言われた枕を5歳になる甥っ子にプレゼントしたところ、寝相が悪すぎて枕なんて必要ではない!と叫ぶ姉がいたり、なんだか枕事情って様々で何が本当かわかりませんよね!そこで今回は

  • 枕って何歳から使用可能なの?
  • そもそも枕って必要なものなの?
  • うちの子寝相が悪いんだけど…
  • 低反発枕の使用って子供にとってはいいの?

などなど、今回は皆さんで子供の枕の使用に関して知っていこうではないでしょうか?と思い記事にしてみました。


目次

子供に枕って何歳から使ってもいいの?

子供枕

ズバリそれは3歳から使って良いでしょう!

乳幼児突然死症候群を防ぐため

 

ではその理由をもっと詳しくお話ししていきましょう。

先輩ママ
まずはじめに冒頭でも触れたこの乳幼児突然死症候群のことからお話しします!

乳幼児突然死症候群

別名「SIDS」Sudden Infant Death Syndrome(エスアイディエイやシッズやシズ)と呼ばれています。これは今まで元気に過ごしていたのに、眠っている間に突然亡くなってしまうことを言います。

現在でもその原因は解明されていませんが、0歳児に枕を使用することがSIDSの原因一つとして挙げられています!

先輩ママ
なぜ枕を使用することが死亡原因に繋がるのでしょうか?

それは柔らかい布団や枕を使用することでに背中や頭が布団との間で隙間がなくなることにより、体内に熱がこもってしまいます。そうなると子供の体温は上昇する一方です。いわゆる、うつ熱と呼ばれているものです。

うつ熱とは、高温状態を作ってしまうことにより起きる高熱のことを言います。

その他には、柔らかい枕が呼吸の妨げになる(窒息の原因)という理由が挙げられています。

0歳児はまだ体温調節機能がないのでこれが原因で死にいたるのではないか、とされています。ですので体温調整機能が身についてくるであろう1歳児以降にはこれが原因で亡くなるということは考え難いとのことですが稀に起きるケースもあるということは覚えておきましょう。

このことからも枕を安心して使用してできる年齢の基準は、「体温調整機能が十分な年齢=3歳前後以降が枕を使用しても良い年齢」と考えると、ママにとっては一番安心できますね!

ただし病院側の判断により、0歳児にも枕をおすすめされるケースがあります。その場合はしっかりご両親が説明を聞いた上で使用してください!

ママ
稀に起きてしまってからでは遅いので、心配性の私は3歳から使用することにします!
先輩ママ
そうですね!不安に感じるよりは安心できる基準を設けることで不安は解消されますね!!
ママ
なるほど!それは納得できます!

ではうちの甥っ子のように寝相が悪い子供は枕を使用できないことがほとんどですが、枕は絶対に必要なのでしょうか?

子供に枕ってそもそも必要?寝相の悪い子はどうする?

5歳児以降の子供にとっては枕を使用した方が子供の成長にはいい!とされています。

ママ
え?3歳からじゃないの?
先輩ママ
使用開始適正年齢と、使用をおすすめする年齢の違いですね!

3歳から使用できると書いたけれど、ホントの意味で枕を使うならおすすめは5歳からがちょうどいいということです。

先輩ママ
では枕が5歳前後から必要な理由はご存知ですか?

枕が必要な理由

それは睡眠の質は子供の成長を多きく左右するものだからです。その理由ズバリこれです!

睡眠中の体の姿勢を自然に保つため

 

先輩ママ
ではより詳しくお話ししますね
背骨への負担

本来S字のカーブ状態を保つことが安眠にはいいとされています。大人たちはすでに背骨がS字のカーブ状態にあるため仰向けに寝ると枕があった方が崩さずに眠れて楽な体勢を保つことができます。

ママ
では子供も同様なのでしょうか?

0~5歳前後の子供の背骨はまだまっすぐなC字状態にあるので枕をする方がかえって体に無理な負荷を与えてしまいます。よって背骨が徐々にS字になり始める5歳前後から使う方がいいとされています。

無理な姿勢で眠ると当然、睡眠不足になるだけではなく体をこわす可能性が出てきます!

ママ
なるほど!でも枕は使いたいけど寝相の悪い子にはどうしたら良いのでしょうか?
先輩ママ
まずは枕を使用したがらない理由を考えましょう

寝相の悪いお子様への枕の対処方法

本来安眠のための枕なのですから、寝相が悪いお子様や、枕が嫌いなお子様が枕を使用したがらないのは、お子さんにとってその枕が体に合っていない!と考える方が自然です。

体に合った枕を使うことによっていい睡眠につながるよう親がしっかり子供にあった枕を選別してあげることが大切なのかもしれません!

もちろん大人でも枕を嫌う人もいらっしゃいますので、無理にすすめることはありませんがっできるだけ体に合った枕を探してみるといいですね!

なかなかいいものが見つからない時には、タオルを丸めて頭の下に敷いてみてあげてください!その子にとって寝やすい高さが見つかります!

ママ
では大人にとってよく売れている低反発枕は子供にとってはいいものなのでしょうか?
先輩ママ
枕屋さんに聞いてみましょう!

関連記事:子供は何歳から一人で寝るの?大きくなると大変ってほんと?

子供に低反発の枕ってどうなの?

枕屋さん
子どもにとっても低反発枕はおすすめです
ママ
どうして子どもにとってもいいものなんでしょうか?

低反発がいい理由

以下の3つの理由によるものです。

  • 子どものサイズ、高さに合わせて設計されている
  • 通気性が良く出来ている
  • 寝相の悪さを改善できるように矯正効果が期待できる
ママ
これなら納得です!

一般的に子供用枕として売られている商品に比べて、子供用低反発枕は子供のことを考えてしっかり設計がされています。そのため低反発の枕は子供にとってもとてもオススメです。

枕屋さん
ただしブランドによっては通気性が良くないものも売られているので購入の際にはしっかり見極めて買いましょう。

まとめ

  • 枕を使用していいの適正年齢は3歳から
  • 5歳以降の子供には枕を使用した方が体にいい
  • 寝相の悪いお子様は枕の高さが体に合っていない可能性がある
  • いいものが見つからない場合にはタオルで作るお手製枕がオススメ
  • 子供にとっても低反発枕はオススメ

 

いかがでしたでしょうか?枕の使用に関しては私も知らないことが多く、特に乳幼児突然死症候群なんて聞いたことがなかっただけにびっくりな情報でした。

枕の使用は大人同様に子供にとってもいいものだということがわかりましたね!無理をすることはかえって子供の睡眠の妨げになるので、しっかりゆっくりお子様にあった枕を探してみてはいかがでしょうか?



関連記事はこちら